※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年1月23日、中山競馬場でアメリカジョッキークラブカップ(芝2200m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年のアメリカジョッキークラブカップを制したのは、キングオブコージ
競走成績:17戦6勝(2022年1月23日現在)
キングオブコージが重賞2勝目となりました。
2020年に4連勝で目黒記念を制すと、2020年秋の京都大賞典で3着。
その後のGⅠ戦線でも期待されていましたが、骨折で長期休養に入りました。
2021年オールカマーで復帰すると、9着。
前走中日新聞杯は5着でした。
元々、目黒記念などでも強い競馬を見せていた馬でしたが、復活できて良かったですね。
これからも楽しみです。
キングオブコージの血統
父:ロードカナロア
母:ファイノメナ
母の父:ガリレオ
血統表は以下の通り。
父はロードカナロア。
母ファイノメナは海外で2勝。
母の父はガリレオ。
ロードカナロア産駒は母系を出しやすいと思いますが、母の父がガリレオで、かなり重厚な血統です。
今の中山のタフな馬場は、ぴったりだったかもしれません。
母の全姉Nightimeはアイルランド1000ギニー勝ち、Nightimeの産駒からは、2020年のカルティエ賞年度代表馬ガイヤースも出ています。
レース映像
キングオブコージは1番です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:2:12.7
ラスト4F:47.5
ラスト3F:35.7
前後半600mのラップバランス:36.5 – 35.7
前後半800mのラップバランス:48.8 – 47.5
前後半1000mのラップバランス:61.2 – 59.4(スローペース)
1着キングオブコージ 3番人気
出遅れてしまいました。
3コーナー過ぎから動いていって、良い手応えでした。
直線は最後まで止まらず差し切り、強い競馬でした。
前走は力みながらも5着と、段々と復調気配を見せていました。
2着マイネルファンロン 11番人気
後ろから動いていって差し切ったと思いましたが、ちょっと仕掛けが早かったんですかね。
今回はすごく調教が良かったです。
最終追い切りがウッドでラスト2F 23.4で、かなり良い時計でした。
新潟記念の時も、23.5でしたね。
ステイゴールド産駒で母母父がロベルト系という血統もタフな馬場には合っていたと思います。
3着ボッケリーニ 4番人気
4コーナーは詰まって進路を内に切り替えました。
荒れた馬場でも粘っていましたが惜しかったですね。
前走は展開の不利もあったり、近走ではハンデ戦を使うことも多く久々の別定戦だったので、チャンスあるかなと思っていました。
4着アサマノイタズラ 7番人気
中山の外回りだと、こういう競馬ができますね。
上手く乗っていますが、気難しいので連続で同じ競馬ができるか、というのが難しいところかもしれません。
ヴィクトワールピサ×キングヘイローで、母母父はサドラーズウェルズ系という血統はタフな馬場に合っていたと思います。
前走は気管支炎だったようですね。
5着ポタジェ 2番人気
勝負所での反応悪く、ジョッキーのコメント通り、調教の遅れがそのまま出た感じですかね。
タフな馬場は合わない感じですかね。
毎日王冠と天皇賞秋の内容から、レベルの高い走りをしていたと思うので期待していましたが、残念でした。
6着オーソクレース 1番人気
ジョッキーもコメントしていましたが、太め残りですかね。
休み明けは合わないと思います。
母マリアライトも叩いてパフォーマンスを上げていたので、オーソクレースも同じタイプだと思います。
あと、今回は最終追い切りが坂路だったのも気になります。
「集中して走らせるため」とのことでしたが、今後も注目したいと思います。
10着ラストドラフト 5番人気
道中は掛かっていました。
同レース実績があるのと、前走は展開不利もあったので期待していましたが、全盛期からは力が落ちたかもしれませんね。
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