※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年12月4日、中山競馬場でステイヤーズステークス（芝3600m）が行われました。
JRA公式のレース結果
2021年のステイヤーズステークスを制したのは、ディバインフォース
競走成績：23戦4勝（2021年12月4日現在）
ディバインフォースが重賞初制覇となりました。
3歳時には菊花賞で4着に入っていて、長距離では早くから力を見せていました。
その後は、2400〜2600ｍ辺りを中心に走ってきましたが、勝ちきれないレースが続きました。
2021年は3月に淡路特別を勝って2勝クラスを突破、現在は3勝クラスですが、格上挑戦で重賞初制覇です。
毎回上がりの脚が速く、3000ｍ以上ではまだ底を見せていません。
ここを勝ったことで、来年はサウジのレッドシーターフハンデも選択肢に入ってきたようで、今後が楽しみです。
ディバインフォースの血統
父：ワークフォース
母：ツクバビューティ
母の父： ゼンノロブロイ
血統表は以下の通り。
父はワークフォース。
ワークフォース産駒は重賞初制覇となりました。
こういう重厚な血統がステイヤーズステークスに合うんでしょうね。
母ツクバビューティは中央で未勝利。
母の父はゼンノロブロイでサンデーサイレンス系。
母の母の父はAlzaoで、母系から瞬発力を引き出しているような血統です。
伯父にルックトゥワイスがいます。
レース映像
ディバインフォースは11番です。
天候：晴
馬場：良
レース時計：3:47.6
ラスト4F：47.0
ラスト3F：35.3
前後半600mのラップバランス：39.9 – 35.3
前後半800mのラップバランス：53.2 – 47.0
前後半1000mのラップバランス：65.3 – 58.9
前後半1600mのラップバランス：1.44.0 – 1.37.4
1200mごとのラップバランス：78.1 – 78.4 – 71.1（スローペース）
1着ディバインフォース 6番人気
出遅れてしまいました。これはいつも通りな感じですね。
最後は外から差してきました。
ステイヤーズステークスは、サドラーズウェルズやロベルト、シルヴァーホークなど、英ダービーなどで実績があったりする、重厚な血統が走る感じですね。
中山実績があったのも良かったと思います。
2着アイアンバローズ 4番人気
道中は掛かっていました。
内で包まれそうな枠でしたが、1周目1コーナーで上手く外に出せました。
気性的に、包まれるとかなり危ないと思ったので、これは良かったですね。
1周目2コーナーで先頭に立ち、そのまま押し切るかと思いましたが、最後は差されてしまいました。
オルフェーヴル産駒で適性がありそうですね。
オルフェーヴル産駒は、2020年にオセアグレイトとタガノディアマンテがワンツー。
来年以降もオルフェーヴル産駒には注目したいと思います。
3着シルヴァーソニック 5番人気
道中は掛かっていました。
前目からジリ脚で、なかなか良い競馬でした。
松籟ステークス3着という実績もありました。
外枠が良かったですね。
シルヴァーソニックもオルフェーヴル産駒です。
4着トーセンカンビーナ 2番人気
立ち上がり出遅れてしまいました。
1周目直線で動いていき、4コーナーでは一杯も、残り150ｍからの脚がすごかったです。
中山3600ｍは合わない感じですかね。
ディープインパクト産駒ですが、ステイヤーズステークスではそこまで好走している感じがしませんね。
5着ゴースト 8番人気
2周目向こう正面で内から動いていきました。
4コーナーではインの面白い位置にいましたが、最後は失速してしまいました。
丹頂ステークスは展開不利もありました。
ゴーストはハーツクライ産駒で、ハーツクライ産駒は2020年もポンデザールが3着など、こういう長い距離ではディープインパクト産駒以上に、人気のない馬でも走ってくる感じがします。
7着カウディーリョ 1番人気
道中は掛かっていました。
気の悪いところが出てしまいましたね。
丹頂ステークスを勝ちましたが、3000ｍ超えは長すぎる感じですかね。
8着ヴァルコス 3番人気
終始後方のままでした。
調子が悪かったですかね。
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