※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年1月17日、中山競馬場で京成杯(芝2000m)が行われました。
JRA公式の京成杯レース結果
2021年の京成杯を制したのは、グラティアス
競走成績:2戦2勝(2021年1月17日現在)
グラティアスは新馬戦から連勝で重賞初制覇となりました。
新馬戦は逃げる競馬でしたが、京成杯は3番手の競馬でした。
京成杯では番手でも折り合えて、すごく強い競馬でしたね。
新馬戦では1000m通過66秒1という超スローペースだったので、ペースが上がりそうな今回はどうかなと思いましたが、今回も思った以上にペースが上がらなかったですね。
ただ、半姉はレシステンシアですし、ハーツクライ産駒でもあるので、ペースの問題はないのかなとも思います。
この後はクラシックを狙っていくことになると思いますが、レシステンシアは一歩クラシック勝利には届かなったので、グラティアスに期待したいです。
グラティアスの血統
父:ハーツクライ
母:マラコスタムブラダ
母の父:Lizard Island(デインヒル系)
血統表は以下の通り。
父はハーツクライ。
ハーツクライ産駒では先日、ヒシイグアスが同距離の中山金杯を勝ったところでした。
他には、サリオスやタイムフライヤーなども中山2000で好走していて、得意にしている舞台なんでしょうね。
母マラコスタムブラダはアルゼンチンGⅠを勝っています。
母の父Lizard Islandは、競走成績としてはアイルランドでGⅡを勝ったほどでしたが、種牡馬としては、母マラコスタムブラダの他にもアルゼンチンで重賞勝ち馬を出しています。
デインヒル系なので、スピードの持続力がありそうですね。
3代母Pulmaも、アルゼンチンでGⅠを勝っているようです。
半姉にはレシステンシア(父ダイワメジャー)がいます。
レース映像
レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。
天候:曇り
馬場:良
レース時計:2:03.1
前半1000m:63.7
ラスト4F:47.1
ラスト3F:35.2
前後半600mのラップバランス:37.5 – 35.2
前後半800mのラップバランス:50.8 – 47.1
前後半1000mのラップバランス:63.7 – 59.4(スローペース)
レースのポイント
1着グラティアス
グラティアスは折り合いも付いていて、番手から競馬できたのが良かったです。
これでこの先も広がりそうです。
直線の入り口では、内が空いたところを一気に突いて、最後は楽勝でした。
内側は荒れていて、外を狙う馬が多い中、ルメールジョッキーの手綱さばきは見事でした。
レシステンシアに似てパワーもありそうですね。
2着タイムトゥヘヴン
直線では馬場の良いところを通ろうと、だいぶ外に出しました。
逃げたくはなかったと思いますが、最後は結構差が付きましたね。
母がキストゥヘヴンなので、距離はマイルくらいが良いんじゃないかと思います。
3着テンバガー
タイムトゥヘヴンが外に出したことでヴァイスメテオールが外に振られ、テンバガーは前をカットされて、一番影響を受けたように感じました。
それでも最後はヴァイスメテオールは差したので、力はありそうです。
モーリス産駒で、これからもっと良くなりそうです。
4着ヴァイスメテオール
前述の通り、タイムトゥヘヴンが外に出して、ちょっと振られてしまいました。
直線の入り口では一番手応え良さそうに思ったのですが、それほど伸びなかったですね。
新馬戦を勝った東京の方が合っていそうな感じです。
距離も新馬戦の時の1800の方が良さそうです。
5着プラチナトレジャー
全く折り合いが付きませんでした。
よく掲示板まで来たなという感じです。
次はもうちょっと流れて欲しいですね。
3番人気タイソウは6着
4コーナー手前でだいぶ追っていました。
モーリス産駒で中山2000は合いそうでしたが、現状では力が足りない感じですかね。
まだ2戦目なので、気長に成長を待ちたいと思います。
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