【京王杯2歳ステークス 2020】モントライゼが父ダイワメジャー譲りのスピード持続力で重賞制覇

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※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2020年11月7日、東京競馬場で京王杯2歳ステークス(芝1400m)が行われました。
JRA公式の京王杯2歳ステークスレース結果

2020年の京王杯2歳ステークスを制したのは、モントライゼ

競走成績:4戦2勝(2020年11月7日現在)

モントライゼは前走小倉2歳Sは2着と、重賞制覇まであと一歩でしたが、京王杯2歳Sで見事に重賞初制覇となりました。

新馬戦こそ、ヨカヨカに負けてしまいましたが、未勝利を勝った時が2着に1秒7差という大差を付けて勝ったため、注目された一頭でした。

前走小倉2歳も強い競馬をしましたが、最後はメイケイエールに差され2着。
京王杯2歳Sでも先行して、今回は押し切りました。

次走は朝日杯フューチュリティステークスになりそうですが、あと1ハロン伸びて、どこまでやれるか楽しみです。

モントライゼの血統

父:ダイワメジャー
母:ムーングロウ
母の父:Nayef(ネイエフ)(ミスタープロスペクター系)

血統表は以下の通り。

モントライゼの血統
引用元:netkeiba.com

父はダイワメジャー。
モントライゼも、ダイワメジャー産駒特有のスピードの持続力で勝ちきりました。

ルメールジョッキーのインタビューでも、ダイワメジャー産駒のスピード持続力についてコメントされていて、詳しいんだなと関心しました。

母は海外で走って未勝利。

母の父Nayefは、チャンピオンS、ドバイシーマクラシック、プリンスオブウェールズSなどを勝った馬。

叔父にはMediceanがいます。
Mediceanは、エクリプスS、ロッキンジSなどを勝っています。

母系を見ると、欧州のスピードに優れた血統ですね。

レース映像

レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。

JRA公式の京王杯2歳Sレース結果

東京競馬場は内側の荒れが目立ってきていますね。

馬場:良
天候:曇り
レース時計:1:21.8
前半600m:34.7
ラスト4F:47.1
ラスト3F:34.7
前後半600mのラップバランス:34.7 – 34.7
前後半800mのラップバランス:47.1 – 47.1(ミドルペース)

レースのポイント

モントライゼはスタートも良くテンも速いので、2番手に付けられました。

直線は早めに先頭に立ちましたが、そこからのスピード持続力がありますね。
最後も抜かれそうで抜かせない勝負根性もありそうです。

1つ気になるのが、ルメールジョッキーがゴール後に首を捻っていましたが、なんだったのでしょうか?

2着はロードマックス。
上がり最速で追い込んできました。
道中もスムーズで、中団の外から外差し馬場の良いところを通れました。
溜める競馬も合いそうです。

3着はユングヴィ。
ロードマックスと同じように外から差してきて、強かったですね。
ミュゼスルタン産駒ということで、頑張って欲しいです。

4着はストライプ。
外に出せれば良かったのですが、ジャガードに寄られ、最後まで内でした。
伸びているだけに惜しかったですね。

5着はリフレイム。
枠入りに時間が掛かったり、パドックでは座りそうになるなど、まだまだ気性の面に課題がありますが、揉まれる競馬で5着なら及第点というところでしょうか。
アメリカンファラオ産駒なので、走る時と走らない時が両極端なのかもしれません。

僕はブルーシンフォニー、レガトゥス、リンゴアメに注目していました。

ブルーシンフォニーは8着。
出遅れて後ろからになりましたが、最後は思ったより伸びませんでした。
もうちょっとスローで瞬発力勝負になったほうが良いのかもですね。

レガトゥスは7着。
POGで指名している馬です。
スタートはあまり良くなく、道中はかなり行きたがっていましたね。
戸崎ジョッキーも「力んで走っていた」とコメントしていました。
もう少し長い距離でゆったり走れたほうが良さそうですが、どこまで気性が成長できるかですね。

リンゴアメは12着。
最後は止まっていたので、現状では1200mが良さそうです。

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