※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2020年10月31日、京都競馬場でスワンステークス(芝1400m)が行われました。
JRA公式のスワンステークスレース結果
2020年のスワンステークスを制したのは、カツジ
競走成績:17戦3勝(2020年10月31日現在)
カツジは3歳時のニュージーランドT以来、2年7ヶ月振りに重賞制覇となりました。
単勝11番人気、143.7倍での勝利です。
2歳時からデイリー杯2歳Sで2着、3歳時はニュージーランドTを勝って、マイルチャンピオンシップでも4着と好走していました。
その後、2019年の洛陽S3着から、掲示板にも乗れない日々が続いていましたが、岩田康ジョッキーに乗り変わって、見事な勝利でした。
カツジの血統
父:ディープインパクト
母:メリッサ
母の父:ホワイトマズル
血統表は以下の通り。
父はディープインパクト。
カツジもこのレースの前までは、後ろからいって早い上がりを使うというレースをしていました。
母メリッサは2010年の北九州記念を勝っています。
全兄には2018年の京成杯オータムハンデキャップ、2019年の関屋記念を勝ったミッキーグローリーがいます。
レース映像
レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。
京都競馬場は開催最終週で内側が荒れていて、みんな内側を避けて走っていました。
馬場:良
天候:晴れ
レース時計:1:21.2
前半600m:35.5
前半800m:46.9
ラスト4F:45.7
ラスト3F:34.3
前後半600mのラップバランス:35.5 – 34.3
前後半800mのラップバランス:46.9 – 45.7(スローペース)
レースのポイント
カツジは今までの差し、追い込みから一変、逃げて押し切りという競馬でした。
岩田康ジョッキーによると、調教も良かったし、勝ちを狙っていたそう。
逃げたのは馬のリズムで、とのこと。
こういった、いきなり逃げても結果を出すのはベテランジョッキーゆえの結果かもしれませんね。
見事な騎乗でした。
2着はステルヴィオ。
3、4コーナー中間で、プロディガルサンが上がって来た時にボンセルヴィーソとの間に挟まれ、ちょっと仕掛けが遅れてしまいました。
これが無ければ勝っていたかもしれません。
現状では1400mがベストっぽいですね。
3着はアドマイヤマーズ。
初めての1400mで、スタートから押していて、完全に忙しかったですね。
叩いて次が期待できそうです。
4着はアルーシャ。
スタートから良い位置取りでした。
アルーシャも1400mがベストかもですが、最後は確実に伸びてくる印象がありますね。
豊さんとのコンビは良さそうでした。
5着はシヴァージ。
いつも通り後ろからでしたが、スローの展開でも追い込んできています。
さすがに展開が向かなかったのと、1400mなら、もうちょっと位置が取れても良さそうですけど、本当に追い込み一辺倒になってしまいますね。
1番人気のサウンドキララは10着。
ここまで負けるか?という感じでしたが、内枠も影響しましたかね。
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