※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2020年11月8日、東京競馬場でアルゼンチン共和国杯(芝2500m)が行われました。
JRA公式のアルゼンチン共和国杯レース結果
2020年のアルゼンチン共和国杯を制したのは、オーソリティ
競走成績:6戦4勝(2020年11月8日現在)
オーソリティは青葉賞に続いて重賞連勝となりました。
青葉賞後に骨折が判明してダービーは不出走。
骨折後休み明けで古馬との初対決となりましたが、青葉賞で見せたレースのように、アルゼンチン共和国杯でも古馬相手に勝ちきりました。
2020年の3歳勢は、古馬相手では負けているレースが多く、コントレイル、サリオス以外のメンバーは、力が劣るのではないかとも言われていまして、僕自身もそう思っていたのですが、ここは何なく勝利しました。
次走はどこに行くんでしょうね。
ジャパンカップよりは有馬記念の方が面白そうです。
オーソリティの血統
父:オルフェーヴル
母:ロザリンド
母の父:シンボリクリスエス
血統表は以下の通り。
父はオルフェーヴル。
オルフェーヴル産駒らしくスタミナもあって、2500mも問題なかったですね。
ちなみに、馬名の由来が「権威、威信」で牡馬三冠を達成した父のような活躍を願って、とのことです。
母はロザリンドで母方の祖母がシーザリオです。
母は全兄にエピファネイア、半弟にリオンディーズ、サートゥルナーリアがいる良血血統です。
また、前日土曜日には、同じく半弟のグローブシアターが障害デビューして、見事に勝ちました。
シーザリオの血統は、今後益々活躍しそうですね。
レース映像
レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。
東京競馬場は内側の荒れが目立ってきていますね。
馬場:良
天候:曇り
レース時計:2:31.6
ラスト4F:47.5
ラスト3F:34.9
ミドルペース
レースのポイント
逃げたミュゼエイリアンが思ったよりも引っ張って縦長の展開になりました。
先行馬は軒並み失速で、逃げたミュゼエイリアンが10着、アールスター8着、オセアグレイト11着、バレリオ15着と、タフな展開になりましたね。
その中でオーソリティは大外だったが1コーナーまでで良い位置が取れたのが良かったですね。
この辺りの手綱さばきがルメールジョッキーは流石です。
道中もスムーズに運んで、直線はしっかり伸びて押し切りました。
直線は長く良い脚を使ってましたね。
ペースが流れていたのもオーソリティに味方したと思いますし、タフな流れでも先行して押し切るのは、スタミナがありそうです。
2着はラストドラフト。
中団から外に出して良く伸びました。
ノヴェリスト産駒で今の馬場はぴったりだったかもですね。
3着はサンアップルトン。
少し後ろ目の位置からでしたが、外に出して良く伸びました。
サンアップルトンは東京のスロー瞬発力勝負だと微妙かなと思いましたが、ペースが流れたのが良かったですね。
日経賞でも良い競馬をしていたように、中山なら重賞勝てそうです。
4着はユーキャンスマイル。
直線はちょっと狭くなって、外にも出せず伸びきれませんでした。
元々、次のジャパンカップが勝負だと思うので、叩いて次で期待したいです。
5着はタイセイトレイル。
前目に付けて良い競馬をしましたね。
もうちょっとスローになれば、チャンスあったかもです。
上位人気では2番人気サンレイポケットが6着。
内側から伸びてはいますが、外に出せればという感じでしたね。
ここは絶好かなと思いましたが、残念です。
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