※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年10月10日、阪神競馬場で京都大賞典(芝2400m)が行われました。
JRA公式のレース結果
※2021年の京都大賞典は京都競馬場の改修工事の影響で、阪神競馬場で行われました。
2021年の京都大賞典を制したのは、マカヒキ
競走成績:24戦6勝(2021年10月10日現在)
マカヒキがニエル賞以来の重賞制覇となりました。
ダービーを勝ったのが2016年なので、もう5年前ですね。
同世代の馬がどんどん引退していく中、ずっと使い続けた陣営の執念ですね。
僕はテレビで見ていましたが、現地の拍手喝采がテレビでもよく聞こえてきて、本当に感動するレースでした。
次はジャパンカップに向かうようですね。
2019年は4着にも入っていますし、復活したマカヒキがこれからどういうレースを見せるか楽しみです。
マカヒキの血統
父:ディープインパクト
母:ウィキウィキ
母の父:フレンチデピュティ
血統表は以下の通り。
父はディープインパクト。
母ウィキウィキは中央で1勝。
母父はフレンチデピュティで、ディープインパクト×フレンチデピュティという配合は、ダービーを勝つには、ぴったりですね。
ダービーの頃は瞬発力があって、まさにディープインパクト産駒という感じでした。
歳を重ねて、瞬発力が削がれてパワーが目立ってきています。
全姉に2014年の京都牝馬ステークス、2015年のCBC賞などを勝ったウリウリがいます。
レース映像
マカヒキは8番(黄色の帽子)です。
天候:晴
馬場:良
レース時計:2:24.5
ラスト4F:48.1
ラスト3F:36.4
前後半600mのラップバランス:37.2 – 36.4
前後半800mのラップバランス:49.7 – 48.1
前後半1000mのラップバランス:61.6 – 59.9
前後半1200mのラップバランス:1.13.1 – 1.11.4(スローペース)
ラップタイムが以下の通りで、前半が遅く中団からのロングスパート戦になりました。
12.7 – 11.9 – 12.6 – 12.5 – 11.9 – 11.5 – 11.5 – 11.8 – 11.7 – 11.6 – 11.8 – 13.0
1着マカヒキ 9番人気
スタート直後や3コーナーも結構促していきながらでした。
中団から差してきましたが、上がりの掛かるレースになったのが良かったですね。
ラスト1Fの失速が大きく、最後の坂も良かったと思います。
アリストテレスの内側を狙いましたが、外に切り替えるロスもありました。
ずっとGⅠで戦ってきたレベルの違いですかね。
2着アリストテレス 1番人気
ちょっと掛かりながらでした。
先行して中団から脚を伸ばしてきましたが、持続戦でラスト1Fは一杯になってしまいました。
広いコースは良かったと思いますが、もうちょっと切れを活かせる流れなら良かったですね。
血統的には早熟傾向なのかなというのもあるので、あとはどこまでやれるかですかね。
3着キセキ 4番人気
4コーナーで先頭に並びかけて、中ほどを伸びてきました。
持続ラップ戦で力を発揮できたと思います。
さすがにスピードとかは衰えてきたと思いますが、こういうレースになれば、まだやれそうです。
4着ディアマンミノル 11番人気
出遅れてしまいました。
アリストテレスがよれてきて、完全に挟まれてしまい、不利が大きかったですね。
大外を追い込んできました。
上がりが掛かるレースで使える上がりが速いですね。
5着ロードマイウェイ 12番人気
外を差してきました。
血統的には母父ジャングルポケット、トニービンのクロスがあって、こういうレースは合ってる感じですかね。
7着ステイフーリッシュ 5番人気
流れがきつかったですね。
オールカマーくらい走れればという感じでしたが、オールカマーが目標だったのか、そこからの叩きは、あまり良くなかった感じですね。
8着ヒートオンビート 2番人気
道中は掛かっていました。
3コーナーでは結構追っていましたし、外枠から位置を取りにいったのは厳しかったですね。
流れがもっとスローなら、という感じです。
前走は展開不利もありました。
阪神2400mは友道厩舎の成績が良いので、ヒートオンビートには期待していましたが、まさかのマカヒキの方でした。
12着アイアンバローズ 3番人気
昇級初戦で人気し過ぎてましたね。
これから経験積んでいけば、チャンスはありそうです。
切れがあり、成長力もある血統なので、今後に期待したいです。
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