【きさらぎ賞 2021】ラーゴムが重賞初制覇!パワーを活かして先行から押し切りで強い競馬

2021きさらぎ賞 GⅢ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年2月7日、中京競馬場できさらぎ賞(芝2000m)が行われました。
JRA公式のきさらぎ賞レース結果

※2021年のきさらぎ賞は京都競馬場の改修工事の影響で、中京競馬場で行われました。

2021年のきさらぎ賞を制したのは、ラーゴム

競走成績:4戦2勝(2021年2月7日現在)

ラーゴムは重賞初制覇となりました。

アイビーSではオーソクレース、京都2歳Sではワンダフルタウン、と2戦連続で差のない2着となかなか良い競馬を見せていましたが、きさらぎ賞で見事に重賞制覇です。

力強さは父オルフェーヴルを彷彿とさせますし、同じオルフェーヴル産駒ではエポカドーロのような先行押し切りでした。

ここまでは時計の掛かる馬場で結果を出しているので、クラシックではパワーを要するような馬場になってくればチャンスはありそうですね。
アイビーSも東京でしたが、この開催は雨の影響を結構受けて、時計が掛かっていた馬場でした。

そういったところから、上述したエポカドーロの時みたいな皐月賞になれば、面白そうですけどね。

本番がどういった馬場でどういった展開になるのかも注目したいと思います。

ラーゴムの血統

父:オルフェーヴル
母:シュガーショック
母の父:Candy Ride(ファピアノ系)

血統表は以下の通り。

ラーゴムの血統
引用元:netkeiba.com

父はオルフェーヴル。
オルフェーヴル産駒は芝馬だとここまで、ラッキーライラック、エポカドーロ、オーソリティなど出していますが、前述の通り、エポカドーロと被りますね。

母シュガーショックはアメリカで5勝。
ダートのGⅢを勝っています。

母の父はCandy Ride。
アルゼンチン産で途中からアメリカに移籍して、パシフィッククラシック(GⅠ)を勝っています。
種牡馬としては、2017年のBCクラシックを勝ったガンランナーを出していて、北米リーディングでも2位になっています。

母系はファピアノ、フォーティーナイナー、アンブライドルドと名高い種牡馬たちが並んでいます。
オルフェーヴルとの組み合わせでは、ラッキーライラックもエポカドーロも母父がフォーティーナイナー系なので、フォーティーナイナーの血を持っているラーゴムも期待できそうですね。

レース映像

レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。

JRA公式のきさらぎ賞レース結果

天候:晴れ
馬場:良
レース時計:2:01.0
前半1000m:61.2
ラスト4F:47.9
ラスト3F:35.6
前後半600mのラップバランス:37.4 – 35.6
前後半800mのラップバランス:49.4 – 47.9
前後半1000mのラップバランス:61.2 – 59.8(スローペース)

レースのポイント

1着ラーゴム

ラーゴムは安定して走りますね。
今の中京は開催が進んで、だいぶ時計も掛かっていますし、絶好の舞台だったのかと思います。

その中でも気性的な前向きさはオルフェーヴル産駒っぽさが出ていますし、気性は今後の課題になるのかもしれませんが、こういう前向きさがあれば、今後も活躍できそうです。

皐月賞で、2020年みたいにちょっと雨が降ったり、エポカドーロの時みたいにペースが流れるような感じになれば、ラーゴムにもチャンスありそうだなと思います。

2着ヨーホーレイク

前走ポープフルSと同様、良い脚で差してきましたが、ちょっと届かずでした。
直線は一番外でしたが、ちょっと外に寄れたりふわっとする場面がありました。

ここまでの活躍はすごいですが、この血統は兄弟みんな3歳春までの活躍で終わる馬が多いので、ヨーホーレイクも同じような感じかなというところですね。

3着ランドオブリバティ

前走の走りから、よく立て直してきたなという感じです。

色々意見は分かれそうですが(1番人気だったので)、僕は今回のレースは良かったと思います。

スタートはちょっと挟まれてしまいましたが、そろっと出すようにしたと思いますし、道中のスムーズさも前走より格段に良かったと思います。

まだまだ競馬を覚えているような感じですが、後ろからいく競馬を覚えられれば良いですね。
クラシックよりも長い目で見ていった方が良さそうな気がします。

あとは、右回りでどうか、というところですかね。

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