【菊花賞 2022】アスクビクターモアがGⅠ初制覇!持続力の問われるレースで着差以上に強い競馬

2022菊花賞 GⅠ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2022年10月23日、阪神競馬場で菊花賞(芝3000m)が行われました。
JRA公式のレース結果

競走成績:9戦4勝(2022年10月23日現在)

※2022年の菊花賞は京都競馬場の改修工事の影響で、阪神競馬場で行われました。

アスクビクターモアの血統

父:ディープインパクト
母:カルティカ
母の父:Rainbow Quest

血統表は以下の通り。

アスクビクターモアの血統
引用元:netkeiba.com

アスクビクターモアの血統については弥生賞ディープインパクト記念の記事をご覧ください。

ディープインパクト産駒ながら、母系は重く、阪神の菊花賞は、ぴったりだったと思います。

レース映像

アスクビクターモアは14番です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

天候:晴
馬場:良
レース時計:3:02.4 レコード
ラスト4F:48.9
ラスト3F:37.0
前後半600mのラップバランス:34.9 – 37.0
前後半800mのラップバランス:46.8 – 48.9
前後半1000mのラップバランス:58.7 – 61.0
1000mごとのラップバランス:58.7 – 62.7 – 61.0(ミドルペース)
12.3 – 10.9 – 11.7 – 11.9 – 11.9 –
12.1 – 12.6 – 13.3 – 12.6 – 12.1 –
12.1 – 11.9 – 11.9 – 12.2 – 12.9

1着アスクビクターモア 2番人気

距離は良さそうでしたが、折り合いが不安かなと思っていました。
初輸送もどうかなと思いましたが、難なく、こなしましたね。

前が飛ばして、より有利な展開になったかと思います。
番手で前と離れていたので実質逃げてるのと同じ感じですね。
リズム良く走れて良かったと思います。

4角手前残り500mくらいで早め先頭から押し切りました。
厳しい展開の中でも勝ち切るのは、着差は小さいですが強いと思います。

次は状態次第で有馬記念ですかね?
個人的には来年の天皇賞春で、タイトルホルダーと対決になって欲しいなと思ってます。

2着ボルドグフーシュ 7番人気

芝2200m以上で勝った実績があり、タフな流れになれば外差しがハマる可能性はあるかなと思っていました。

スタート後押していって、ある程度の位置を取れました。
2021年スプリンターズステークスのシヴァージでもそうでしたが、吉田隼人ジョッキーはこういうのが上手いんですかね。

残り1000mくらいからのロングスパートでした。
4コーナーは外に斜行して過怠金を取られてしまいましたが、長く良い脚を使える力を最大限引き出した形ですね。

3着ジャスティンパレス 4番人気

兄アイアンバローズで距離が延びて良さそうかなと思いました。

今回は調教が微妙だったかもですね。
最終追い切りで時計を出しているのに、併せで遅れていました。
前走からの間隔も詰まっていましたし、多少反動があったのかなと思います。

スタート後すぐに内に潜り込む動きがあり、鮫島克駿ジョッキーは上手いですね。
4コーナーは詰まってしまい、惜しい競馬でした。

4着ドゥラドーレス 3番人気

ドゥラメンテ産駒で距離が延びて良さそうでしたが、折り合いが不安でした。
宮田厩舎も関西遠征はイマイチで人気ほど走っていない感じですね。

直線は外から差してきました。
4コーナーの不利は大きかったですね。
ただし、上位3頭とはかなり離されてしまいました。

ペースが速かったことで上手く折り合えた感じですかね。
道中折り合えれば強いと思います。
素質はあり、東京で折り合って走れるようになれば、というところです。

5着シホノスペランツァ 17番人気

血統的にも向いていて、芝2200m以上で勝った実績もありました。

直線は内から差してきました。
道中ロスなく競馬でき、5着は立派だと思いますが、力関係の判断が難しいですね。

7着プラダリア 5番人気

前走は状態が良くなかった分、そこまでの消耗が無い感じかなと思いました。
今回は最終追い切りも坂路に戻り、調教も良くなった感じでした。

もうちょっとやれるかと思いましたが、距離が長かったですかね。
「最初のコーナーでごちゃついて引く形になりました」とコメントがありました。

8着ガイアフォース 1番人気

距離が延びても良さそうで折り合えると思いましたが、最内枠が仇になりましたかね。
前走輸送競馬からの中4週も厳しかったと思います。

少しスタートが悪く、1列後ろになってしまいました。
道中掛かる面もあり、4コーナーでは余力がなかったですね。
中距離に戻って、再度期待したいと思います。

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