※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年5月22日、東京競馬場でオークス（芝2400m）が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年のオークスを制したのは、スターズオンアース
競走成績：7戦3勝（2022年5月22日現在）
スターズオンアースが2冠達成となりました。
前走桜花賞は不利もありながら、差し切った根性は見事でした。
桜花賞は上位の着差も少なく、オークスも混戦かなと思いましたが、終わってみれば、強い競馬で2冠となりました。
発走時間が15分も遅れるアクシデントがありましたが、その中できっちり勝ち切るのは、精神力がすごいなと思います。
鞍上は前走から乗り代わってルメールジョッキー。
ルメールジョッキーは、これが今年初の重賞勝利で、本当に嬉しそうでした。
秋は3冠なるか、というところですね。
去年も思いましたが、阪神2000ｍというのは、難しいコースだと思うので、夏をゆっくり休んで、また秋に見応えある走りを期待したいです。
スターズオンアースの血統
父：ドゥラメンテ
母：サザンスターズ
母の父：Smart Strike
血統表は以下の通り。
スターズオンアースの血統については桜花賞の記事をご覧ください。
2代母スタセリタが2009年ディアヌ賞（フランスオークス）勝ち。
叔母ソウルスターリングが2017年オークス勝ち。
そして、スターズオンアースが2022年オークス勝ち。
本当に2400ｍが合いそうな血統で、その全てにルメールジョッキーが乗っているというのもすごいことです。
ディープインパクトが亡くなってしまった今、ドゥラメンテがクラシック血統になっていきそうな気がします。
それだけに早逝が残念ではありますが、スターズオンアースを始め残された産駒には、さらに期待したくなります。
レース映像
スターズオンアースは18番です。
天候：晴
馬場：良
レース時計：2:23.9
ラスト4F：46.4
ラスト3F：34.8
前後半600mのラップバランス：35.3 – 34.8
前後半800mのラップバランス：47.9 – 46.4
前後半1000mのラップバランス：60.6 – 58.5
前後半1200mのラップバランス：1.13.1 – 1.10.8（スローペース）
12.4 – 11.0 – 11.9 – 12.6 – 12.7 – 12.5 – 12.3 – 12.1 – 11.6 – 11.3 – 11.7 – 11.8
1着スターズオンアース 3番人気
道中は縦長の展開になり、大外枠からでも上手く競馬できたと思います。
前述の血統の通り、やはり距離を延ばして良さが出ましたね。
秋華賞は内回りをこなせれば、と思いますが、フェアリーステークスもある程度走っている通り、それほど問題ないのかなと思います。
あとは順調にいけば、3冠もチャンスあるかなと思います。
2着スタニングローズ 10番人気
前々からしぶとさを活かせました。
こういう前で運べる馬には、レーンジョッキーも合っていたと思います。
スタニングローズは薔薇一族で2代母ローズバド。
スターズオンアース同様、距離を延ばして良さが出たと思います。
阪神内回りは向きそうですね。
3着ナミュール 4番人気
内から差してきました。
スタートも普通に出て、中団で運べれば、強いですね。
左回りの方が良いのかもしれません。
返し馬から工夫をしました、というコメントがありました。
返し馬は2コーナー付近までいっていたようで、帰りはスタンド前をゆっくりゲートに向かっていました。
4着ピンハイ 13番人気
長く良い脚を使いますね。
長い直線も良さそうです。
あとは夏に馬体が成長してくれば、という感じですかね。
ここまでは馬体も減ってしまったり、思うように使えてないようなので、また秋に期待したいです。
5着プレサージュリフト 8番人気
東京に戻って、良さが出ました。
残り100ｍくらいで止まってしまったので、距離はちょっと長そうです。
6着ルージュエヴァイユ 5番人気
大外を追い込んできました。
まだ走りのバランスが悪そうで、成長を期待したいです。
前走も不利がありながら差し込んできましたし、自力は高そうです。
7着アートハウス 2番人気
スタート後によれていました。
もうちょい溜められれば良かったのかもですね。
走りのバランスの悪さがレースになると分かりやすいと思います。
内回りの方が向きそうですね。
12着サークルオブライフ 1番人気
出遅れてしまいました。
直線に賭けましたが、全く良いところがなかったです。
発走を待たされたのが痛かったですが、これも競馬ですね。
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