※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2020年11月29日、阪神競馬場で京阪杯(芝1200m)が行われました。
JRA公式の京阪杯レース結果
※2020年の京阪杯は京都競馬場の改修工事の影響で、阪神競馬場で行われました。
2020年の京阪杯を制したのは、フィアーノロマーノ
競走成績:19戦8勝(2020年11月29日現在)
フィアーノロマーノは2019年のダービー卿チャレンジトロフィーに続いて、重賞2勝目となりました。
2走前の函館スプリントステークスからスプリント路線にチャレンジし、函館スプリントステークスは4着、前走キーンランドカップは10着と結果が出ていませんでしたが、スプリント3戦目の京阪杯で見事な勝利です。
フィアーノロマーノは冬場が得意で、毎年この時期は走っていますね。
また、阪神競馬場でも好成績を残しているので、2020年は阪神競馬場で行われて、そういった面でも、絶好の舞台でした。
1400mがベストかなと思いましたが、今回の京阪杯は良い走りでした。
次走は阪神カップのようです。
2019年は相手が強すぎて2着(1着はグランアレグリア)でしたが、また次走も良い走りを期待したいです。
フィアーノロマーノの血統
父:Fastnet Rock
母:Heart Ashley
母の父:Lion Heart
血統表は以下の通り。
父はFastnet Rock。
現役時代はオーストラリアでスプリントを走り大活躍。
種牡馬としてもオーストラリアで大成功。
オーストラリアで成功後はヨーロッパでも活躍馬を出しています。
自身はスプリンターでしたが、距離の融通も効き、オーストラリアの名種牡馬です。
母はアメリカで6勝。
母の父はLion HeartはアメリカでGⅠ含めて5勝。
代表産駒にはBCターフを勝ったDangerous Midgeなど。
フィアーノロマーノはデインヒル×ストームキャット×ボールドルーラー×ヴァイスリージェントと、すごくスピードが豊かな血統の集合体ですね。
レース映像
レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。
天候:晴れ
馬場:良
レース時計:1:08.2
前半600m:33.8
ラスト4F:45.5
ラスト3F:34.4
前後半600mのラップバランス:33.8 – 34.4(ミドルペース)
レースのポイント
フィアーノロマーノは中団から見事に差し切りました。
前述しましたが、阪神が得意で最後の急坂が良かったですね。
完全にカレンモエが押し切るパターンかと思いましたが、あれを差し切るのはやっぱり力があります。
中山でも好成績なので、今後のスプリント路線も期待したいです。
2着はカレンモエ。
重賞でも安定して走ったので、重賞もすぐ勝てそうです。
ロードカナロア産駒で阪神1200mも合っていたと思います。
カレンチャンの子供なので、頑張って欲しいです。
3着はジョーアラビカ。
内をロスなく周りましたが、最後は良い脚でした。
これはびっくりな結果でした。
4着はアンヴァル。
もうちょっと付いていければ良いのですが、走る時はいつもこういう競馬になってしまいますね。
ただ、スプリントだと速い流れになることが多いので、ハマれば重賞も勝てそうです。
5着はシヴァージ。
シヴァージも強いと思うのですが、いつも通りの競馬ですね。
スプリントで後方一気はなかなか厳しいので、狙い所が難しいです。
2番人気レッドアンシェルは14着。
関西圏では安定して走るかなと思いましたが、案外な結果でした。
前2走は展開に恵まれた面もありますかね。
また福永ジョッキーに戻るタイミングで狙ってみたいです。
ジョーカナチャンは6番人気12着でした。
テンは速いのですが、1200mだとこうなってしまうんですかね。
北九州記念も結構粘っていたと思うので、ちょっと残念でした。
来年再び1000直ですかね。
▼JRAの情報は以下をご覧ください
JRA公式ホームページ
JRA公式Facebookページ
JRA公式Instagramアカウント
JRA公式YouTubeチャンネル
コメント