※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年5月7日、中京競馬場で京都新聞杯（芝2200m）が行われました。
JRA公式のレース結果
※2022年の京都新聞杯は京都競馬場の改修工事の影響で、中京競馬場で行われました。
2022年の京都新聞杯を制したのは、アスクワイルドモア
競走成績：7戦2勝（2022年5月7日現在）
アスクワイルドモアが重賞初制覇となりました。
2歳は7月の函館でデビューして2着。
3戦目の未勝利で勝ち上がりました。
その後、札幌2歳ステークスで2着、ホープフルステークスが10着でした。
3歳はきさらぎ賞4着、そして今回で重賞制覇となりました。
札幌2歳ステークスの頃から、距離が延びて良さそうだったので、2200ｍ以上のレースは合いそうで、中京2200ｍは特にタフなので、コースはぴったりだったと思います。
アスクワイルドモアの血統
父：キズナ
母：ラセレシオン
母の父：ゼンノロブロイ
血統表は以下の通り。
父はキズナ。
キズナ産駒の牡馬は、ディープボンドのようにスタミナに優れた馬が多そうです。
アスクワイルドモアもだいぶズブいところがあるので、阪神で行われる菊花賞とか面白そうですけど、どうでしょうか？
母ラセレシオンは中央で3勝。
母の父がゼンノロブロイで、サンデーサイレンスの3×3のクロスが効いてますね。
伯父にペルーサがいます。
レース映像
アスクワイルドモアは3番です。
天候：晴
馬場：良
レース時計：2:09.5 レコード
ラスト4F：47.4
ラスト3F：35.6
前後半600mのラップバランス：34.0 – 35.6
前後半800mのラップバランス：46.1 – 47.7
前後半1000mのラップバランス：58.2 – 59.5（ミドルペース）
12.5 – 10.9 – 10.6 – 12.1 – 12.1 – 12.1 – 11.8 – 11.8 – 11.8 – 11.7 – 12.1
高速馬場でレコードが出ましたが、翌日すぐに更新されてしまいました。
1着アスクワイルドモア 8番人気
中ほどを差してきました。
直線入り口で外側に斜行し、オークス週が騎乗停止になってしまいました。
内は進路が無かったので強引でしたが、空いてからはよく伸びていました。
中京2200ｍはタフで合っていた印象です。
ダービーだとスピードが足りない感じですが、前述の通り、阪神の菊花賞ならチャンスがあるかもしれません。
2着ヴェローナシチー 7番人気
3コーナーから、まくっていきました。
良いレースぶりでしたが、先頭に立つのが少し早かったですね。
直線は手前が変わらず、最後は内にもたれていました。
エピファネイア産駒で、中京2200ｍなど、タフなコースは合いそうです。
3着ボルドグフーシュ 5番人気
出遅れてしまいました。
直線は殿大外一気で追い込んできました。
スクリーンヒーロー産駒でタフなコースは合いそうです。
4着リカンカブール 12番人気
4角でちょっと遅れてしまいましたが、最後はブラックブロッサムに競り勝ちました。
前をいく馬には展開が厳しかったので、これだけ粘れれば今後も期待したいです。
5着ブラックブロッサム 1番人気
ヴェローナシチーに合わせて仕掛けていきましたが、最後は残り200ｍで一杯になってしまいました。
リカンカブール同様、展開が厳しかったので、巻き返してきそうです。
レコードの馬場は速すぎた印象です。
もうちょっと時計が掛かれば、という感じです。
7着リアド 3番人気
直線不利で外に振られてしまいました。
不利が無ければ3着くらいはあったかもですが、厳しいレースになってしまいました。
前走は雨馬場だったので、開幕週の馬場で期待していました。
9着メイショウラナキラ 4番人気
メイショウラナキラも展開が厳しかったですね。
メンバー関係など、前が有利になりそうな時に注目したいです。
12着ポッドボレット 2番人気
4角から後退してしまいました。
ちょっと距離が長い印象でした。
京都2歳ステークスは内から外に出すロスなどあり、窮屈な競馬で、広いコースは良さそうな気がしました。
ただ、前走2着のレヴァンジルも青葉賞で負けてしまいましたし、すみれステークスは、さほど強調できないのかなと思います。
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