【東京スポーツ杯2歳ステークス 2020】ダノンザキッド2連勝!出世レースを制してクラシックが楽しみに

GⅢ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2020年11月23日、東京競馬場で東京スポーツ杯2歳ステークス(芝1800m)が行われました。
JRA公式の東京スポーツ杯2歳ステークスレース結果

2020年の東京スポーツ杯2歳ステークスを制したのは、ダノンザキッド

競走成績:2戦2勝(2020年11月23日現在)

ダノンザキッドは新馬戦に続いて連勝で、重賞初制覇となりました。

新馬戦はタイムも優秀で、馬なりもまま強い勝ち方だったので、人気になっていましたね。
まだまだ課題は多いかと思いますが、出世レースの東京スポーツ杯2歳Sを勝ったことで、2021年のクラシックが楽しみになりました。

東京スポーツ杯2歳Sの過去の代表的な勝ち馬は以下の通り、そうそうたるメンバーです。

  • ディープブリランテ(2011年)
  • イスラボニータ(2013年)
  • ワグネリアン(2017年)
  • コントレイル(2019年)

東京1800という舞台を勝ち切るというのは、皐月賞やダービーに直結しやすいんでしょうね。

ダノンザキッドは次走ホープフルSに向かうようです。
中山の4つのコーナーを経験させたいとのことですが、右回りに変わってどうなるかですね。
新馬戦が右回りでしたが、直線はうまく手前が替えられず、斜行していました。

あと、テンションが高く汗が目立っていたので、少頭数では問題なかったですが、多頭数になった時にうまくこなせるかですね。
新馬戦も14頭立てでしたが、外枠でスムーズだったので、まだまだ課題は多そうです。

ただ、そんな中でも直線は伸びて、しっかり勝ちきったので、どう成長していくか今後が楽しみです。

ダノンザキッドの血統

父:ジャスタウェイ
母:エピックラヴ
母の父:Dansili(ダンシリ)

血統表は以下の通り。

ダノンザキットの血統
引用元:netkeiba.com

父はジャスタウェイ。
ジャスタウェイ産駒はスピードがありそうですが、代表的なところだとヴェロックス、マスターフェンサー、アウィルアウェイなどがいます。

ジャスタウェイ自身もそうでしたが、ハーツクライ系なので、古馬になってからが本番って感じですかね。
産駒はGⅠにはあと一歩届いていないので、ダノンザキッドには期待しています。

母はフランスで走って2勝。

母の父はDansiliで、種牡馬としてはディープインパクトが出走した時に凱旋門賞を勝ったレイルリンクや、ハービンジャーを出して成功しています。
自身はマイルを走っていましたが、産駒は中長距離によっていますね。
母の父としてはダンチヒ系のスピードが強く出そうです。

半兄にミッキーブリランテ(父ディープブリランテ)がいます。

レース映像

レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。

JRA公式の東京スポーツ杯2歳Sレース結果

天候:曇り
馬場:良
レース時計:1:47.5
前半1000m:58.5
ラスト4F:47.0
ラスト3F:34.3
前後半600mのラップバランス:35.8 – 34.3
前後半800mのラップバランス:48.0 – 47.0(スローペース)

レースのポイント

スローで前有利の展開になりましたが、ダノンザキッドは好スタートから3番手につけて、そのまま押し切りました。
上がり最速の33秒5で、瞬発力勝負は得意そうですね。

2着はタイトルホルダー。
好スタートでしたが、ちょっと力んで走っていたようでした。
その中でもレインフロムヘヴンを先にいかせても、うまく走れたのは良かったと思います。
直線は切れ負けなので、新馬戦で走った中山の方が向いてそうです。
タイトルホルダーはメロディーレーンの半弟で、オルフェーヴルからドゥラメンテに変わるのは良さそうです。

3着はジュンブルースカイ。
輸送の影響もあったのか、馬体重が-10kgで、上がりは速かったが最後は一杯で、マイナス体重の影響もあったように見えました。

4着はプラチナトレジャー。
後方から上がりは速かったですが、位置取りの差となってしまいました。
母父クロフネなので、もうちょっと流れたほうが合いそうな気がします。
シンコウラブリイの牝系なので、個人的に頑張って欲しいです。

5着はヴェローチェオロ。
スタートはゲートにぶつかっていて、出遅れてしまいました。
一番外を回したので、最後は一杯になってしまいましたね。
中1週も厳しかったように思います。
ただ、ゴールドシップ産駒としては母父のタイキシャトルが効いているのか、スピードがありそうなので、今後も期待したいです。

2番人気ドゥラヴェルデは6着でした。
スタートでは立ち上がってしまい、出遅れ。
終始最内を走っていたのも影響したのか、直線は全く伸びませんでした。
ジョッキーのコメントを見ると、まだまだ若く、力を付けるのは先になりそうですね。

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