【札幌記念 2021】ソダシが古馬撃破で重賞制覇！クロフネ産駒としても初1800ｍ超えの平地重賞勝ち

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年8月22日、札幌競馬場で札幌記念（芝2000m）が行われました。
JRA公式のレース結果

2021年の札幌記念を制したのは、ソダシ

競走成績：7戦6勝（2021年8月22日現在）

ソダシは初の古馬混合戦でも強さを見せて、古馬を撃破し、重賞制覇となりました。
前走オークスは8着と、初めての敗戦になりましたが、そこから見事に巻き返しました。

2000ｍという距離がどうかと思いましたが、古馬相手でも強い競馬でした。

この後は明言はされませんでしたが、秋華賞ですかね。
秋華賞ではサトノレイナスも出てくると思いますし、他の馬も夏を超えて成長があったり、どういうレースが見れるか楽しみです。

父：クロフネ
母：ブチコ
母の父：キングカメハメハ

血統表は以下の通り。

ソダシの血統については阪神ジュベナイルフィリーズの記事もご覧ください。

クロフネ産駒はこれまで、1800ｍを超える平地重賞を勝っていませんでした。
たくさんの活躍馬を出しているクロフネですが、ついにソダシで勝ったという感じです。

ソダシは13番（ピンク色の帽子）です。

天候：曇
馬場：良
レース時計：1:59.5
ラスト4F：47.2
ラスト3F：35.4
前後半600mのラップバランス：34.9 – 35.4
前後半800mのラップバランス：47.4 – 47.2
前後半1000mのラップバランス：59.9 – 59.6（ミドルペース）

外枠からでも出していって折り合いました。
オークスで周りからプレッシャーがすごかったのに比べると、こういう競馬ができると強いです。

3コーナー過ぎには先頭に立ちました。
こういう自分でペースを作って押し切る競馬が一番合っているんでしょうね。

札幌記念は後半の持続力勝負になりやすいので、マイル実績があるソダシには合っていました。

秋華賞はさらに多頭数になってどうか、というところですかね。
今年は京都じゃなくて阪神なので、それはプラスになりそうです。

3コーナー手前で、サトノセシルが外に斜行して不利がありました。
それでちょっと差し遅れた感じになっちゃいましたね。

まあ、それで2着なら何とか面目を保ったという感じです。

今回は、ソダシの競馬が良すぎましたね。

次はアメリカ遠征するようなので、頑張って欲しいです。

2020年も2着で、やはり実績が示す通り、合っている舞台です。

良馬場で、やや時計の掛かる馬場、2000ｍベストって感じですかね。

今回は休み明けでしたが、これだけ走れたのは良かったと思います。
叩いていけば、まだまだ走れそうですね。

今年に入ってからの成長力がすごいですね。
調子を崩して前走は万全ではありませんでしたが、叩いて上積みがありました。

この感じだと、時計の掛かる馬場とか、直線が短いところでは、重賞も勝てそうです。

外枠は良かったです。
向こう正面で上がっていきましたが、全盛期ならあれで勝てるんでしょうね。

マイナス体重で仕上げが良かったと思います。
ただ、これ以上望むのは、やっぱり酷なのかもしれません。