※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年1月11日、中山競馬場でフェアリーステークス(芝1600m)が行われました。
JRA公式のフェアリーステークスレース結果
2021年のフェアリーステークスを制したのは、ファインルージュ
競走成績:3戦2勝(2021年1月11日現在)
ファインルージュは重賞初制覇となりました。
未勝利勝ちからの重賞挑戦で見事に重賞初制覇となりました。
鞍上のルメールジョッキーは、「ライバルはいなかった、ポテンシャルが高い」とコメントしていました。
スタートは課題だが、GⅠレベルにいけそうと話していて、今後も楽しみですね。
ルメールジョッキーはサトノレイナスがいるので、クラシックは別のジョッキーになりそうですが、相手がさらに強くなるクラシック戦線で、どこまでやれるか注目です。
ファインルージュの血統
父:キズナ
母:パシオンルージュ
母の父:ボストンハーバー
血統表は以下の通り。
父はキズナ。
キズナ産駒は2世代目となりますが、ここまでマルターズディオサ、クリスタルブラック、アブレイズなど中山重賞の勝ち馬を出していて、中山は得意なんだと思います。
母パシオンルージュは中央で3勝。
母の父ボストンハーバーは、母の父としてクロコスミア、イベリス、ラプタスなどを出しています。
ダート馬ということもあり、スピードが伝わりやすいのかなと思います。
僕は最近では、サンデーサイレンスの4×3のクロスに注目しているのですが、ファインルージュも3×4でクロスを持っています。
レース映像
ファインルージュは9番(黄色の帽子)です。
天候:曇り
馬場:良
レース時計:1:34.4
前半800m:46.9
ラスト4F:46.8
ラスト3F:35.7
前後半600mのラップバランス:35.8 – 35.7
前後半800mのラップバランス:46.8 – 47.6(ミドルペース)
レースのポイント
1着ファインルージュ
前が流れて、楽な競馬ができた印象です。
スタートはあまり良くなかったものの、差し脚は良いものがありました。
キズナ産駒ということもあり、中山は合っていそうですね。
今後は阪神や東京など直線が長いコースになって、どこまでやれるかというところだと思います。
2着ホウオウイクセル
外枠からでロスがありましたが、最後は良い脚でした。
瞬発力がありそうなので、東京で見たいなと思っています。
祖母がメジロドーベルなので、頑張って欲しいですね。
3着ベッラノーヴァ
かなり後ろからでしたが、良い脚で追い込んできました。
エピファネイア産駒で東京とか、もっと広いコースの方が合いそうですね。
祖母はベッラレイアで、オークス2着のため、ベッラノーヴァもフローラSやオークスあたりが期待できそうです。
4着テンハッピーローズ
ちょっと展開が向かなかったですかね。
ただ、サフラン賞2着よりはアルテミスS3着の方が良い競馬なので、東京の方が合いそうです。
クラシックではもっと良い競馬ができるのかなと思います。
5着ネクストストーリー
展開が向かなかったですが、よく掲示板まで来ました。
小回りは合ってそうで、今後も同様の舞台ではチャンスがあるんじゃないかと思います。
4番人気シャドウファックスは9着
スタート後から持っていかれていて、スムーズさを欠きました。
立ち回りは良さそうなタイプなだけに残念でした。
もうちょっと短い距離の方が良さそうですね。
2番人気クールキャットは10着
津村ジョッキーはペース読みが上手い騎手かなと思うのですが、どうしたんでしょうね?
4F目が11秒0で、ちょっと早くなってしまいましたね。
中山は合うと思うだけに残念でした。
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