※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年12月4日、阪神競馬場でチャレンジカップ(芝2000m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2021年のチャレンジカップを制したのは、ソーヴァリアント
競走成績:9戦4勝(2021年12月4日現在)
ソーヴァリアントが重賞初制覇となりました。
春は弥生賞ディープインパクト記念で惜しくも4着、皐月賞の権利を逃すと、夏の札幌で2連勝。
この2連勝がいずれも強い勝ち方で注目されました。
秋はセントライト記念で2着。
セントライト記念後は疲労が残っていたため、菊花賞は回避していました。
チャレンジカップではジェラルディーナとの一騎打ちムードでしたが、終わってみれば完勝でした。
個人的には、POGで指名していた馬なので、POG期間は終わってしまいましたが、嬉しい勝利になりました。
来年は古馬になって一層楽しみですね。
2020年はレイパパレがチャレンジカップを勝って大阪杯を勝ちましたし、ソーヴァリアントにも期待したいです。
ソーヴァリアントの血統
父:オルフェーヴル
母:ソーマジック
母の父:シンボリクリスエス
血統表は以下の通り。
父はオルフェーヴル。
最近ではマルシュロレーヌが快挙を成し遂げました。
他には、ラッキーライラック、エポカドーロ、オーソリティ、ジャスティン、シャインガーネットなど多彩な産駒を出しています。
母ソーマジックは中央で4勝。
2008年のアネモネステークスを勝ち、桜花賞でも3着に入りました。
半兄にソーグリッタリング(父ステイゴールド)、半姉にマジックキャッスル(父ディープインパクト)がいます。
兄弟2頭も古馬になって活躍していますし、オルフェーヴル産駒なので、兄弟よりさらに、これからの馬という感じですかね。
レース映像
ソーヴァリアントは11番です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:2:01.0
ラスト4F:45.7
ラスト3F:34.0
前後半600mのラップバランス:38.2 – 34.0
前後半800mのラップバランス:50.7 – 45.7
前後半1000mのラップバランス:62.9 – 58.1(スローペース)
競馬場はいつも通りの阪神ですが、10月からのロング開催のため、Bコース変わりでも時計が掛かった感じですかね。
1着ソーヴァリアント 1番人気
番手から押し切り、ほぼ鞭も使わず、圧巻の走りでした。
オルフェーヴル×シンボリクリスエスという配合もぴったりだったと思います。
まだまだ成長の余地を残していると思うので、今後が楽しみですね。
これまで小回りで結果を残しているので、東京など直線が長いところになった時にどうか、というのがあると思います。
個人的には、オルフェーヴル産駒ですし、ラッキーライラックやオーソリティのように瞬発力が売りのような気がするので、むしろ東京とかの方が合いそうな気もしています。
来年は大阪杯や天皇賞秋、ジャパンカップあたりでも楽しみです。
2着ヒートオンビート 4番人気
中ほどを差してきました。
キングカメハメハ×ディープインパクトという配合は、こちらもぴったりでしたかね。
上がり勝負は良かったですが、2000mはちょっと短いような気もするので、2200〜2500m辺りが良さそうかなと思います。
3着ペルシアンナイト 5番人気
外から差してきました。
ハービンジャー×サンデーサイレンスという配合で、ペルシアンナイトも合ってましたかね。
だいぶ、ズブくなってきましたが、前走天皇賞秋から叩いて臨めたのも良かったと思います。
4着ジェラルディーナ 2番人気
内から差してきました。
内はちょっと厳しかった感じですかね。
行きっぷりがあまり良くなかった感じです。
秋華賞を目標に仕上げていて、ちょっとお釣りがなかったように感じました。
あと、ベストは1600〜1800mで、1F長い印象ですね。
5着スカーフェイス 8番人気
外から差してきました。
4コーナーはちょっと置いていかれ、外に出すロスがあり、もったいなかったです。
スズカマンボの牝系でスタミナがありそうです。
時計が掛かってくる馬場なら再度好走あるかなと思います。
6着マイネルウィルトス 3番人気
今回は切れ負けですね。
最近の走りは、状態が整っていなかった函館記念以外安定していますし、上がりが掛かる重賞なら、またチャンスがあるかなと思います。
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