※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年3月13日、中京競馬場で金鯱賞(芝2000m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年の金鯱賞を制したのは、ジャックドール
競走成績:9戦6勝(2022年3月13日現在)
ジャックドールが重賞初制覇となりました。
2021年9月に1勝クラスを勝ってから、これで5連勝です。
金鯱賞ではレイパパレなど多くの重賞勝ち馬がいましたが、1番人気に支持されていました。
連勝中というのもそうですが、前走白富士ステークスの勝ちっぷりが見事で、インパクトがあったんでしょう。
これで重賞も勝って、いよいよGⅠですかね。
父モーリスも連勝で一気にGⅠまで制したので、ジャックドールも楽しみですね。
ジャックドールの血統
父:モーリス
母:ラヴァリーノ
母の父:Unbridled’s Song
血統表は以下の通り。

父はモーリス。
モーリス産駒はピクシーナイト、シゲルピンクルビー、ルークズネストなどが活躍しています。
モーリスがそうであったように、3歳の秋頃から力を付けてくる産駒も多く、ジャックドールもまだまだ成長しそうです。
母ラヴァリーノは海外で2勝。
母の父はUnbridled’s Song。
最近ではコントレイルの母の父として注目され、母系に入ると良質のスピードを伝える感じですね。
3代母It’s in the Airの牝系からは、ストーミングホーム、Musical Chimes、Music Noteなど、海外では多くの活躍馬が出ています。
レース映像
ジャックドールは3番です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:1:57.2 レコード
ラスト4F:46.2
ラスト3F:34.6
前後半600mのラップバランス:35.7 – 34.6
前後半800mのラップバランス:47.6 – 46.2
前後半1000mのラップバランス:59.3 – 57.9(スローペース)
12.5 – 11.0 – 12.2 – 11.9 – 11.7 – 11.7 – 11.6 – 11.0 – 11.3 – 12.3
1着ジャックドール 1番人気
最後の1Fは1秒失速でしたが、59.3 – 57.9 というラップはすごいですね。
逃げていますが、瞬発力がすごそうです。
レース前から控えそうなコメントが出ていましたし、控えたかったと思いますが、結局スピードの違いで逃げました。
次はGⅠとなると、もっと力のある逃げ馬が出てきて、流石に控えることになるのでしょうか?
陣営のコメントによると、大きいところを勝つには控えることが必要、とのコメントがありましたが、逃げでこれだけの競馬ができれば、それで良いと思いますけどね。
エフフォーリアに勝つには、前目から押し切りだと思うので、大阪杯も楽しみです。
できれば逃げて欲しいです。
2着レイパパレ 2番人気
前よりも我慢できるようになってきましたね。
調教でも、馬の後ろに入れるということをやっていたり、色々工夫しているようですね。
ディープインパクト産駒なので、瞬発力はありそうですし、こういう競馬が板に付いてくれば面白いと思いますが、2000mでも長いと思うんですけどね。
2020年のチャレンジカップを見た時からマイルで走って欲しいと思っているので、ヴィクトリアマイルに出て欲しいですが、今年も出走は無いかもですね。
3着アカイイト 5番人気
高速馬場でここまでやれるとは、驚きました。
エリザベス女王杯はタフなレースで嵌った感がありました。
有馬記念はよく走っているってことですかね。
大阪杯は流石に厳しいと思いますが、今後は牡馬相手でも注目したいと思います。
4着ポタジェ 4番人気
大外から追い込んできました。
展開を読んで控えたのか?という感じです。
長く良い脚を使えるので、もうちょっと積極的な競馬が良さそうです。
軽い馬場の2000mに戻ればチャンスあるかなと思っただけに残念でした。
1週前の調教では併せで遅れていたので、状態が良くなかったんですかね。
5着ギベオン 12番人気
馬場が速すぎました。
2021年が逃げ切り勝ちでしたが、中京2000mはドンピシャという感じですね。
7着サンレイポケット 3番人気
馬場が速すぎました。
外枠は厳しかったですね。
内前しか来ない、という感じの馬場でした。
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