【七夕賞 2021】トーラスジェミニが重賞初制覇！馬場が悪いのも得意で、2000ｍもこなした

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年7月11日、福島競馬場で七夕賞（芝2000m）が行われました。
JRA公式の七夕賞レース結果

2021年の七夕賞を制したのは、トーラスジェミニ

競走成績：29戦8勝（2021年7月11日現在）

トーラスジェミニが重賞初制覇となりました。

前走、安田記念は5着と、強いメンバーの中でも好走していました。

近走の勝ち鞍は巴賞、ディセンバーステークスなど、1800ｍで結果を出していたので、2000ｍはどうかというところでした。

レースの前から雨が降ってきて、元々馬場が悪かったですが、雨が降ってさらに厳しい馬場になった感じでした。

そういう意味では、2020年のエプソムカップも不良馬場で好走していたり、今年の東風ステークスも重馬場と、馬場が悪い中でもトーラスジェミニは結果を出していたので、馬場が悪くても上手く走れていたと思います。

馬場が悪くなったことで、全馬バテてからの勝負みたいなレースになったので、2000ｍでもこなせたかなと思います。

父：キングズベスト
母：エリモエトワール
母の父：マンハッタンカフェ

血統表は以下の通り。

父は欧州のキングズベストで、福島や重馬場など、時計が掛かるのはぴったりだと思います。
母の父がマンハッタンカフェなので、1800ｍがベストなのかなという感じです。

母エリモエトワールは中央で1勝。

2代母ステラーオデッセイの牝系からは、エスケンデレヤが出ています。

トーラスジェミニは4番（黒色の帽子）です。

天候：曇り
馬場：稍重
レース時計：2:02.0
ラスト4F：49.1
ラスト3F：37.1
前後半600mのラップバランス：35.8 – 37.1
前後半800mのラップバランス：48.4 – 49.1（ミドルペース）

1800がベストかなと思いましたが、この馬場だと前残りになる感じでした。
エプソムカップと同じような感じですね。

ロザムールにプレッシャーをかけて、上手く乗ったと思います。

今後も時計の掛かる馬場や、重馬場などでは走ってくると思います。

ロザムールも重馬場が得意ですね。
こういう馬場だと、全馬バテてしまい、結局前残りになるって感じですかね。

内から勝負所で外に出して、最後もよく伸びてきました。
気性が悪い分、馬場に恵まれた感じですかね。

マウントゴールドも気性が悪い分、馬場に恵まれた感じですかね。
内枠で揉まれるかなと思いましたが、案外上手く走れましたね。

調教が良く、状態が良かったんですかね。
プレシャスブルーは馬体重が減ることも多いですが、馬体重が増えた時に走ってくるように、状態が本当に成績に直結する感じですね。

なぜここまで人気したんでしょう？
全弟グレートマジシャンだからですかね？

ローテーション的にも、ここは厳しかった印象です。
ここを使って次走、オープンとかだったら好走の可能性はありそうです。

終始、外を回って、かなり厳しいレースになりました。
この馬場で消耗が激しかったと思います。

福島巧者なので残念な結果でしたが、小回り平坦ローカルでは走ると思うので、また期待したいと思います。

良さが全く出ませんでした。
道中はまくっていけず、斤量58や馬場も悪くて全く走れませんでした。

年齢的な衰えもありそうですね。