※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年11月28日、東京競馬場でジャパンカップ（芝2400m）が行われました。
JRA公式のレース結果
2021年のジャパンカップを制したのは、コントレイル
競走成績：11戦8勝（2021年11月28日現在）
コントレイルがGⅠ5勝目で、有終の美を飾りました。
見ていて、本当に感動するレースでした。
前走天皇賞秋も仕上げていたと思いますが、今回はこれで引退ということもあり、調教もかなり良くて、すごい仕上げでした。
2020年は無敗で3冠を制覇。
ジャパンカップこそアーモンドアイに敗れましたが、菊花賞からの調整が難しい中、よく走った結果でした。
2021年は大阪杯が3着。
極悪馬場で、これが唯一連対を外したレース。
前走天皇賞秋はスタートが上手くいかない中でも2着。
11戦して全て3着以内と、本当に強いレースぶりを見せた馬でした。
夢の続きは産駒たちに、ですね。
引退式で矢作調教師が「コントレイルの子供で凱旋門賞」と仰っていて、ビッグタイトルを狙える産駒たちが出てくるのが楽しみです。
コントレイルの血統
父：ディープインパクト
母：ロードクロサイト
母の父： Unbridled’s Song（アンブライドルズソング）
血統表は以下の通り。
コントレイルの血統については菊花賞の記事をご覧ください。
これからはディープインパクトの後継種牡馬として期待ですね。
ディープインパクトを超えるような結果を期待したいです。
レース映像
コントレイルは2番です。
天候：晴
馬場：良
レース時計：2:24.7
ラスト4F：47.0
ラスト3F：35.3
前後半600mのラップバランス：37.0 – 35.3
前後半800mのラップバランス：49.6 – 47.0
前後半1000mのラップバランス：62.2 – 58.6
前後半1200mのラップバランス：1.14.5 – 1.10.2（スローペース）
1着コントレイル 1番人気
外から差してきました。
4コーナーはオーソリティ、シャフリヤールを見て絶好の位置でしたね。
2コーナーで内のポジションを取った時に戒告を受けています。
ただ、これは良い位置が取れたので、大きかったんではないかと思います。
ベストは東京1800〜2000で、400ｍの距離延長はどうかなと思いましたが、力が違いましたね。
本当にすごいパフォーマンスでした。
2着オーソリティ 3番人気
ちょっと早めの追い出しになりました。
勝つにはこれしかないか、という感じですね。
左回り、東京は走りますね。
中2週はどうかなと思いましたが、調教もよく走っていました。
来年はジャパンカップを目標にローテーションを組めば、勝てそうな雰囲気ですね。
3着シャフリヤール 2番人気
残り200ｍまでは良い手応えでしたが、外からコントレイルが来たところで一杯になってしまいました。
1コーナーではアリストテレスの斜行からシャドウディーヴァが内に斜行で、ラチにぶつかるアクシデントがあり、痛かったですね。
3歳馬で斤量55kgは有利なのと、前走は道悪で参考外とすると、ここは有力かなと思いました。
上位2頭は、ちょっと力が違いました。
4着サンレイポケット 10番人気
内から外に出して長く良い脚を使いました。
ジョッキーの騎乗も上手く、天皇賞秋・ジャパンカップと惜しいレースが続いています。
ジャングルポケット産駒で、まさにこれ、という感じのレースでした。
5着グランドグローリー 8番人気
外から差してきました。
日本で走るにはこういう血統ということですかね。
AlzaoとLight of Hopeの全兄弟クロスがあり、ミルリーフ、マキャベリアンといった辺りは、日本の馬場にマッチする感じでしょうか。
6着ユーバーレーベン 5番人気
外は進路がなく内に入れて、最後は良い脚でした。
牡馬相手だと東京2400は厳しい感じですかね。
今後は、非根幹が合いそうな気がします。
次は京都記念に向かうようなので、ここは楽しみです。
9着アリストテレス 4番人気
展開利はあったと思いますが、逃げない方が良かったですかね。
1コーナー前に急に外へ斜行して、色々なところに不利が生まれました。
母母父トニービンで、時計の出る馬場も良く、急坂が無いこともプラスかなと思いました。
血統的に早熟なのかもしれないですね。
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