※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年4月23日、福島競馬場で福島牝馬ステークス(芝1800m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年の福島牝馬ステークスを制したのは、アナザーリリック
競走成績:8戦4勝(2022年4月23日現在)
アナザーリリックが重賞初制覇となりました。
2歳は8月の新潟でデビューして1着。
その後2歳は休養して、3歳初戦は菜の花賞2着。
アネモネステークスに勝利して桜花賞の権利を取るも、桜花賞には出走せず、NHKマイルカップ7着。
NHKマイルカップ7着はメンバーや馬場の通ったところを考えると、かなり健闘したなという感じでした。
夏に佐渡ステークスを勝つと、秋華賞へ出走も7着。
4歳になり、初戦は愛知杯8着。
今回は愛知杯以来のレースとなり、見事に重賞初制覇となりました。
アネモネステークスを勝ったくらいから、強いなと思って注目していたので、重賞を勝てて良かったです。
鞍上の津村明秀ジョッキーとは、新馬戦からずっとコンビを組んでいて、良いコンビだと思います。
次走は未定ということですが、ヴィクトリアマイルも視野に入ってくるようですね。
NHKマイルカップでも良いレースを見せていましたし、再度GⅠの舞台でも期待したいです。
アナザーリリックの血統
父:リオンディーズ
母:アンソロジー
母の父:サクラバクシンオー
血統表は以下の通り。
父はリオンディーズ。
キングマンボ系はこういう内回りのレースが向いてますね。
母アンソロジーは中央で2勝。
母の父はサクラバクシンオー。
母の父としてもスプリンターが多いですが、キタサンブラックとかも出していて、スピードを伝える能力が高そうですね。
叔父にポップロックがいます。
レース映像
アナザーリリックは4番です。
天候:晴
馬場:良
レース時計:1:47.0
前半1000m:58.6
ラスト4F:48.4
ラスト3F:36.4
前後半600mのラップバランス:35.0 – 36.4
前後半800mのラップバランス:46.8 – 48.4(ハイペース)
12.2 – 10.7 – 12.1 – 11.8 – 11.8 – 12.0 – 12.4 – 11.8 – 12.2
1着アナザーリリック 3番人気
スタートで躓いて後ろからになってしまいました。
残り600mくらいから、まくっていき、直線は外から差してきました。
愛知杯はスローペースで切れ負けという感じでしたし、今回のように上がりが掛かる方が良さそうですね。
ヴィクトリアマイルだと高速馬場で厳しくなるかもしれませんが、リオンディーズ産駒で高速馬場にも対応できると思うので、頑張って欲しいです。
2着クリノプレミアム 6番人気
ペースが速く、馬群がばらけたので内枠からでも上手く外に出せました。
4角先頭で、結果的に抜け出すのが早くなってしまいましたね。
中山牝馬ステークスとはコースも似ていますし、やはり前走で見せた力は本物でした。
3着サトノダムゼル 5番人気
中ほどを差してきました。
今回は休み明けが良かったですかね。
4着シンハリング 13番人気
外の好位から最後までよく粘っていたと思います。
シンハリーズの牝系で活躍馬もたくさん出ていますし、母母父サドラーズウェルズ系で、こういうコースは向きそうですね。
5着ルビーカサブランカ 2番人気
出遅れてしまいました。
直線は外から追い込んできましたが、掲示板まででした。
前走は内枠を上手く活かしましたが、外枠だとちょっと乗りづらく、距離がちょっと短い感じですね。
9着アブレイズ 1番人気
4コーナーで内に入れましたが、外に出すスペースがあれば、もうちょい伸びたかもしれないですね。
前走と同じように外好位で走れば、と思いましたが、気性的にも包まれてしまうと厳しそうです。
10着シャーレイポピー 4番人気
スタートはまずまず良かったですが、位置取りが下がってしまいました。
最初に出していければ良かったかもしれません。
紫苑ステークスは良い競馬をしていましたし、再度重賞でも期待したいです。
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