【フローラステークス 2021】クールキャットが重賞初制覇!長く良い脚を使って、東京は合いそう

2021フローラステークス GⅡ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年4月25日、東京競馬場でフローラステークス(芝2000m)が行われました。
JRA公式のフローラステークスレース結果

2021年のフローラステークスを制したのは、クールキャット

競走成績:5戦2勝(2021年4月25日現在)

クールキャットは重賞初制覇となりました。

アルテミスステークスやフラワーカップでも掲示板に入っていて、惜しい競馬をしていました。

特にフラワーカップでは脚を余していて、直線が長い方が合うと思っていたので、ぴったりでした。
また、跳びも大きくて、長く脚を使うタイプですね。

次はオークスに向かうと思います。距離が延びるのは良さそうです。
桜花賞組は強いと思いますが、どこまでやれるか注目したいと思います。

クールキャットの血統

父:スクリーンヒーロー
母:メジロトンキニーズ
母の父:ダンスインザダーク

血統表は以下の通り。

クールキャットの血統
引用元:netkeiba.com

父スクリーンヒーローは、代表産駒にモーリス。
スクリーンヒーローの父グラスワンダーが表しているように、ゴールドアクター、ジェネラーレウーノなど、中山を得意とする馬が多い印象です。

2020年のフローラステークスを勝ったウインマリリンもいて、2年連続でフローラステークス勝利です。

母メジロトンキニーズは2006年のダイヤモンドステークス2着など。

母の父ダンスインザダークは、母の父としては、ショウリュウムーン、ラブリーデイ、アルバート、ダイメイプリンセス、ユーキャンスマイルなどがいます。

半兄にトリオンフ(父タートルボウル)がいます。

サンデーサイレンスの3×3のクロスがあり、どうかなと思うところもありましたが、良い方向にいってそうですね。

レース映像

クールキャットは15番(桃色の帽子)です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

天候:曇
馬場:良
レース時計:1:59.4
ラスト4F:46.4
ラスト3F:33.8
前後半600mのラップバランス:35.2 – 33.8
前後半800mのラップバランス:47.3 – 46.4
前後半1000mのラップバランス:60.2 – 59.2(スローペース)

1着クールキャット 5番人気

長い直線が合っていました。
ルメールジョッキーはスタートから出していった、とコメントしていて、外枠からでしたが、乗り方が上手かったですね。

東京の開幕週で、前目に付けたほうが良いと考えていたんでしょう。

前述の通り、母系はスタミナがありそうで、距離が延びても良さそうです。
ゆくゆくは直線が長い競馬場のマイル〜中距離がベストですかね。

2着スライリー 14番人気

前目から良い立ち回りでした。
最後は内に斜行していましたが、なんとか2着を確保です。

前走クイーンカップがレベル高かったんですね。
不利もあったので10着でしたが、もうちょっと上の着順もあった感じでした。

菜の花賞ではアナザーリリックに勝っているので、やっぱり力があるんですね。

オルフェーヴル×ディープインパクトという血統なので、気性だけが気がかりですね。

3着ユーバーレーベン 2番人気

外に出したのは良かったが、外を回り過ぎました。
4コーナーでも中団だったので、開幕週の馬場では届かないですね。
ただ、スタート出たのは良かったと思います。

フローラステークスは2着までがオークスの優先出走権なので、この3着は痛いです。
オークスも良さそうですが、果たして出走できるかどうか・・・

4着メイサウザンアワー 6番人気

狭いところに割って入って伸びてきました。(ただし、過怠金10,000円)
赤松賞以来のレースで、さらに使って良くなりそうです。
東京は合ってそうでした。

フェアリードール牝系なので、今後の成長に期待ですかね。

5着ウインアグライア 7番人気

好スタートだったが、位置取りが後ろでした。
若駒ステークスのようなレースを期待していただけに、残念でした。

叩いて変わるか、というところですかね。
オークスでさらに距離が延びるのは良さそうです。

6着パープルレディー 3番人気

ユーバーレーベンのさらに後ろからで、位置取りが厳しかったですね。
ジョッキーも1コーナーで外に振られたのが痛かった、とコメントしていました。

ディープインパクト×ホワイトマズルという血統なので、本格化は古馬になってからですかね。

8着オヌール 1番人気

馬体重が-8kgは厳しかったですね。
初輸送、多頭数など不安だなと思っていた点が、そのまま出てしまいました。

オークスに向けた仕上げで、調教も軽めでしたかね。

姉デゼルがそうだったように、古馬になってから期待したいです。

13着アンフィニドール 4番人気

新馬戦が強い勝ち方でした。

なぜ逃げた?という感じですね。
そんなにペースは速くなかったですが、キャリア1戦で厳しかったと思います。

フェアリードール牝系ですし、今後の成長に期待したいです。

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