※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年10月10日、東京競馬場で毎日王冠(芝1800m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2021年の毎日王冠を制したのは、シュネルマイスター
競走成績:6戦4勝(2021年10月10日現在)
シュネルマイスターが重賞2勝目となりました。
春はNHKマイルカップを勝つと、3歳馬では珍しく安田記念に挑戦して3着でした。
安田記念では斤量54kgで、勝ったダノンキングリーなどとは4キロ差がありましたが、今回は斤量も56kgになって2キロ差。
秋になって成長を見せて、どういう競馬ができるかと思っていましたが、着差はアタマ差ながら、本当に強い競馬でした。
次はマイルチャンピオンシップですかね?
今まで輸送をしたことがないので、それだけが心配ですが、今後もどういう競馬を見せてくれるか楽しみです。
シュネルマイスターの血統
父:Kingman(キングマン)
母:セリエンホルデ
母の父:Soldier Hollow(サドラーズウェルズ系)
血統表は以下の通り。
シュネルマイスターの血統についてはNHKマイルカップの記事もご覧ください。
天皇賞秋の優先出走権を獲得ということで、勝利ジョッキーインタビューでも2000mの適性の話になっていましたが、東京2000mでもめちゃくちゃ走りそうですね。
キングマン産駒では、ペルシアンキングが2020年の凱旋門賞でも3着に入っていますし、日本の馬場にもこれだけマッチしていて、本当にすごい種牡馬だと思います。
レース映像
シュネルマイスターは1番(白色の帽子)です。
天候:晴
馬場:良
レース時計:1:44.8
前半1000m:58.5
ラスト4F:46.3
ラスト3F:34.6
前後半600mのラップバランス:34.8 – 34.6
前後半800mのラップバランス:46.7 – 46.3(ミドルペース)
1着シュネルマイスター 1番人気
ちょっと出遅れてしまいました。
外を後ろから差してきて、坂を登った辺りからは特に切れました。
NHKマイルカップの時もそうでしたが、ちょっとエンジンの掛かりが遅く、東京の長い直線は、ぴったりですね。
斤量56kgも問題なかったですし、後は前述の通り、輸送ですね。
マイルチャンピオンシップは阪神で直線が長いのも良いですし、左回りよりはパフォーマンスが落ちるかもですが、右回りでも特に問題なさそうです。
2着ダノンキングリー 2番人気
出遅れてしまいました。
前半600mを過ぎた辺りで一気に前へいきました。
これは、シュネルマイスターが最内で手応えが悪そうで、内で包まれそうとか、そういう判断があったんですかね。
中団で落ち着いて、最後は中から押し切ったと思いました。
このラップを途中で動いて2着なら、相手が強かったという感じですね。
休み明けも良かったと思いますし、去年の天皇賞秋はやっぱり調教から良くなかったんですかね。
次は天皇賞秋かマイルチャンピオンシップのどちらかなんですかね?
ダノンキングリーは、過去マイルチャンピオンシップ、大阪杯と関西では結果が出てないので、輸送は気になります。
3着ポタジェ 4番人気
前目から最後は中ほどに出して、長く良い脚を使いました。
非常に安定して走っていますね。
東京の切れ勝負も合っていたと思いますし、新潟大賞典は直線が長すぎるくらいでした。
GⅠではどうかと思いますが、GⅡ、GⅢくらいでは安定して走りそうです。
4着ダイワキャグニー 8番人気
去勢してから落ち着いて走れています。
内を前目から、高速馬場でこれだけ走れれば、よく走れていると思います。
トーラスジェミニがいたので、競り合うようなことがあると心配でしたが、トーラスジェミニをいかして、上手く走れました。
5着カイザーミノル 12番人気
ジョッキーの進言で開幕週の馬場に使いたいとのことで、ここに出てきたようです。
中ほどを前目から、最後は3着もありそうな感じでした。
ブリンカーを付けてから安定していますし、今回は距離延長になったのが厳しかったですかね。
これで再度短いところに戻して、再度走りそうです。
8着ヴァンドギャルド 3番人気
高速馬場は厳しかったですね。
ドバイターフは勝った馬は強かったと思いますが、それ以外のメンバーレベルは微妙かもしれません。
9着ケイデンスコール 5番人気
安田記念、毎日王冠と完敗してますね。
これは斤量なのか、力不足かって感じですね。
左回りは良いと思いますし、最終追い切りではラスト2Fが23秒8と、良い時計を出していたので期待していましたが、残念でした。
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