※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年3月12日、中山競馬場で中山牝馬ステークス(芝1800m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年の中山牝馬ステークスを制したのは、クリノプレミアム
競走成績:20戦5勝(2022年3月12日現在)
クリノプレミアムが重賞初制覇となりました。
2021年8月新潟の長岡ステークスを勝って、オープン昇格。
その後は、今年の京都金杯で5着に入っていました。
左回りだったら、重賞でもチャンスあるのかな?と思っていましたが、ここで重賞勝ちです。
単勝は15番人気97.4倍と、大穴での勝利となりました。
鞍上の松岡正海ジョッキーは復帰後初の重賞勝ちです。
今年1月のアメリカジョッキークラブカップでも人気薄のマイネルファンロンを2着に持ってきていて、人気薄で良い仕事をしていますね。
マイネルファンロンも中山の外枠で、差してきたので、こういった条件の松岡正海ジョッキーにも注目したいと思います。
クリノプレミアムの血統
父:オルフェーヴル
母:ダンシングクイーン
母の父:Giant’s Causeway
血統表は以下の通り。

父はオルフェーヴル。
ステイゴールド系らしく、小回りで後半ロングスパートの舞台は合いそうですね。
また、5歳での重賞初制覇ということで、これもステイゴールド系らしく成長力がありそうです。
母カルティカは中央で1勝。
母の父はGiant’s Causeway。
母の父としては、ガンランナー、ロードノース、パインハーストなどを出していて、すごい種牡馬です。
レース映像
クリノプレミアムは16番です。
天候:晴
馬場:良
レース時計:1:46.8
前半1000m:60.2
ラスト4F:46.6
ラスト3F:35.0
前後半600mのラップバランス:36.2 – 35.0
前後半800mのラップバランス:48.4 – 46.6(スローペース)
12.1 – 11.7 – 12.4 – 12.2 – 11.8 – 11.6 – 11.5 – 11.7 – 11.8
1着クリノプレミアム 15番人気
道中は掛かっていました。
オルフェーヴル産駒で気性が悪いところがあるので、前走から距離が延びるのはどうかなと思っていました。
直線は外から差してきました。
今までマイル以下を使われてきましたが、小回りの持続の流れが合っているんですかね。
2着アブレイズ 12番人気
外の好位から差してきました。
フラワーカップを勝っている舞台ですし、1800mは合いそうです。
馬群で揉まれるとあまり良くないと思うので、今回は外枠が良かったと思います。
3着ミスニューヨーク 1番人気
内を上手く立ち回りましたが、惜しい競馬でした。
中山牝馬ステークスでよく走っているミスタープロスペクター系。
母父マンハッタンカフェで1800mがベストかなと思います。
前走も上がりの脚が速く、今回は先行勢多数で展開的には向きそうでした。
良馬場でどうかと思いましたが、まずまずですね。
やはりちょっと渋ったくらいが良さそうです。
4着スライリー 9番人気
外から差してきました。
今回は上手く折り合っていました。
距離短縮で上手く走れましたね。
今後もこういう折り合える条件なら、チャンスがありそうです。
5着テルツェット 3番人気
スタートでゴルトベルクとぶつかっていました。
直線は大外を追い込んできました。
ジョッキーのコメントにもありましたが、小柄なので斤量56.5が響いた感じですかね。
6着ルビーカサブランカ 2番人気
出遅れてしまいました。
ミスニューヨークと同様、中山牝馬ステークスでよく走っているミスタープロスペクター系。
前走は完璧な立ち回りかなと思いました。
ジョッキーのコメントにもありましたが、ちょっと距離が短そうです。
斤量も前走から+3kgで影響ありましたかね。
14着フェアリーポルカ 5番人気
外枠からでしたが、上手く内にいれました。
ただ、4コーナーで詰まってしまい、残念な結果でした。
ミスニューヨークと同様、中山牝馬ステークスでよく走っているミスタープロスペクター系。
中山牝馬ステークスでは実績もある通り、ここは向いている舞台だと思いますが、外枠が厳しかったですかね。
内枠で、馬群をさばいてくる、というレースぶりができれば、という感じです。
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