TAROさんの「馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる」を読んだ感想

馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる 書籍

2022年12月5日に、TAROさんの新たな書籍「馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる」が発売されました。

普段、Twitter、ブログ、netkeibaのYouTubeなどで拝見していて、予想の内容やプロセスが面白いので、注目しています。
TAROさんといえば、ジョッキーの見解も大変勉強になります。

馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる

概要

馬券力と言われると、?が出てきそうですが、非常に勉強になりました。
予想の考え方はもちろん、レース選び、馬券の買い方など、予想以外の部分で、これだけボリュームのある内容とは驚きました。

TAROさんは13年前に最初の書籍を出しているそうですが、最初に出版社に持ち込んだ企画が馬券の買い方だったそうですね。

TAROさんは常日頃から、Twitterなどでこういったことに言及されていますが、こうやって書籍として読むと、本当に大事なことばかりだなと思いました。

自己分析が大事

最初に取り上げられていたのが自己分析の重要性でした。
自分の的中実績を振り返ることで得意条件が分かる、という話ですね。

僕は◎は2着3着になることが多いので、連軸系の馬券を買おうと思い、やっているのですが、自己分析だけでも幅の多さに驚きました。

コースや距離などに自分の得手不得手が現れてくる訳ですが、そういった特徴をどれだけ理解しているかですよね。

特徴といえば、TAROさんは騎手の特徴を理解することが大事、と言われている印象が一番強いです。
騎手についての書籍を出されていたり、亀谷さんのサロンでは騎手についてのコラムを書かれていて、これが非常に勉強になります。

競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書

こうやって、自分の得意分野が分かれば、そこで勝負する、というのは、書籍を通して振り返ると、とても分かりやすかったです。

メインの次に売れるのが最終レース

これには驚きました。
みなさん知っているんですかね?

本の中では自己管理力の話をされています。
最終レースが売れている理由が分かると、自分はどう勝負するかというのが見えてきますよね。

これは非常に分かりやすい例でしたが、売れているレースや馬券のシェア、人気などを鑑みると、こういう的中に近づく考え方のプロセスが、すごく大事だなと思いました。

どのレースを買うか

最近、僕の中ではこれがテーマです。

当たりそうなレースを選ぶ?荒れそうなレースを選ぶ?
色々と考え方があると思います。

特に勉強になったのが、荒れそうなレースを選ぶ時の考え方ですね。

僕も「荒れそう=よく分からない」という考えによく陥ってしまうのですが、それをどう考えるかで、買い方は大きく変わってくるなと思いました。

馬券の買い方

この本では、馬券の券種ごとに、どういった買い方をすると良いか、というのが書かれています。
これが非常に良かったですね。

予想した内容を馬券に落とし込む訳ですが、馬券の買い方でかなり結果が変わってきます。

狙い方や券種の組み合わせ、券種だけでなく、流しやフォーメーションもあり、この考え方は多岐に渡ります。
また、保険で馬券を買ったり、勝負する馬券など、挙げればキリがなく、ここを読み解くには、この本を繰り返し何回も読む必要がありそうですが、それだけこれを理解できれば強いなと感じました。

TAROさんの普段の買い方も追いかけながら、できるだけ理解できるように頑張りたいと思います。

キャプテン渡辺さんとの対談

この対談は、とても面白かったです。
キャプテン渡辺さんも普段からかなり注目していて、ウイニング競馬やYouTubeなどをチェックしているのですが、この二人の対談は、かなり読み応えがありました。

キャプテン渡辺さんは絞って買う、TAROさんは広げて買う、という感じで、対照的な二人と思ってしまいますが、馬券の買い方という意味では、その根本の考え方など一致している部分があって、面白かったです。

やはり、こういった人たちの考え方は非常に勉強になりますね。
馬券となると結果ばかり注目されてしまいますが、もっと考え方やプロセスを知りたいなと思います。

まとめ

馬券の買い方、そしてそこから収支を上げていく、というのは一朝一夕とはいかないですが、TAROさんの考え方、プロセスは面白いので、繰り返し触れていきたいと思います。

特に最近では、netkeibaのYouTubeに毎週登場されているので、見ている側としては嬉しい限りです。

この書籍も、かなり面白いので、ぜひ読んでみてください。

馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる

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