【鳴尾記念 2021】ユニコーンライオンが重賞初制覇!高速ロングスパートで強い逃げ切り勝ち

2021鳴尾記念 GⅢ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年6月5日、中京競馬場で鳴尾記念(芝2000m)が行われました。
JRA公式の鳴尾記念レース結果

※2021年の鳴尾記念は京都競馬場の改修工事に伴う開催日割の変更のため、中京競馬場で行われました。

2021年の鳴尾記念を制したのは、ユニコーンライオン

競走成績:18戦5勝(2021年6月5日現在)

ユニコーンライオンが重賞初制覇となりました。

3歳時はアーリントンカップや神戸新聞杯で掲示板に入って、力のあるところを見せていました。
4歳になってからは不振に陥ったところもあり、3走前ストークステークスで長期休養から復帰すると、18番人気で3着。

中1週で迎えた前走を快勝、そこからさらに中2週での鳴尾記念となりました。

このローテーションは矢作厩舎らしいローテーションでもありました。

今回は8番人気と、あまり人気がありませんでしたが、元々3歳でも良い走りを見せていたので、本来の良い走りができた感じですかね。

鳴尾記念のレース振りも良かったので、今後も楽しみです。

ユニコーンライオンの血統

父:No Nay Never
母:Muravka
母の父:High Chaparral

血統表は以下の通り。

ユニコーンライオンの血統
引用元:netkeiba.com

アイルランド産の外国産馬です。

父No Nay Neverは現役時代、2歳GⅠのモルニ賞勝ち。
種牡馬としては産駒も2歳GⅠを勝ったり、仕上がりの早い馬が多いですね。
スキャットダディの欧州における後継種牡馬として期待されています。

母Muravkaは未出走。

母の父High Chaparralは、2002年と2003年のエクリプス賞最優秀芝牡馬。
イギリスダービー、アイリッシュダービー、BCターフ連覇など、輝かしい成績で、種牡馬としても活躍馬を出しています。

半兄The Wow Signal(父Starspangledbanner)は2014年モルニ賞の勝ち馬です。

レース映像

ユニコーンライオンは3番(赤色の帽子)です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

天候:曇
馬場:良
レース時計:2:00.7
ラスト4F:45.6
ラスト3F:34.1
前後半600mのラップバランス:38.0 – 34.1
前後半800mのラップバランス:50.6 – 45.6
前後半1000mのラップバランス:62.9 – 57.8(スローペース)

前半1000mは62.9と超スロー。
同じ中京2000mの金鯱賞を見ているような感じでした。

ラスト1000mが57.8と、ユニコーンライオンがロングスパートを仕掛けました。
後ろの馬はスローペースということだけでなく、前をいく馬も強かったので、厳しいレースになりました。

1着ユニコーンライオン 8番人気

後半1000mのラップが
12.2 – 11.5 – 11.1 – 11.1 – 11.9
と、結構強いレース振りでした。

特に、残り600mからの11.1で後続を突き放し、直線はそのまま押し切った感じで、単にスローペースに恵まれただけではないと思います。

この走りができれば、今後も期待できそうです。

2着ショウナンバルディ 9番人気

展開に恵まれましたが、レース前から同型がいなく、すんなりいけることが予想されました。
こういうレースができれば、前にいって粘るというのは今後もありそうです。

3着ブラストワンピース 5番人気

有馬記念以来のレースで最内枠、かなり厳しいかなと思いましたが、よく3着まで来ましたね。
やっぱり力のある馬です。

内でずっと我慢していて、ロスが少なかったですね。
もうちょっと時計が掛かる馬場になれば良かったかなと思います。

4着ペルシアンナイト 7番人気

だいぶ、ズブいところが出てきてますが、2020年の有馬記念も、なかなか良いレースでした。

左回りはちょっと微妙で、やっぱり右回りですかね。
今年も札幌記念とか出てきたら、また走りそうです。

5着ワイプティアーズ 12番人気

展開に恵まれた面が大きいと思います。

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