※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年1月5日、中山競馬場で中山金杯(芝2000m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年の中山金杯を制したのは、レッドガラン
競走成績:21戦6勝(2022年1月5日現在)
レッドガランが重賞初制覇となりました。
3歳の4月にデビューすると、5歳で大阪城ステークスを勝利。
その後、重賞では掲示板、リステッドでは3、4着など惜しい競馬を続けて、7歳で初重賞制覇となりました。
ここまでマイルを中心に使われてきて、2000mでは新潟大賞典6着、鳴尾記念5着など、ちょっと距離が長いかなと思いましたが、ここで見事な勝利です。
ジョッキーのコメントにもあったように、ここは状態がすごく良かったようで、マイルではなく2000mを狙って使ってきたようですね。
ダンシングキイの牝系で良血なので、まだまだ頑張って欲しいですね。
レッドガランの血統
父:ロードカナロア
母:ダンスオンザルーフ
母の父:シンボリクリスエス
血統表は以下の通り。
父はロードカナロア。
レッドガランも安田隆行厩舎で、ゆかりの血統ですね。
母ダンスオンザルーフは中央で未勝利。
ロードカナロア産駒は母系の特徴を出しやすいかと思いますが、母の父はシンボリクリスエス。
この時期の中山はタフな馬場で、ロベルト系とかよく走っているので、馬場も合っていた感じですかね。
3代母がダンシングキイで、エアダブリン、ダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムードなどが出ている名牝系ですね。
この牝系はスタミナがある馬が多いので、その辺りもぴったりだったと思います。
レース映像
レッドガランは8番です。
天候:晴
馬場:良
レース時計:2:00.1
ラスト4F:47.1
ラスト3F:35.9
前後半600mのラップバランス:37.6 – 35.9
前後半800mのラップバランス:49.7 – 47.1
前後半1000mのラップバランス:62.0 – 58.1(スローペース)
1着レッドガラン 4番人気
ペースが上がったところでも動かず、内で脚をじっくり溜めたのが良かったと思います。
直線は斜行で過怠金となってしまったようですが、外に出すと圧勝でした。
2着スカーフェイス 7番人気
外枠からでも上手く乗っていました。
中山らしい後半のロングスパートが合う感じですかね。
1月のタフな馬場も良かったと思います。
3着ヒートオンビート 1番人気
最後はなんとか差しましたが、4コーナーは窮屈な競馬になってしまいました。
2000mなら瞬発力を活かせるコースが合いそうですね。
あとは、もっと長い距離が良さそうです。
4着タガノディアマンテ 9番人気
内から差してきました。
長い休み明けでこれだけ走れるとは驚きました。
冬が得意なんですかね。
5着トーセンスーリヤ 2番人気
ジェットモーションが動いたことで、より後半ロングスパートになり厳しい展開でした。
それでも掲示板なら自力は高いと思います。
13着ヴィクティファルス 3番人気
もっと広いコースでゆったり走れた方が良さそうですね。
スプリングステークスは渋った馬場でしたが、それを勝ったことで中山得意はちょっと違う感じですね。
ダイヤモンドステークス辺りで見たいですが、流石に出ないですかね。
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