※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年10月24日、阪神競馬場で菊花賞(芝3000m)が行われました。
JRA公式のレース結果
※2021年の菊花賞は京都競馬場の改修工事の影響で、阪神競馬場で行われました。
2021年の菊花賞を制したのは、タイトルホルダー
競走成績:8戦3勝(2021年10月24日現在)
タイトルホルダーがGⅠ初制覇となりました。
春は皐月賞2着、ダービー6着と、良い走りを見せていました。
前走セントライト記念は1番人気も直線で、どん詰まりになってしまい、13着と大敗。
そこから巻き返して、見事な菊花賞制覇です。
逃げ切り勝ちはセイウンスカイ以来だそうで、セイウンスカイに乗っていたのは父横山典弘ジョッキーでした。
セイウンスカイを思い出したというのが話題になっていましたが、ラップも以下のようにそっくりだったようです。
セイウンスカイもすごかったですが、違いはこれが阪神ということで、楽に逃げられたとはいえ、阪神3000mをこのラップで逃げ切ってしまうのは、馬もジョッキーも見事だったなと思います。
次は香港か有馬記念のようですね。
気が早い話ですが、父ドゥラメンテが亡くなってしまったので、ドゥラメンテの後継となれるように今後も大活躍して欲しいです。
タイトルホルダーの血統
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母の父:Motivator(サドラーズウェルズ系)
血統表は以下の通り。
タイトルホルダーの血統については弥生賞ディープインパクト記念の記事をご覧ください。
ドゥラメンテ産駒はGⅠ初制覇となりました。
前述しましたが、先日ドゥラメンテが亡くなってしまったので、その分嬉しい勝利ですね。
母メーヴェは丹頂ステークス勝ちなど、長い距離でも活躍していたので、タイトルホルダーも距離が延びて良さそうでしたね。
レース映像
タイトルホルダーは3番です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:3:04.6
ラスト4F:46.8
ラスト3F:35.1
前後半600mのラップバランス:35.1 – 35.1
前後半800mのラップバランス:47.2 – 46.8
前後半1000mのラップバランス:60.0 – 59.2
1000mごとのラップバランス:60.0 – 65.4 – 59.2(ミドルペース)
1着タイトルホルダー 4番人気
好スタートから押して出していきました。
気性的にハナにこだわったようですが、これは見事でした。
ワールドリバイバルが逃げて番手だと折り合いがどうかなと思っていました。
刻んだラップも見事でしたが、中盤がだいぶ緩んだので、中距離みたいなレースになりましたかね。
横山武史ジョッキーも、レース前は距離が長いかも、と話していましたが、そうなのかもしれないですね。
古馬になると今回ほど中盤が緩まないと思いますし、超長距離よりは宝塚記念など中距離で期待したくなります。
2着オーソクレース 3番人気
出遅れてしまいました。
直線は外を差してきて、上がり3Fが 34.8 でした。
阪神内回りだと、このくらいの上がりになるので、よく2着まで来たなという感じです。
エピファネイア産駒で、母もマリアライトなので、タフなレースは良さそうです。
距離が延びて良さそうなので、また来年の天皇賞春で期待したいです。
3着ディヴァインラヴ 6番人気
中ほどを先行して伸びてきました。
上がり3Fは 35.2 でした。
オーソクレースと同様、エピファネイア産駒ですが、牝馬なので、ちょっと厳しいかなと思っていました。
今年は超長距離でも、カレンブーケドール、ウインマリリンなどが好走していて、超長距離でも牝馬だからといって評価を落とすようなことはしなくて良い感じですね。
4着ステラヴェローチェ 2番人気
2周目3コーナーでも後方で、3〜4コーナー中団でようやく上がってきました。
直線は外を差してきて、上がり3Fが 34.7 でした。
ステラヴェローチェは間隔を空けたほうが良さそうですね。
近親にはゴスホークケンですし、母母父グランドスラムの影響もありそうです。
長い距離は微妙そうで、宝塚記念とかで期待したい感じです。
5着ディープモンスター 7番人気
道中は掛かっていました。
外を追い込んで来て、惜しいレースでした。
乗り難しい馬ですが、多頭数の内でも、なんとか我慢していたので惜しかったですね。
最後の4コーナーでちょっと詰まって置いていかれてしまいましたが、最後は良い脚でした。
長い距離は良さそうなので、また天皇賞春で期待したいです。
9着アサマノイタズラ 5番人気
道中は掛かっていました。
最内を追い込んで来ましたが、さすがに後ろ過ぎました。
中山2200m、2500mとかが合いそうですね。
13着レッドジェネシス 1番人気
出遅れてしまいました。
終始後方のままでしたね。
レース前から気負っていた感じでした。
前走の疲れ、というコメントもあり、前走の不良馬場が堪えた感じですかね。
長い距離は良さそうなので、天皇賞春でまた期待したいです。
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