※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年9月19日、中京競馬場でローズステークス(芝1800m)が行われました。
JRA公式のレース結果
※2021年のローズステークスは京都競馬場の改修工事の影響で、中京競馬場で行われました。
2021年のローズステークスを制したのは、アンドヴァラナウト
競走成績:6戦3勝(2021年9月19日現在)
アンドヴァラナウトが重賞初制覇となりました。
2歳の11月デビューで、3歳の4月に未勝利勝ち。
新潟で1勝クラスを勝って、ローズステークスに挑戦という上がり馬でした。
前走出雲崎特別はタイムも優秀で、強い勝ちっぷりだったと思います。
重賞初挑戦でいきなり重賞勝ちで、本番秋華賞も楽しみですね。
鞍上の福永祐一ジョッキーは前週、紫苑ステークスをファインルージュで勝ちましたが、本番はどっちに乗るんでしょうね?
てっきりファインルージュかなと思いましたが、勝利ジョッキーインタビューの語り口からは、アンドヴァラナウトに乗るのか?と感じられるコメントもありました。
秋華賞まで、あと1ヶ月弱、本番の舞台が待ち遠しいです。
アンドヴァラナウトの血統
父:キングカメハメハ
母:グルヴェイグ
母の父:ディープインパクト
血統表は以下の通り。

キングカメハメハ×ディープインパクトという、超王道血統ですね。
中京2000mは、ぴったりの血統だったと思います。
母グルヴェイグは2012年のマーメイドステークス勝ち。
2代母エアグルーヴ、3代母ダイナカールと、超良血の牝系です。
ドゥラメンテとは、7/8 同血となります。
ダイナカール牝系からは、以下のようなたくさんの重賞勝ち馬が出ています。
レース映像
アンドヴァラナウトは12番(緑色の帽子)です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:2:00.0
ラスト4F:46.8
ラスト3F:34.6
前後半600mのラップバランス:36.3 – 34.6
前後半800mのラップバランス:49.0 – 46.8
前後半1000mのラップバランス:61.2 – 58.8(スローペース)
1着アンドヴァラナウト 4番人気
ちょっと掛かり気味でしたが、好位に付けて上がりも使えるとは、本当に強い競馬でした。
前述の通り、前走のタイムも優秀でしたし、ここでも通用する力を見せていましたね。
秋華賞もチャンスあるかなと思いますが、従来の京都の方が合ってそうな感じはありますね。
あとは、古馬になってからの方が、もっと活躍してきそうな気がします。
2着エイシンヒテン 12番人気
好スタートから、直線入り口でも、まだ結構差がありました。
展開の利もあり、粘り込みました。
春は忘れな草賞でも良いレースをしていましたし、父エイシンヒカリのようにスンナリ逃げられれば、今後も走ってきそうです。
3着アールドヴィーヴル 1番人気
4コーナーで被される形になってしまい、ちょっと仕掛け遅れになってしまいました。
キングカメハメハ×ディープインパクトという血統は、アールドヴィーヴルと同様ですし、走れる舞台だと思いましたが、残念でした。
姉フアナもローズステークスで走れませんでした。
桜花賞5着は力を見せていましたし、秋以降は期待できるかなと思っていました。
もうちょっと経験を積んで、古馬になってから期待したいですね。
4着ストゥーティ 7番人気
道中は掛かっていました。
桜花賞で逃げ粘っていたので、力はあると思います。
今回は、距離延長で折り合いが心配かなと思いましたが、その通りでした。
短縮で走れるような舞台で狙いたいですね。
5着タガノディアーナ 6番人気
4コーナーは権利を取りにいった騎乗でした。
リオンディーズ×ディープインパクトという血統で合っていると思いましたし、前走はレベルも高かったと思うので、期待していました。
ちょっと2000mは長いのかもですね。
1800mベストですかね。
11着クールキャット 3番人気
フローラステークスの競馬ができればと思いましたが、抑えましたね。
ただ、フローラステークスは低レベルかもですね。
この秋はスライリー、メイサウザンアワーも紫苑ステークスで足りずでした。
ちょっと距離が長くてマイルが良いかなと思います。
12着タガノパッション 2番人気
ゲート入りに時間も掛かり、気性の激しいところが出てしまいました。
3歳牝馬にとってオークスの2400mはタフなレースで、非主流な感じですね。
紫苑ステークスでもオークスで好走したハギノピリナが足りずでした。
デビューも遅いので、今後経験を積んでいって欲しいです。
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