※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年2月7日、東京競馬場で東京新聞杯（芝1600m）が行われました。
JRA公式の東京新聞杯レース結果
2021年の東京新聞杯を制したのは、カラテ
競走成績：23戦5勝（2021年2月7日現在）
カラテは重賞初制覇となりました。
前走も強い競馬をしていましたが、勢いそのまま3連勝で重賞初制覇です。
鞍上の菅原ジョッキーも3年目で重賞初制覇。
ゴール直後のガッツポーズや勝利ジョッキーインタビューを見ていて、本当に気持ちが伝わってくる勝利でした。
合わせてトゥザグローリー産駒も重賞初制覇です。
僕はトゥザグローリーの母のトゥザヴィクトリーが好きなので、トゥザグローリー産駒が活躍すると嬉しいですね。
今後のマイル路線ではさらに相手も強くなると思いますが、鞍上の菅原ジョッキーとのコンビでどこまでいけるか楽しみです。
カラテの血統
父：トゥザグローリー
母：レディーノパンチ
母の父：フレンチデピュティ
血統表は以下の通り。
父はトゥザグローリー。
前述の通り、重賞初制覇となりました。
トゥザグローリーは有馬記念を2年連続3着など、フェアリードール牝系らしく中山を得意にしていましたが、カラテも同様に前2走は中山で連勝と、中山向きの馬なんだと思います。
母レディーノパンチは未出走。
母の父はフレンチデピュティ。
母の父としては、マカヒキ、ショウナンパンドラ、マイネルホウホウなど、東京でGⅠを勝っている馬もいますね。
牝系はダイナサッシュの牝系で、3代母はゴールデンサッシュ（ステイゴールドの母）。
ダイナサッシュの牝系は、サッカーボーイ、ステイゴールド、ドリームパスポート、レクレドール、ショウナンパンドラなど活躍馬多数で、今年はケイデンスコールが京都金杯を勝ちましたね。
レース映像
レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。
天候：晴れ
馬場：良
レース時計：1:32.4
前半800m：46.6
ラスト4F：45.8
ラスト3F：34.3
前後半600mのラップバランス：34.9 – 34.3
前後半800mのラップバランス：46.6 – 45.8（スローペース）
レースのポイント
1着カラテ
直線は前が壁になりましたが、前が空いてからが強かったですね。
トゥザグローリー産駒で前2走の通り、中山向きだと思っていたので、東京でこれだけの競馬ができるとは思いませんでした。
牝系も前述の通り、良い牝系ですし、今年は楽しみですね。
本質は上がりが掛かる競馬向きだと思います。
2着カテドラル
溜める競馬が合ってそうで、田辺ジョッキーとも合っていたと思います。
高速馬場も良かったんですかね。
カテドラルはハーツクライ産駒で2歳から走っていますが、こういうタイプの取り扱いが難しいですね。
ハーツクライ産駒らしく、ここからの成長力もありそうで、本来はこれからが楽しみなのかもしれません。
3着シャドウディーヴァ
東京では走りますね。
2020年も2着でしたが、今回も惜しい競馬でした。
ヴィクトリアマイルは2020年完敗だったので、GⅠレベルになると微妙ですが、今後も東京の重賞では確実に走ってきそうです。
4着ヴァンドギャルド
4コーナー回った時は一番勝ちそうな感じでしたが、伸びきれずでした。
最近はスタート出るようになってきたので良かったですが、今回は調教が軽かったんですかね。
テンションを上げないために調教を工夫しているようですが、表裏一体な感じですね。
東京マイルは一番合いそうなコースではありましたが。
5着トライン
前にいったのは想定外でした。
今の馬場を見ての作戦だったんですかね。
好位でもそれなりに競馬できたのは良かったと思います。
ただ、溜める競馬の方が合っているのかと思います。
2番人気トリプルエース7着
ルメールジョッキーが乗ったためか、思ったより人気していました。
最後は止まってしまいましたが、ルメールジョッキーがコメントしていた通り、ちょっと距離が長く、1400くらいが良いんでしょうね。
4番人気サトノウィザードは9着
出遅れて後ろからになってしまいました。
後ろからいく馬ではありますが、さすがに今の馬場では後ろから差すのは難しいですね。
他にも同じような馬がいましたが、後ろからでも差せるような馬場で瞬発力が活かせれば良いなと思います。
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