※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年6月12日、函館競馬場で函館スプリントステークス(芝1200m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年の函館スプリントステークスを制したのは、ナムラクレア
競走成績:8戦3勝(2022年6月12日現在)
ナムラクレアが重賞2勝目となりました。
2歳時は小倉2歳ステークスで重賞初制覇。
その後は阪神ジュベナイルフィリーズ〜桜花賞路線を戦い、阪神ジュベナイルフィリーズ5着、桜花賞3着と健闘していました。
1400m以上のレースぶりから、やはり本質はスプリントだろうと思っていましたが、終わってみれば圧勝でした。
スプリントの流れにも対応できて、今後が楽しみですね。
次走は放牧を挟んで、セントウルステークスに向かうようですね。
スプリンターズステークスも楽しみです。
3歳牝馬にとっては壁は高そうですが、アストンマーチャン以来の快挙も期待したいです。
ナムラクレアの血統
父:ミッキーアイル
母:サンクイーンII
母の父:Storm Cat
血統表は以下の通り。
ナムラクレアの血統については、小倉2歳ステークスの記事をご覧ください。
ミッキーアイル産駒で浜中俊ジョッキーということで、今後のGⅠの舞台でも期待が広がります。
レース映像
ナムラクレアは7番です。
天候:晴
馬場:良
レース時計:1:07.2
ラスト4F:45.3
ラスト3F:34.4
前後半600mのラップバランス:32.8 – 34.4
前後半800mのラップバランス:44.0 – 45.3(ハイペース)
11.7 – 10.2 – 10.9 – 11.2 – 11.2 – 12.0
1着ナムラクレア 1番人気
スタートはそれほどでしたが、二の脚で良い位置が取れました。
この辺りが斤量50kgの恩恵ですかね。
ただ斤量52kgくらいでも勝っていたかなという感じでした。
次走セントウルステークスで斤量が増えてもそこそこ走れれば、GⅠもチャンスがあるかもしれません。
久々の1200mだと位置取りが後ろにならないか?というところだけが懸念で、そうなると函館では内で包まれるリスクがあるかなと思いましたが、見事なレースぶりでした。
2着ジュビリーヘッド 7番人気
安田隆行厩舎のロードカナロア産駒ですね。
テンもある程度速く、良い位置を取れることが武器かなと思います。
厩舎的にも今後さらにチャンスがありそうです。
函館スプリントステークスは、2020年2着のダイメイフジなど、ミスタープロスペクター系がよく走りますね。
ロードカナロア産駒は、今後ますます走ってくると思います。
3着タイセイアベニール 13番人気
最内から差してきました。
開幕週の内有利馬場を最大限活かした感じですね。
ジョッキーも内をさばくのが上手いです。
内枠で好走することが多いので、内枠なら今後もチャンスがありそうです。
4着レイハリア 8番人気
テンが速いですね。
夏場に掛けて調子を上げそうで、今年も重賞勝ちがあるかもしれません。
レイハリアもロードカナロア産駒でミスタープロスペクター系です。
5着キャプテンドレイク 12番人気
内から差してきました。
展開と馬場が向いた感じですかね。
キャプテンドレイクもロードカナロア産駒でミスタープロスペクター系です。
7着ヴェントヴォーチェ 2番人気
テンが遅かったですね。
函館は勝っている舞台でもありましたが、ちょっと重賞では、という感じでした。
前走は強かったですし、速い時計にも対応していましたが、中山の方が合いそうです。
10着シゲルピンクルビー 4番人気
休み明けの方が良さそうですね。
前走は前目からの競馬ができました。
最終追い切りは函館芝で63.5 – 10.3と、好時計を出していたので期待していましたが、残念でした。
15着プルパレイ 5番人気
出遅れてしまいました。
道中で挽回しましたが、3コーナー不利と直線もかなり詰まってしまいました。
スプリントは良さそうですが、函館の内枠はこういう詰まってしまうリスクがありますね。
内枠自体は良さそうなので、また期待したいです。
16着ビアンフェ 3番人気
先頭に立つまでに脚を使ってしまいました。
前半上り坂でこのペースでは、かなり厳しいですね。
直線に坂があると、最後に甘くなってしまう感じがあるので、函館は良さそうと思いましたが、前半が上り坂なので、厳しそうですね。
2021年の函館スプリントステークスは札幌だったので、今年はキーンランドカップでどうでしょうか?
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