※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年4月18日、阪神競馬場でアンタレスステークス（ダート1800m）が行われました。
JRA公式のアンタレスステークスレース結果
2021年のアンタレスステークスを制したのは、テーオーケインズ
競走成績：12戦6勝（2021年4月18日現在）
テーオーケインズは重賞初制覇となりました。
テーオーケインズは昨年秋から安定して走っていて、毎回速い上がりを出していますね。
2020年末は東京大賞典にも挑戦していて、良いレースを見せていました。
前走名古屋城ステークスでも強い内容で勝っていて、勢いのまま重賞も勝ちました。
今後はかしわ記念か平安ステークスから帝王賞を狙うようです。
かしわ記念には、カフェファラオやサンライズノヴァなど、強豪も出走予定ですが、どこまでやれるか楽しみですね。
テーオーケインズの血統
父：シニスターミニスター
母：マキシムカフェ
母の父：マンハッタンカフェ
血統表は以下の通り。
父はシニスターミニスターなので、2000ｍだとちょっと長い印象があり、母の父がマンハッタンカフェということを考えると、1800ｍがベストって感じですかね。
シニスターミニスター産駒は、インカンテーション、ヤマニンアンプリメ、ゴールドクイーンなどがいます。
母マキシムカフェは中央で未勝利。
叔母に2016年のレディスプレリュードを勝ったタマノブリュネットがいます。
4代母ピンクタートルの産駒にはレディパステルがいます。
レース映像
テーオーケインズは4番（黒色の帽子）です。
天候：晴れ
馬場：重
レース時計：1:49.0
前半1000ｍ：59.2
ラスト4F：49.8
ラスト3F：37.3
前後半600mのラップバランス：34.8 – 37.3
前後半800mのラップバランス：47.0 – 49.8（ハイペース）
前日が強い雨で、当日は晴れていましたが馬場は回復しませんでした。
1着テーオーケインズ 1番人気
スタートはちょっと良くなかったですが、スタート後、グリムがいって空いたところで上手く外に出しました。
また、1〜2コーナーで外の良い位置に出して、この辺りの騎乗は上手かったですね。
4コーナーはめっちゃ良い手応えで、追い出しも待って、かなり余裕がありました。
スピードがあって上がりが速いですし、今後も楽しみですね。
もし、かしわ記念にいくようだと間隔が短いのが気になりますが、スピードがあるので楽しみですね。
あとは、帝王賞というよりは、チャンピオンズカップの方が面白そうですが、どうでしょうか？
2着ヒストリーメイカー 2番人気
良い脚を使っていて、馬群の中でも上手く運べました。
残り800ｍで頭を上げる場面があり、そこだけ惜しかったですね。
本来は揉まれるのが苦手だと思います。
重馬場は良かったですね。
2020年は地方で好走できないこともありましたが、みやこステークスでも2着。
前走マーチステークスでも2着。
今後も重賞でも好走できそうですね。
3着ロードブレス 6番人気
斤量が58kgということもあり、ちょっと人気がありませんでした。
3コーナーでちょっと詰まって位置が下がってしまったのが惜しかったですね。
これがなければ2着かなという感じです。
重馬場は良かったと思います。
最後はにぶって、坂がない方が良さそうですね。
地方でも好走していますし、今後は地方のダート路線でも良さそうです。
4着ダノンスプレンダー 8番人気
ダノンスプレンダーも3コーナーでちょっとごちゃつきました。
3コーナー過ぎてからはテーオーケインズの後ろをすっと上がってきましたが、最後は差されてしまいました。
スピード負けという感じですかね。
良馬場の方が良かったと思います。
5着アルドーレ 12番人気
大外一気で追い込んできました。
さすがに展開と馬場が向いて、5着まで来たという感じですね。
8着レピアーウィット 4番人気
前目でハイペースをよく粘りましたが、スピード負けですかね。
やっぱり中山1800ｍが良さそうです。
あと、遠征もあまり良くなさそうですね。
12着グリム 5番人気
休んでた期間が長すぎて、戻りきっていない感じですね。
ただ、2020年のエルムステークスのように、地方で好走して中央だとダメということもあるので、やっぱり地方向きかなと思います。
16着アナザートゥルース 3番人気
レース後には熱中症の疑いと診断されたようです。
当日、気温は高くありませんでしたが、ちょっと残念でした。
元々、暑い時期が苦手なんですかね。
また体調を回復させて、北海道とか秋以降で期待したいですね。
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