※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年9月20日、中山競馬場でセントライト記念（芝2200m）が行われました。
JRA公式のレース結果
2021年のセントライト記念を制したのは、アサマノイタズラ
競走成績：7戦2勝（2021年9月20日現在）
アサマノイタズラが重賞初制覇となりました。
春はスプリングステークスで2着に入るなど、重賞でも好走していました。
鞍上が田辺裕信ジョッキーに変わって、今までの位置を取りにいく競馬から、控える競馬となりました。
ジョッキーのコメントにありましたが、マイペースを保ってリラックスさせてリズムを守ったとのことで、これが上手くハマりましたね。
田辺裕信ジョッキーはこういう競馬が得意で、最近でもカテドラルなどを同様の競馬で好走させています。
まさに田辺マジックといった感じです。
こういう競馬ができると本番も楽しみですね。
今年は菊花賞が阪神なので、時計や上がりが掛かるようなレースになれば、面白いかもしれないです。
アサマノイタズラの血統
父：ヴィクトワールピサ
母：ハイタッチクイーン
母の父：キングヘイロー
血統表は以下の通り。
父はヴィクトワールピサ。
現役時代は2011年のドバイワールドカップ、2010年の皐月賞、有馬記念勝ちなど。
種牡馬としてはジュエラー、スカーレットカラー、ウィクトーリアなど。
牝馬の活躍馬が多い印象ですね。
牡馬は3歳夏まで、という印象だったので、僕は軽視してしまいました。
母ハイタッチクイーンは中央で3勝。
母の父はキングヘイロー。
最近は母の父キングヘイローの活躍馬が多いですね。
リファール系なので、母系に入ると良いのかもしれません。
3代母レディステラは、1997年のフェアリーステークスを勝っています。
アサマノイタズラは、母系にサドラーズウェルズも入ってますし、菊花賞は阪神ならチャンスありそうな気がします。
レース映像
アサマノイタズラは2番（黒色の帽子）です。
天候：晴
馬場：良
レース時計：2:12.3
ラスト4F：47.4
ラスト3F：35.4
前後半600mのラップバランス：36.3 – 35.4
前後半800mのラップバランス：48.5 – 47.4
前後半1000mのラップバランス：60.5 – 59.6
前後半1200mのラップバランス：1.12.7 – 1.11.8（ミドルペース）
1着アサマノイタズラ 9番人気
気性が難しいので、距離延長はどうかと思いましたが、前述の通り、田辺裕信ジョッキーが上手かったです。
スタートが良かったですが、1コーナーまでに控えたのが勝因ですね。
ちょっと時計が掛かるようなレースは良さそうですね。
2着ソーヴァリアント 2番人気
前目から強い競馬でした。
ちょっと掛かるようなところもありましたが、それでも強かったです。
札幌で好走したのは、コーナーも緩やかで走りやすかったのかなと思いました。
中山も外回りなら上手く走れましたかね。
オルフェーヴル×シンボリクリスエスで、中山は得意なんですかね。
どうも根幹距離の軽い馬場向きという感じがするので、菊花賞が京都だったらと思いますが、どうでしょうか？
3着オーソクレース 5番人気
骨折休養明けで、これだけ走れれば上出来かなと思います。
ホープフルステークスは不利もありましたし、強い競馬をしていました。
エピファネイア産駒で、母系にはサドラーズウェルズ、リヴァーマンなど入っていますし、これで調子を上げれば菊花賞も面白いのではないでしょうか？
4着カレンルシェルブル 11番人気
3〜4コーナーで、まくっていって惜しかったです。
ソーヴァリアントに良い位置を取られてしまった感じですね。
ハービンジャー×ハーツクライで、もうちょっと軽い馬場の2000ｍくらいが合いそうな気がします。
5着ヴィクティファルス 7番人気
内でちょっと詰まってしまいましたが、最後の伸びは良かったです。
スプリングステークスも勝ちましたし、非根幹が良さそうですね。
ハーツクライ産駒ですが、母系はガリレオやニジンスキーなど、入っていて、菊花賞は阪神なら面白いかもしれません。
7着ルペルカーリア 4番人気
うまくコーナーを走れなかった感じですね。
右回りより、左回りの方が良いのかもしれません。
右回りなら、阪神外回りみたいに、ゆったり走れるコースですかね。
あとは、非根幹で時計が掛かるようなレースは良いと思うのですが、距離がちょっと長いかもですね。
9着グラティアス 3番人気
4コーナーでは手応えなく、惨敗でした。
皐月賞はコースロスがあり、ダービーも8着で、力はあるかなと思いましたが、残念でした。
ちょっと距離が長いんですかね。
13着タイトルホルダー 1番人気
直線はどん詰まりでした。
ダービー6着も内で包まれていました。
逃げて欲しいと思ってましたが、逃げなくてもダービーくらい走れば、という感じでしたがね。
タイトルホルダーはドゥラメンテの後継になれるくらい頑張って欲しいですね。
メロディーレーンの半弟ですし、母系はMotivator、ミルリーフなど、距離が伸びて良さそうなので、菊花賞で巻き返して欲しいです。
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