【オーシャンステークス 2021】コントラチェックが重賞3勝目!得意の中山で押し切り

2021オーシャンステークス GⅢ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年3月6日、中山競馬場でオーシャンステークス(芝1200m)が行われました。
JRA公式のオーシャンステークスレース結果

2021年のオーシャンステークスを制したのは、コントラチェック

競走成績:15戦5勝(2021年3月6日現在)

コントラチェックは重賞3勝目となりました。
ここまで、フラワーカップ、ターコイズステークスと勝っていて、そして今回のオーシャンステークスと、重賞勝ちはすべて中山ということになります。

フラワーカップもターコイズステークスも強い勝ち方でしたが、ターコイズステークス以降は良いところなく、オーシャンステークスは11番人気でした。
その中でも、得意の中山で1200mを勝てたことは大きいですね。

1200mも3戦目で、しかも決して得意ではないと思われる稍重でのレースでも、これだけのレースができれば、今後も楽しみですね。

コントラチェックの血統

父:ディープインパクト
母:リッチダンサー
母の父:Halling(ホーリング)(エタン系)

血統表は以下の通り。

コントラチェックの血統
引用元:netkeiba.com

父はディープインパクト産駒ですが、ディープインパクト産駒っぽくはないですね。
母リッチダンサーは海外で未勝利。

母の父Hallingは、エクリプスS、インターナショナルSをそれぞれ2勝など、GⅠを5勝。
1996年にはカルティエ賞最優秀古馬に選ばれています。
産駒としては、愛ダービー馬など出していて、欧州のクラシック血統ですね。

半姉に中山牝馬ステークスなどを勝ったバウンスシャッセ、半兄に京王杯スプリングカップを勝ったムーンクエイクがいます。

レース映像

コントラチェックは8番(青色の帽子)です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

天候:晴れ
馬場:稍重
レース時計:1:08.4
ラスト4F:45.8
ラスト3F:34.7
前後半600mのラップバランス:33.7 – 34.7
前後半800mのラップバランス:45.1 – 45.8(ハイペース)

レースのポイント

1着コントラチェック

最後はよく競り勝ちました。

中山は本当に走りますね。
1200mは3戦目で、前2走は前に行けませんでしたが、今回のように前にいけるとやっぱり強いと思います。

あとは1200mだと、逃げなくても前にいければ良さそうです。
マイルから中距離だと、逃げないと結果が出ないという感じでしたが、今回の結果は良かったですね。

それと、前残りとはいえ、稍重で勝てたのは大きいと思います。
中山牝馬Sも大敗でしたが、スピードがあり良馬場が合ってると思うので、稍重で勝てたのは成長もあるのかなと感じてます。

2着カレンモエ

最後は差されてしまいましたが、坂で脚色が少し鈍ったとジョッキーがコメントしていました。

4コーナーでは突き抜けそうな雰囲気でしたが、前走京阪杯も勝てそうで勝てなかったり、坂はちょっと苦手なのかもですね。

サマースプリントシリーズとかでは重賞も勝てそうですし、夏で力を付けて秋に期待、という感じですかね。

3着ビアンフェ

去勢後、初戦となりました。

スプリンターズステークスは散々な結果でしたが、今回のレースも見ると、これから良くなりそうですね。
去勢は、何戦かした後走る馬も多いですし、今後は改めて楽しみです。

4着ヒロイックアゲン

最後はよく競り勝ちました。
中山の1200mは合ってそうですね。

1000直も勝ってますし、中山、小倉などペースが速くなる1200なら合いそうです。

5着カイザーミノル

初の1200mでしたが、ロードカナロア産駒で1200は合いそうです。
1400mからの短縮も良かったですね。

5番人気ラヴィングアンサーは8着

最後は追い上げてきていますが、前残り馬場では厳しかったですね。
今回はノーカウントで良いと思います。

4番人気アウィルアウェイは12着

ラヴィングアンサー同様、後ろからでは厳しかったです。
今回はノーカウントで、またスプリンターズステークスのように前が速くなる展開なら狙いたいですね。

2番人気アルピニズムは13着

出遅れてしまいました。
道中で盛り返しましたが、厳しかったですね。
ルメールジョッキーということで、ちょっと過剰人気でしたかね。

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