※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年12月5日、中京競馬場でチャンピオンズカップ(ダート1800m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2021年のチャンピオンズカップを制したのは、テーオーケインズ
競走成績:15戦8勝(2021年12月5日現在)
テーオーケインズがGⅠ2勝目となりました。
夏の帝王賞を強い勝ち方をして、秋は前走JBCクラシックからでした。
JBCクラシックは、出遅れてしまったのと、金沢という小回りの舞台で、あまり良いパフォーマンスが見せられず4着でした。
今回はスタートも問題なく、終わってみれば6馬身差の圧勝でした。
ダート界ではクリソベリルや、オメガパフュームも次走で引退と、また世代が入れ変わった感じですが、これから引っ張っていくのはテーオーケインズですね。
次走は東京大賞典は使わず、来年どこを使うか検討とのことですが、サウジやドバイなど世界の舞台でも通用しそうなスピードがあるので、期待したいです。
テーオーケインズの血統
父:シニスターミニスター
母:マキシムカフェ
母の父:マンハッタンカフェ
血統表は以下の通り。
テーオーケインズの血統についてはアンタレスステークスの記事をご覧ください。
レース映像
テーオーケインズは6番です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:1:49.7
ラスト4F:48.3
ラスト3F:36.0
前後半600mのラップバランス:36.5 – 36.0
前後半800mのラップバランス:49.3 – 48.3
前後半1000mのラップバランス:61.4 – 60.4(スローペース)
1着テーオーケインズ 1番人気
道中は少し掛かっていましたが、内枠から良い位置が取れました。
直線は前が空くと一気に先頭に立ち、強い競馬でした。
ここまで見せていたパフォーマンス通りでした。
シニスターミニスター産駒で、中京1800の舞台も合っていると思いますし、小回りよりは中京、大井とかの広いコースの方が良さそうですね。
左回りは右回りに比べると、ちょっとパフォーマンス落とすのかなとも思いましたが、全く問題ありませんでした。
テーオーケインズは上がりが速いのが武器ですね。
マルシュロレーヌもそうですが、こういう馬が世界で通用するのかもしれません。
2着チュウワウィザード 3番人気
外から差してきました。
やはり、この舞台は走りますね。
左回り変わりは良かったと思います。
調教であまり動いてなかったのが気になりました。
2着には来ましたが、テーオーケインズに離されてしまったのは、この辺りですかね。
3着アナザートゥルース 14番人気
外を先行して、揉まれない良い位置で踏ん張れましたね。
中京1800mは得意舞台ですね。
包まれると嫌でしたが、枠の並びも良かったですし、ジョッキーも上手い騎乗だったと思います。
毎年、冬の時期は好走していますし、兄サウンドトゥルーも10歳まで走ったように、まだまだ走りそうです。
4着インティ 9番人気
道中は掛かっていました。
4角先頭で、良い競馬でしたが、最後残せなかったのは掛かっていた分ですかね。
GⅠで実績があり、特にチャンピオンズカップでは好走を続けているのに、あまり人気になりませんね。
内枠も上手く活かせました。
5着サンライズノヴァ 13番人気
外からチュウワウィザードの後ろを追い込んできました。
調教は良く走っていたので、状態が良かったと思います。
6着オーヴェルニュ 5番人気
4コーナーで置いていかれて外に出しました。
内で包まれて頭をあげる場面もあり、ちょっと厳しい競馬でしたね。
左回りは良かったが、良馬場はやっぱりちょっと落ちるんですかね。
道悪なら良かったですが、この時期はあまり望めませんね。
11着カフェファラオ 4番人気
中京1800mの外枠は厳しかったですね。
本来は揉まれない外枠は歓迎ですが、さすがにこのコースだと厳しかったです。
軽いダートで走るっていうのもあると思います。
また、フェブラリーステークスで期待したいです。
12着ソダシ 2番人気
内で砂を被ることになるかと思いましたが、カジノフォンテンもいかず、逃げることができました。
逃げられたのは良かったですが、中京1800mだとペースはスローでもタフなコースなので、厳しい展開でしたね。
ダート自体は適性がありそうなので、次はフェブラリーステークスも選択肢とのことで良いことだと思うのですが、どうも秋華賞の敗戦から気持ちの問題のような気がします。
ダートを使うにしても、一度メンバーレベルの落ちるところを使って、勝つレースを再度やるなどすれば復活しそうですが、どうでしょうか?
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