※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年1月17日、中京競馬場で日経新春杯(芝2200m)が行われました。
JRA公式の日経新春杯レース結果
※2021年の日経新春杯は京都競馬場の改修工事の影響で、中京競馬場で行われました。
2021年の日経新春杯を制したのは、ショウリュウイクゾ
競走成績:16戦4勝(2021年1月17日現在)
ショウリュウイクゾは重賞初制覇となりました。
3勝クラスで格上挑戦でしたが、軽ハンデも活かして見事に重賞制覇です。
2走前、ムーンライトHでは同距離でアドマイヤビルゴの2着に来ていましたし、阪神2200や京都2400でも好走していて、スタミナがありそうですね。
3歳時はすみれSで3着ってのもありました。
鞍上の団野ジョッキーも一緒に重賞初制覇です。
団野ジョッキーで初めて驚いたのが、2020年の中山牝馬Sでのリュヌルージュ2着(14番人気)でした。
2020年のラジオNIKKEI賞では勝ったバビットに騎乗予定も、直前のレースで落馬負傷など不運なところもありましたが、その後の夏の開催でも結構勝っていて、若手の中でも注目していました。
2020年は62勝と好成績だったので、2021年はどこまで活躍するのか期待しています。
ショウリュウイクゾは次走阪神大賞典に向かうようですね。
斤量が増え、相手関係も強くなりそうな中、どういう競馬を見せるのか楽しみです。
ショウリュウイクゾの血統
父:オルフェーヴル
母:ショウリュウムーン
母の父:キングカメハメハ
血統表は以下の通り。

父はオルフェーヴル。
産駒はスタミナのある馬が多いですね。
母ショウリュウムーンは中央で5勝。
チューリップ賞、京都牝馬S、朝日チャレンジCと重賞を3勝、桜花賞でも4着と、活躍した馬でした。
母の父はキングカメハメハ。
オルフェーヴル×キングカメハメハという血統で、今回のように前目からスピードを持続して粘るという競馬が一番合ってそうですね。
サンデーサイレンスの3×4のクロスも持っています。
牝系はたどっていくと、ビューチフルドリーマーに行き着きます。
日本古来の一大牝系なので、ビューチフルドリーマー牝系が活躍すると嬉しいですね。
レース映像
レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。
天候:晴れ
馬場:良
レース時計:2:11.8
前半1000m:60.7
ラスト4F:47.5
ラスト3F:35.7
前後半600mのラップバランス:35.3 – 35.7
前後半800mのラップバランス:48.2 – 47.5
前後半1000mのラップバランス:60.7 – 59.2(スローペース)
レースのポイント
1着ショウリュウイクゾ
軽ハンデを上手く活かしましたね。
4コーナーではだいぶ押していましたが、直線に入って手前を替えてからはよく伸びました。
中京2200のように、スタミナのいるコースは得意なんだと思います。
2着ミスマンマミーア
ショウリュウイクゾ同様、スタミナのいるコースは得意に見えます。
前日、当日の中京芝はロベルト系が来まくっていたので、馬場も合っていたんだと思います。
3着クラージュゲリエ
勝ちパターンで良い走りだったと思いますが、軽ハンデ馬に上手く乗られた感じですね。
長期休養明け後、初戦こそいまいちでしたが、段々と良くなっています。
また重賞も勝てるんじゃないと思います。
4着サンレイポケット
馬体重は+16kgで、伸びきれませんでした。
調教の専門家によると、最終追いきりがいまいちで、調子が良くなかったようですね。
中京2200は合っている舞台だと思ったので、残念でした。
5着サトノソルタス
直線はちょっと狭くなりました。
立て直しましたが、惜しかったですね。
中京でも2000mの方が合ってそうです。
2番人気ヴェロックスは9着
叩いて上積みがあるかと思いましたが、無かったですね。
前走が現状の力を出し切った感じで、これ以上は望めないのかもしれません。
1番人気アドマイヤビルゴ10着
力はあると思いますが、これだけ揉まれることになったのが敗因ですかね。
ディープインパクト産駒でスピードや瞬発力はあると思いますが、脆い一面がありますね。
今後はこの経験を活かして、我慢できる競馬ができるか期待したいと思います。
3番人気ダイワキャグニーは12着
ちょっと距離が長かったですかね。
中京2200は、数字以上にスタミナが必要だと思うので、また得意な東京1800、2000とかに戻って期待したいです。
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