【阪神大賞典 2021】ディープボンドが重賞2勝目!スタミナあるのを存分に活かして圧勝

2021阪神大賞典 GⅡ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年3月21日、阪神競馬場で阪神大賞典(芝3000m)が行われました。
JRA公式の阪神大賞典レース結果

2021年の阪神大賞典を制したのは、ディープボンド

競走成績:11戦3勝(2021年3月21日現在)

ディープボンドは重賞2勝目となりました。

2020年は京都新聞杯で重賞を初勝利すると、ダービー5着、菊花賞も4着と健闘しました。
前走中山金杯は合わないコースや休み明け、有馬記念に向けて仕上げていたなど、様々な要因がありますが、14着と大敗してました。

やはり菊花賞のレース振りが良かったので、長距離は適性あるんでしょうね。

今年は天皇賞春が阪神なので、この勝ち方だと期待しちゃいますね。
和田ジョッキーのGⅠ勝ちも見たいですね。

天皇賞春まで、あと1ヶ月ちょっと楽しみです。

ディープボンドの血統

父:キズナ
母:ゼフィランサス
母の父:キングヘイロー

血統表は以下の通り。

ディープボンドの血統
引用元:netkeiba.com

父はキズナですが、これだけ長距離をこなせる産駒が出るとは思わなかったですね。
キズナの産駒も母系によるってことですかね。
キズナ産駒はマルターズディオサ、ファインルージュ、クリスタルブラックなどがいます。

母ゼフィランサスは中央で3勝。

母の父がキングヘイローで、スタミナというかパワーがありそうですね。
キングヘイロー産駒ではカワカミプリンセス、ローレルゲレイロなどがいます。
ローレルゲレイロは2代母モガミヒメの牝系で、ディープボンドとは従兄弟です。

牝系では、5代母クリヒデが1962年秋の天皇賞(当時は東京芝3200m)を勝っているなど、元々スタミナに秀でた牝系なんでしょうね。

レース映像

ディープボンドは6番(黄色の帽子)です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

天候:曇り
馬場:重
レース時計:3:07.3
ラスト4F:49.5
ラスト3F:37.4
前後半600mのラップバランス:37.3 – 37.4
前後半800mのラップバランス:49.7 – 49.5
前後半1000mのラップバランス:62.4 – 61.7
1000mごとのラップバランス:62.4 – 63.2 – 61.7(ミドルペース)

レースのポイント

1着ディープボンド

前が引っ張って絶好の展開になりました。
ディープボンドはスタミナありますね。

重馬場がどうかと思いましたが、問題ありませんでした。
あとは叩いて上昇するタイプだと思うので、これだけ走ったのはびっくりでした。

天皇賞春ではさらに上昇すると思いますが、この馬場を走った反動が無ければ良いですね。

2着ユーキャンスマイル

良い脚でしたが、さすがに届かずでした。

2020年、阪神大賞典を勝っていて、今年も来ましたね。
近走は奮っていませんでしたが、長距離では走るということですね。

ユーキャンスマイルはキングカメハメハ産駒ですが、今回の阪神大賞典はキングカメハメハの勢いがすごかったですね。
元々、キングカメハメハ産駒は阪神大賞典では奮っていませんでしたが、傾向が変わってきますかね?

ディープボンド同様、天皇賞春が阪神なのはプラスになりそうですね。

ユーキャンスマイルは天皇賞春ではあと一歩が続いていて、2019年が5着、2020年は4着です。
3度目の正直となるでしょうか。

3着ナムラドノヴァン

左回り専門かなと思ったので、驚きの3着でした。
個人的には前走来て欲しかったです。

ディープブリランテ産駒は距離短縮を得意としていますが、ナムラドノヴァンもぴったり合いました。

ナムラドノヴァンは母の父がキングマンボ。

4着シロニイ

一番馬場が合ってそうでした。
元々ダートを走っていましたし、パワーがあるんでしょう。

時計の掛かるレースになって良かったですね。

シロニイもキングカメハメハ産駒です。

5着ダンスディライト

4コーナーではちょっと遅れてしまいましたが、最後は脚を伸ばしていました。

母ダンスインザムードで、ダンシングキイの牝系がここで来るかという感じですね。
時計が掛かって、本来のステイヤーみたいなレースになったことは良かったのかもしれません。

そして、ダンスディライトもキングカメハメハ産駒です。

1番人気アリストテレスは7着

最初がめっちゃ掛かってしまいましたね。

敗因は色々言う人がいますが、僕的には掛かってしまったのと馬場ですかね。

菊花賞のレースは疑いようのないくらい、スタミナがあってステイヤータイプだと思います。
あと馬場は前走こそ、こなしましたが、2戦連続で悪い馬場だと、さすがに馬も走るの嫌になりそうですよね。
今回が本来の姿で、重馬場は苦手なタイプなのだと思います。

天皇賞春の頃は気候も安定しそうですし、良馬場でまた期待したいです。

4番人気ショウリュウイクゾは10着

4コーナーでは一杯で距離が長かったですかね。
ずっと外を回っていたのも痛かったと思います。

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