※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年2月28日、中山競馬場で中山記念(芝1800m)が行われました。
JRA公式の中山記念レース結果
2021年の中山記念を制したのは、ヒシイグアス
競走成績:11戦6勝(2021年2月28日現在)
ヒシイグアスは重賞連勝となりました。
前走中山金杯も強かったですよね。
これで4連勝です。
ハーツクライ産駒で5歳になって完全に覚醒したという感じです。
鞍上の松山ジョッキーも、昨年牝馬3冠を達成して、めちゃくちゃ自信が付いたのか、今年の活躍もすごくて安定していますね。
ヒシイグアスも松山ジョッキーも非常に勝負強い感じですね。
今年の中山記念はメンバーが手薄でしたが、これだけの走りができれば強いと思います。
次走は大阪杯ですかね?
今後はGⅠとか相手関係も強くなっていきますが、今年はヒシイグアスに期待したいです。
ヒシイグアスの血統
父:ハーツクライ
母:ラリズ
母の父:Bernstein(バーンスタイン)(ストームキャット系)
血統表は以下の通り。
血統については中山金杯の記事もご覧ください。
レース映像
ヒシイグアスは8番(黄色の帽子)です。
天候:晴れ
馬場:良
レース時計:1:44.9 レコードタイ
前半1000m:57.8
ラスト4F:47.1
ラスト3F:35.3
前後半600mのラップバランス:34.9 – 35.3
前後半800mのラップバランス:46.3 – 47.1(ミドルペース)
レースのポイント
1着ヒシイグアス
中山競馬場は開幕週で前残り傾向がありましたが、しっかり前目の位置が取れたのが良かったです。
最後は叩き合いで着差はわずかでしたが、着差以上に強い競馬でした。
今までがスローの競馬ばかりだったので、バビットのように引っ張る馬がいるとどうなるかなと思いましたが、全然問題なかったです。
あと、高速馬場もどうかなと思いましたが、これも問題なかったです。
この辺りは母系がストームキャット系ですし、成長した今ならむしろ合っているのかもしれません。
ハーツクライ産駒は成長して前にいけるようになると強いですね。
2着ケイデンスコール
右回りで、ここまで走るとは思いませんでした。
こちらも母父がハーツクライで、京都金杯の頃から前目にいけるようになりました。
また、ダイナサッシュ牝系で、ここからが本番なのかもしれません。
血統については京都金杯の記事もご覧ください。
近親にはバランスオブゲームがいるので、中山は合うんですかね。
3着ウインイクシード
中山金杯に続き、ここでも3着。
400手前で先頭でしたが、最後は差されてしまいました。
とはいえ、完全に勝ちパターンで今回は勝った馬が強かったです。
中山のこういう持続の流れは合いますね。
マンハッタンカフェ産駒なので、中山1800はちょうど良かったですかね。
バビットに競馬をさせなかった横山武ジョッキーの騎乗も見事でした。
4着ゴーフォザサミット
蛯名ジョッキーが最後の騎乗でした。
ジョッキーもコメントしていましたが、前半がもうちょっと遅ければ面白かったかもですね。
開幕週の速い馬場は合ってると思っただけに惜しい競馬でした。
5着トーセンスーリヤ
前目から良い競馬でしたが、残り200mで止まってしまいました。
休み明けの分ですかね。
去年は宝塚記念とかでも、なかなか良い競馬をしていましたし、前目にいける馬なので、今後も重賞ではチャンスあると思います。
ローエングリン産駒なので、中山はちょうど良い舞台でした。
3番人気クラージュゲリエ9着
4コーナー手前では鞭も入って追い通しでした。
この馬場では、なかなか後ろからは追い込めないですね。
スタートもあまり良くなく、最初の位置取りで決まってしまったような感じでした。
まあ、中山のこういう持続の流れは合わないですかね。
2番人気バビットは14着
ちょっと速いペースでしたが、ここまで負けるかという感じですね。
常に半馬身差くらいで、ウインイクシードのプレッシャーがすごかったので、完全に横山武ジョッキーに上手く乗られました。
バビットは単騎でいければ良いですが、それ以外は全然ダメなので、他の出走馬も気にしないとダメですね。
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