【天皇賞秋 2020】アーモンドアイが牝馬初の連覇で史上初芝GⅠ8勝目を達成

2020天皇賞秋 GⅠ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2020年11月1日、東京競馬場で天皇賞秋(芝2000m)が行われました。
JRA公式の天皇賞秋レース結果

2020年の天皇賞秋を制したのは、アーモンドアイ

競走成績:14戦10勝(2020年11月1日現在)

天皇賞秋は2019年に続く勝利で、牝馬初(牡馬ではシンボリクリスエス)となる天皇賞秋連覇、史上初芝GⅠ8勝目となりました。

  • 桜花賞(2018年)
  • オークス(2018年)
  • 秋華賞(2018年)
  • ジャパンカップ(2018年)
  • ドバイターフ(2019年)
  • 天皇賞秋(2019年)
  • ヴィクトリアマイル(2020年)
  • 天皇賞秋(2020年)

これまで、シンボリルドルフから始まり、ディープインパクトなど多くの名馬が7勝止まりでした。
アーモンドアイ自身も2020年はヴィクトリアマイルを勝って、安田記念で新記録達成か、とも言われていましたが、単勝1.3倍での敗戦。
それだけ8勝というのは大きな壁があるのかと思いましたが、天皇賞秋で見事に達成です。

ルメールジョッキーのインタビューでも、ルメールジョッキーが涙で言葉が無いほどでした。
ジョッキー始め、関係者のみなさんの思いは相当のものがあったと思います。

歴代の名馬もたくさん見てきましたが、そういった名馬たちを超えていくアーモンドアイをリアルタイムで見れて、本当に嬉しいです。

アーモンドアイの血統

父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ
母の父:サンデーサイレンス

血統表は以下の通り。

アーモンドアイの血統
引用元:netkeiba.com

父はロードカナロア。
キングカメハメハもそうでしたが、キングマンボ系の種牡馬は母系を濃く出す馬が多いので、ロードカナロアも今後もっと活躍馬を出しそうです。

母はフサイチパンドラ。
フサイチパンドラは僕もリアルタイムで見ていた馬なので、フサイチパンドラの子供で、こんなにすごい馬が出てくるとは感動的です。
フサイチパンドラは、2006年にはオークスで2着、エリザベス女王杯を勝利と、G1でも活躍した馬でした。

母フサイチパンドラが中距離馬なので、アーモンドアイも中距離がベストかなというところです。

レース映像

アーモンドアイは9番(橙色の帽子)です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

東京競馬場は前週までは雨の影響などで馬場が荒れており、時計が掛かっていましたが、当週からBコースに変わり、早めの時計が出ていました。

馬場:良
天候:晴れ
レース時計:1:57.8
前半1000m:60.5
ラスト4F:45.3
ラスト3F:33.6
前後半600mのラップバランス:36.5 – 33.6
前後半800mのラップバランス:48.6 – 45.3
前後半1000mのラップバランス:60.5 – 57.3(スローペース)

アーモンドアイはスタートがちょっと不安でしたが、良いスタートを切って良い位置が取れました。

絶対的に逃げたい馬もいなく、ダノンプレミアムが逃げましたが、ペースは落ち着きました。
このスローペースで3、4番手が取れたアーモンドアイは絶好でした。

道中も問題なく進み、直線の入り口でも絶好の位置です。
アーモンドアイは以下、赤矢印で示した、橙色の帽子です。

2020天皇賞秋の最後の直線

直線では坂上まで追い出しを待って、スパートをかけました。

以下が最後の直線入り口からのレース映像です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

レースのポイント

アーモンドアイはスタートも良く、良い位置が取れて、直線も絶好のタイミングでスパート、レース運びも完璧で強いところを見せました。
やっぱり東京競馬場で良馬場という瞬発力が活きる舞台は、アーモンドアイにとって絶好の舞台だなと感じました。

ただ、最後はクロノジェネシスとフィエールマンが迫ってきて、少しヒヤヒヤした感じでしたが、最後はしっかり勝ちきって、やっぱり強い馬だなと思いました。

スローペースでレース上がり3Fが33.6、アーモンドアイ自身は33.1なので、これでは後ろから差すのは厳しいですね。
クロノジェネシスとフィエールマンも32秒台の上がりですが、これは良いスタートが切れたアーモンドアイがスタートの時点で勝ったようなレースでした。

2着はフィエールマン。
フィエールマンはスタートで左右から挟まれて、位置取りが後ろになってしまいました。
競馬はスタートが大事だと思いますが、東京2000はスタート後すぐにコーナーを迎えるので、余計にスタートが大事で、この後手は大きかったですね。

フィエールマンは馬体重-12kgで、発汗も目立っていました。
オールカマーを熱発で回避しましたが、体質が弱いみたいですし、調整が難しかったですかね。
そして何より前走3200mからの2000mということで、さすがに厳しいかなと思いましたが、最後ここまで追い込んできたのは驚きでした。

天皇賞春で見せていた瞬発力は伊達ではないですね。
本来はジャパンカップで見たいなと思っていましたが、次走はどうなりますかね。

3着はクロノジェネシス。
クロノジェネシスもスタートでちょっと遅れ、外のキセキが良いスタートだったので、被される格好になり、位置取りが後ろになってしまいました。
フィエールマン同様、このロスは大きかったですね。
久々の遠征も影響したのかな、というところです。

クロノジェネシスは決して瞬発力勝負は得意ではないだろうと思っていますが、ここで3着に来るのはやっぱり力がありますね。
2020年は阪神2200mで行われるエリザベス女王杯ではなく、天皇賞秋を選択した理由は分かりませんが、小回り急坂などタフなコースが合っていると思うので、有馬記念に出てきて欲しいところです。

4着はダノンプレミアム。
ブリンカーを付けてきて、良い行きっぷりでした。
後ろから突かれることもなく良いペースで走れたので、力は出し切ったかなと思います。

5着はキセキ。
キセキは良いスタートでした。
このスタートがクロノジェネシスに影響を与えました。
東京競馬場の瞬発力勝負は厳しかったですね。
キセキも有馬記念で見たいかなというところです。

3番人気のダノンキングリーは12着。
戸崎ジョッキーによると、力んで走っていたようです。
あと、調教の専門家によると、調教も良くなかったみたいです。
気性の悪いところが出ているようで、もうちょっと短い距離のほうが良いのかもしれません。
ダノンレジェンドとか兄弟はみんなダート短距離を走っている血統でもありますし。

アーモンドアイの次走はジャパンカップか?香港か?

アーモンドアイの次走は香港の線が強いようですね。

クラブの規定で来年2021年の3月には引退が決まっているので、引退まであと1戦か2戦というところでしょうか。

もしかしたら日本で走るのは最後だった可能性もありますね。

2019年は香港への輸送直前でわずかな熱発があり、大事をとって回避ということになりました。
香港に行くようであれば、海外でも強いところを見せて欲しいですね。
ドバイでも勝っていますし、海外で再度勝つ姿が見れたら嬉しいです。

引退までわずかですが、アーモンドアイの残りのレースも非常に楽しみです。

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