※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年1月10日、中山競馬場でフェアリーステークス(芝1600m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年のフェアリーステークスを制したのは、ライラック
競走成績:3戦2勝(2022年1月10日現在)
ライラックが重賞初制覇となりました。
2021年は10月の東京でデビューし、新馬戦1着。
前走京都2歳ステークスは牝馬ながら、果敢に遠征にも挑戦しましたが、馬体重-10kg、ゲート難など気性の悪さが出て8着。
前走は馬運車に乗る時から嫌な感じを出していて、大変だったようですね。
今回は再度関東圏の競馬になり、馬体重こそマイナス体重だったものの、とても良い仕上がりに見えました。
この後は桜花賞に直行するようです。
ジョッキーは誰になるんでしょうね?
今回はデムーロジョッキーでしたが、サークルオブライフがいるので、乗り替わりですね。
ライラックの血統
父:オルフェーヴル
母:ヴィーヴァブーケ
母の父:キングカメハメハ
血統表は以下の通り。

父はオルフェーヴル。
フェアリーステークスは最近ではサンデーサイレンス系など、クラシックに直結する血統がよく走っています。
母ヴィーヴァブーケは中央で1勝。
母の父はキングカメハメハ。
オルフェーヴル×キングカメハメハは、ショウリュウイクゾなどがいますが、この組み合わせは良さそうですね。
まさにクラシック向きという血統です。
半兄にブラックホール(父ゴールドシップ)がいます。
4代母スカーレットインクからの牝系は名牝系ですね。
2代母ブルーリッジリバーはフェアリーステークス2着、桜花賞2着。
レース映像
ライラックは8番です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:1:35.2
ラスト4F:47.6
ラスト3F:35.3
前後半600mのラップバランス:35.5 – 35.3
前後半800mのラップバランス:47.6 – 47.6(ミドルペース)
1着ライラック 5番人気
出遅れてしまいました。
行き足が付きませんでしたが、3コーナーからは外を回して手応え良かったです。
前走から輸送がなくなったのが大きいですかね。
タフな中山マイルの舞台なので、前走2000mを使っていたのも良かったと思います。
桜花賞は輸送が心配ですね。
オークスの方が向いてそうな気がします。
2着スターズオンアース 1番人気
4コーナーは進路がなく、一気に内に切り替えたところでモタれていました。
立て直して伸びてきましたが、4コーナーがスムーズなら勝っていたかもですね。
2走前は上がり1位、前走赤松賞は序盤で力み、掛かりながらの3着で、レベルも高かったと思います。
クラシックでも注目したいです。
3着ビジュノワール 7番人気
道中は掛かっていました。
直線はなかなか進路がなく、内から外に出して差してきましたが、届かずでした。
最後の脚は一番良かったですね。
キタサンブラック×ホワイトマズルという血統で、よくマイルで走るなという感じです。
4着フィールシンパシー 10番人気
大外枠から前に付けて良い競馬でした。
4角先頭で最後まで粘っていたので、力はありそうです。
田辺ジョッキーが騎乗見合わせで急遽騎乗という形でしたが、上手い騎乗でした。
5着ブルトンクール 13番人気
前走は展開利が大きかったように思いましたが、最後まで粘っていました。
最後もスクルトゥーラに競り勝っていたので、タフなレースでも根性が活きそうです。
6着スクルトゥーラ 4番人気
ロードカナロア産駒でマイルは長いかもしれません。
2代母ハッピーパスで、良血ですし、今後も注目したいです。
また、母はフェアリーステークス1番人気で惨敗していますし、東京の方が向きそうです。
9着エバーシャドネー 3番人気
内枠はちょっと厳しかったですね。
スターズオンアースに寄られて進路がなくなってしまいました。
中山は向かなそう感じです。
新馬でマテンロウオリオンに勝ったので、人気も上がってましたかね。
10着エリカヴィータ 2番人気
出遅れてしまいました。
4コーナーは大きな不利があり、レースになりませんでした。
ただ、東京の方が合いそうです。
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