【小倉大賞典 2021】テリトーリアルが重賞初制覇!スタミナと持久力を活かした勝利

2021小倉大賞典 GⅢ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年2月21日、小倉競馬場で小倉大賞典(芝1800m)が行われました。
JRA公式の小倉大賞典レース結果

2021年の小倉大賞典を制したのは、テリトーリアル

競走成績:32戦8勝(2021年2月21日現在)

テリトーリアルは7歳にして重賞初制覇となりました。

中山金杯、福島記念で3着がありましたが、ついに重賞初制覇です。
11番人気と人気がない中での勝利となりました。

西浦勝一調教師は2月末で定年となるため、この勝利は嬉しいでしょうね。

また、鞍上の石川ジョッキーも久々の重賞勝利となります。
オクトーバーSから継続騎乗していて、こうやって結果を出すのは嬉しいですね。
今後も頑張って欲しいです。

テリトーリアルも7歳ですが、まだまだ同じような展開のレースでは走りそうなので、頑張って欲しいです。

テリトーリアルの血統

父:Teofilo(テオフィロ)
母:コンサヴァトワー
母の父:Street Cry(ストリートクライ)

血統表は以下の通り。

テリトーリアルの血統
引用元:netkeiba.com

父Teofiloは2006年カルティエ賞最優秀2歳牡馬。
2歳時5戦無敗で3歳のクラシックを期待されていましたが、状態が思わしくなく結局3歳時は出走なく引退となっています。
ガリレオ×デインヒルという欧州の超良血ですね。

種牡馬としてもコンスタントに活躍していて、代表産駒には香港ヴァーズなどを勝ったエグザルタントがいます。

母コンサヴァトワーはアメリカ産ですが、未出走。

母の父Street Cryは2002年のドバイワールドカップを勝っていて、種牡馬としてもStreet Sense(ストリートセンス)、Zenyatta(ゼニヤッタ)、Winx(ウィンクス)など、芝でもダートでも活躍する産駒を出しています。

2代母のMezzo Sopranoはヴェルメイユ賞を勝っています。

レース映像

レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。

JRA公式の小倉大賞典レース結果

天候:晴れ
馬場:良
レース時計:1:45.5
前半1000m:58.0
ラスト4F:47.5
ラスト3F:35.9
前後半600mのラップバランス:35.4 – 35.9
前後半800mのラップバランス:46.7 – 47.5(ミドルペース)

レースのポイント

1着テリトーリアル

前が流れたのが良かったです。
血統もガリレオ系なので、タフな流れの競馬が合うんでしょう。

最後はボッケリーニに交わされそうでしたが、残りましたね。
こういったところを見ても根性あるなと感じます。

今回のような展開では好走することも多いですし、今後もまだまだチャンスあると思います。

2着ボッケリーニ

外枠からでしたが、惜しかったですね。
前走中日新聞杯も良い競馬でしたが、充実期を迎えて今後も安定して走りそうです。

最後はちょっと内にささっていたので、そこだけちょっと気になります。

3着ディアンドル

厳しい展開でしたが、よく3着に粘りましたね。

ルーラーシップ産駒なので小倉は得意なのかもしれません。
小回り平坦の持続する流れってのが良いのかもしれないですね。

今後も注目したいと思います。

4着アールスター

小倉記念を勝っているように小倉は合うんでしょうね。

小回り平坦ローカルでは同じように走れると思うので、今後も同じようなコースでは注目したいです。

5着デンコウアンジュ

イン突きで、一瞬勝てるかも?という感じでしたね。
蛯名ジョッキーの全10場重賞制覇が掛かっていただけに惜しかったです。

デンコウアンジュは本当に安定して走りますね。
牝馬限定レースなどでは、また勝てるチャンスがあると思うので注目しています。

2番人気フェアリーポルカは8着

スピード負けという感じですかね。
牡馬相手ってのもあったかと思いますが、坂のあるコースでまた期待したいです。

3番人気ヴァンケドミンゴは9着

直線入るところでも、ほぼ後ろだったので、これでは厳しいですね。
最初外に出そうとしてましたが、外には出せず内に切り替えたように見えました。
こういうロスがあると、直線短いところでは届かないですね。

平坦ローカルは合ってると思うだけに残念でした。

▼JRAの情報は以下をご覧ください
JRA公式ホームページ
JRA公式Facebookページ
JRA公式Instagramアカウント
JRA公式YouTubeチャンネル

コメント

タイトルとURLをコピーしました