【秋華賞 2021】アカイトリノムスメがGⅠ初制覇!超良血馬が花開き、母アパパネとの母子制覇

2021秋華賞 GⅠ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年10月17日、阪神競馬場で秋華賞(芝2000m)が行われました。
JRA公式のレース結果

※2021年の秋華賞は京都競馬場の改修工事の影響で、阪神競馬場で行われました。

2021年の秋華賞を制したのは、アカイトリノムスメ

競走成績:7戦4勝(2021年10月17日現在)

アカイトリノムスメがGⅠ初制覇となりました。

春はクイーンカップを勝って、桜花賞4着、オークス2着とあと一歩でした。
今回はオークスからの直行でした。

母アパパネも秋華賞を勝っていて、母子制覇です。

国枝厩舎は2018年アーモンドアイ、2019年カレンブーケドール、2020年マジックキャッスル、そして2021年アカイトリノムスメと、これで4年連続連対ですね。

関東の厩舎でありながら、こうやって関西のGⅠで結果を残すのは、本当にすごいことです。

次走はまだ分かりませんが、母アパパネも古馬になってからも活躍したので、アカイトリノムスメも今後さらに活躍して欲しいです。

アカイトリノムスメの血統

父:ディープインパクト
母:アパパネ
母の父:キングカメハメハ

血統表は以下の通り。

アカイトリノムスメの血統
引用元:netkeiba.com

アカイトリノムスメの血統についてはクイーンカップの記事をご覧ください。

アパパネの仔としては、初めての牝馬で、牝馬になって成功した感じですね。
兄弟は期待されながらも、なかなか結果が出ず、ということも多かったので、陣営にとってこの勝利は格別だと思います。

母アパパネと同じく、今後はマイル辺りがベストになりそうな感じがします。

レース映像

アカイトリノムスメは12番です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

天候:晴
馬場:良
レース時計:2:01.2
ラスト4F:48.0
ラスト3F:36.5
前後半600mのラップバランス:36.6 – 36.5
前後半800mのラップバランス:48.9 – 48.0
前後半1000mのラップバランス:61.2 – 60.0(スローペース)

1着アカイトリノムスメ 4番人気

残り800mからの位置取りで、アールドヴィーヴルのすぐ外を取れたのが良かったですね。
中ほどを先行から押し切りました。

レベルが高かった桜花賞で4着に入っていましたし、ここは力が上位でしたね。

桜花賞の時がマイナス体重で、輸送で減らなければ良いなと思っていましたが、この辺りはやはり厩舎の力といった感じでしょうか。

来年もヴィクトリアマイルなど楽しみです。

2着ファインルージュ 2番人気

後ろで脚を溜めて、外を差してきました。
直線は手前がなかなか変わらず、入り口でもちょっと外に振られていたので、手前変えが上手くいっていれば勝ったかもですね。

紫苑ステークス、秋華賞と2000mでも力を見せましたが、やはり桜花賞3着の通り、マイルが良さそうです。

3着アンドヴァラナウト 3番人気

ソダシの後ろが取りたかったですね。
内目を先行から、最後は内を付きました。

直線はアカイトリのムスメの位置が取れず、内に切り替えてちょっと遅れた感じでした。
ここの位置取りが勝負を分けたように思いました。

カンテレの「教えて!福永祐一先生」では、この辺りの話を最終追い切り後に話していましたが、すごく勉強になりました。

引用元:カンテレ競馬

アンドヴァラナウトは左回りの方がパフォーマンス高そうですね。
叩きもあまり良くなく、休み明けの方が良さそうな気がしました。

4着エイシンヒテン 10番人気

上位3頭は強かったが、惜しかったです。
前半上手く抑えられてロングスパート勝負に持ち込めたので良いレースぶりでした。

父エイシンヒカリと同じく、右側にいってしまうので、右回りの方が良いんですかね。

5着スライリー 15番人気

内を差してきました。
ちょっとこれは驚きました。

中団で溜めたのが良かったのか、時計が掛かったのが良かったのか、走れた要因がよく分かりません。

オルフェーヴル産駒で難しい面がありますが、今後も人気ない場面で走ってきそうです。

10着ソダシ 1番人気

スタートはジャンプしながら、なんとか出た感じでした。
ゲート入りもちょっと躊躇したり、ゲート内ではちょっと暴れていたり、色々ダメだった感じですかね。

あとは、ゲート裏に移動するのに、スタッフの方に引いてもらったらしく、レース前から気持ちの面で問題があったのかもです。

4コーナーではだいぶ追っていて余力がなかったです。

立ち回りが非常に上手いので、阪神内回りは良いと思ったのですが、1600mまでですかね。
2000mなら平坦コースですね。

13着ユーバーレーベン 5番人気

出遅れてしまいました。
行きっぷりも良くなく、道中も動けず終始後方でした。
ここを叩いて次はもうちょっと走れそうですね。

脚部不安明けで、1週前追い切りは動きが良くなく、最終追い切りで間に合ったような感じでした。

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