※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年3月20日、中京競馬場でファルコンステークス(芝1400m)が行われました。
JRA公式のファルコンステークスレース結果
2021年のファルコンステークスを制したのは、ルークズネスト
競走成績:5戦2勝(2021年3月20日現在)
ルークズネストは重賞初制覇となりました。
前走シンザン記念は2着で、最後は良い脚を見せていました。
今回ファルコンステークスは、前走とは違って逃げる形になりました。
「極端な枠(1番枠)でしたから、どんなレースをするか色々考えていたのですが、馬が楽に出てくれたのでハナに行きました」とジョッキーもコメントしていました。
次走は引き続き幸ジョッキーとのコンビでNHKマイルカップに向かうようですね。
ファルコンステークスからは200mの距離延長になりますが、今回と同じようなレース振りができれば好勝負できそうです。
いよいよ春のGⅠシーズンですし、NHKマイルカップも待ち遠しいです。
ルークズネストの血統
父:モーリス
母:ヴィラ
母の父:ディープインパクト
血統表は以下の通り。

父はモーリス。
モーリス産駒はピクシーナイト、シゲルピンクルビーに続いて、3頭目の重賞勝ち馬です。
初年度産駒から活躍馬を出して、これからも期待できますね。
母ヴィラは中央で未勝利。
母の父はディープインパクト。
2代母のサミットヴィルは、サンチャリオットS2着、イギリスオークス、ヨークシャーオークス3着などGⅠでも活躍していて、2005年にはエリザベス女王杯に参戦してきました。(結果は16着)
ルークズネストはサンデーサイレンスの4×3のクロス、またリファール、ダンチヒのクロスもあって、スピードがありそうです。
レース映像
ルークズネストは1番(白色の帽子)です。
天候:曇り
馬場:良
レース時計:1:20.1
ラスト4F:46.4
ラスト3F:35.0
前後半600mのラップバランス:33.7 – 35.0
前後半800mのラップバランス:45.1 – 46.4(ハイペース)
レースのポイント
1着ルークズネスト
最後、1度は差されましたが、差し返したのはすごかったですね。
外のグレナディアガーズに併せにいったのが良かったのかなと思ったのですが、どうやら手綱を見失ったようで、ラッキーだったんですかね。
シンザン記念は前半掛かっていたので、距離短縮が良かったと思います。
これで再度マイルに戻ると、また掛かりそうな雰囲気はありますが、今回のように引っ張る展開だったら、チャンスはありそうです。
2着グレナディアガーズ
良いレース振りでしたが相手が1枚上でしたね。
休み明け初戦なら、まずまずかなと思います。
朝日杯フューチュリティステークスも強かったですし、3歳のマイル路線ではやっぱり上位ですね。
1度使って良くなりそうですし、次も期待したいと思います。
3着モントライゼ
中団からの競馬になりました。
スタートは良かったが、次を見据えてあえて下げた感じなんですかね。
4コーナーの時点ではこれはダメかと思いましたが、よく3着まで来たという感じです。
やっぱり控えるとこれが限界で、同じ戦法だとGⅠで厳しいのかなと思ってしまいます。
京王杯2歳Sのような競馬が合ってると思うんですが、マイルは長そうですし、どうでしょうか。
4着サルビア
前目から粘り込みました。
道中折り合えば良いレースができるのかもしれませんが、今回は前有利でしたかね。
5着インフィナイト
インフィナイトも前有利でしたかね。
ただ、良馬場でもこれだけ走れたのは良かったかなと思います。
4番人気ロードマックスは9着
前走シンザン記念が掛かっていたので、1400mになる今回はちょうど良いかなと思いましたが、ちょっとペースが速かったですかね。
もうちょっと落ち着いて脚が溜められれば良かったと思います。
5番人気ショックアクションは10着
ショックアクションもロードマックス同様、脚を溜められればという感じですね。
スローのレースで1度見たいですね。
ただ、近年新潟2歳Sの勝ち馬は、その後イマイチですし、今後は難しい可能性もありますね。
注目はファルヴォーレ6着
次走注目したいのは、ファルヴォーレですね。
道中は後ろ過ぎましたが、最後は良い脚でした。
前有利だったので、次走はもっとチャンスあるんじゃないかなと思います。
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