※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年12月28日、中山競馬場でホープフルステークス(芝2000m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2021年のホープフルステークスを制したのは、キラーアビリティ
競走成績:4戦2勝(2021年12月28日現在)
キラーアビリティがGⅠ制覇となりました。
6月で阪神でデビュー。
新馬戦は5着でしたが、勝ったのはベットベルアームでした。
その後、8月の小倉で未勝利勝ち。
この未勝利勝ちのレースがすごいレースでした。
前走萩ステークスは2着も、勝ったダノンスコーピオンはその後朝日杯フューチュリティステークスで3着。
ここまでもレベルも高い走りを見せていました。
鞍上の横山武史ジョッキーも流石のレース運びでしたね。
当初は福永ジョッキー予定だったとのことですが、横山武史ジョッキーが乗れたのは良かったと思います。
ホープフルステークスも強い勝ち方でしたし、来年のクラシックも楽しみです。
キラーアビリティの血統
父:ディープインパクト
母:キラーグレイシス
母の父:Congaree(ブラッシンググルーム系)
血統表は以下の通り。
父はディープインパクト。
ディープインパクト産駒は母系がアメリカの血統でスピードがあると、早い時期から活躍する産駒が出やすいですね。
母キラーグレイシスは2011年のハリウッドスターレットステークス(現スターレットステークス)勝ち。
母の父Congareeは2003年カーターハンデ、2002年、2003年シガーマイル連覇、2003年ハリウッドゴールドカップ勝ちなど。
レース映像
キラーアビリティは5番です。
天候:晴
馬場:良
レース時計:2:00.6
ラスト4F:48.5
ラスト3F:36.3
前後半600mのラップバランス:35.9 – 36.3
前後半800mのラップバランス:48.1 – 48.5
前後半1000mのラップバランス:60.1 – 60.5(ミドルペース)
1着キラーアビリティ 2番人気
前目から抜け出して強い競馬でした。
ジョッキーも中山の中長距離は特に上手いですね。
ディープインパクト産駒でスピード、瞬発力があるのでクラシックも楽しみです。
萩ステークス辺りでも上位の上がりを使っていたので、こういう馬がホープフルステークスに向く感じですね。
2着ジャスティンパレス 4番人気
素質はありそうですが、直線はフラフラで、まだ若い印象です。
ジョッキーの追う力で2着まで来た感じですかね。
前2走とも少頭数の競馬でしたし、これから経験を積んでいってという感じですね。
ディープインパクト産駒でスピードの素質はありそうです。
3歳は秋以降って感じかもしれません。
3着ラーグルフ 8番人気
内枠を活かして良い競馬でした。
小回りならまずまずやれそうですね。
芙蓉ステークスが上がり1位でしたし、2歳のこの時期ではこういう経験が大事ですね。
調教も良かったと思います。
4着フィデル 7番人気
内から追い込んで来ました。
直線だけで4着まで来た感じですね。
前走休み明けで太め残りでした。
ハーツクライ産駒ですし、良くなるのは、もっと先なのかもしれません。
5着ボーンディスウェイ 10番人気
番手から粘り込みました。
上がりが掛かる競馬なら、再度好走もありそうですね。
ボーンディスウェイもハーツクライ産駒で、じっくり使って成長を促していった方が良さそうな気がします。
10着アスクワイルドモア 5番人気
終始後方のままでした。
スピードが足らない感じですかね。
武豊ジョッキーということで人気になっていたんですかね。
今後は、相当タフな馬場で時計が掛かれば好走もありそうですが、どうでしょうか?
12着コマンドライン 1番人気
出遅れてしまいました。
スタート後も外にいきたがり、フィデルとぶつかってたいました。
兄アルジャンナっぽい感じ感じですね。
1600〜1800mで左回りなら、という感じかなと思います。
右回りがダメそうなのは調教にも出ていたので、心配していましたが、不安通りになってしまいました。
13着サトノヘリオス 3番人気
見せ場はありましたが、ローテ的にも余力がなかった感じですね。
リフレッシュすれば巻き返しありそうです。
前走はレベル的に高かったと思いますし、実力は上位かなと思います。
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