【ダービー 2021】シャフリヤールがGⅠ初制覇!最後はものすごい切れで差し切り勝ち

2021ダービー GⅠ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年5月30日、東京競馬場でダービー(芝2400m)が行われました。
JRA公式のダービーレース結果

2021年のダービーを制したのは、シャフリヤール

競走成績:4戦3勝(2021年5月30日現在)

シャフリヤールがGⅠ初勝利、ダービー馬となりました。

前走、毎日杯は超高速馬場の中のレコード勝ちで、クラシックが楽しみになる結果を残していました。

阪神の長い直線で、すごい瞬発力を発揮して強い勝ち方だったので、これは皐月賞よりダービーの方が楽しみだと思っていましたが、まさにすごい瞬発力で差し切りました。

毎日杯後は皐月賞を使わず、ダービー1本に照準を合わせてきて、これが良かったですね。
毎日杯の後、間隔を空けて、しっかり仕上げてきました。

これで兄アルアインに続いて、クラシック制覇です。

鞍上の福永ジョッキーは、2018年にワグネリアンで初めてダービーを勝つと、2020年のコントレイルに続き、これで3勝目です。
ワグネリアンでの勝利が、かなり自信に繋がったそうで、勝ち方を知っている感じですね。

秋はどういうレースを使ってくるか楽しみです。
夏をゆっくり休んで、また秋に良いレースを見たいですね。

シャフリヤールの血統

父:ディープインパクト
母:ドバイマジェスティ
母の父:Essence of Dubai

血統表は以下の通り。

シャフリヤールの血統
引用元:netkeiba.com

シャフリヤールの血統については、毎日杯の記事もご覧ください。

ディープインパクト産駒はダービーでは強いですね。
シャフリヤールは母父がエーピーインディ系ですが、母系がアメリカのスピード色が強い産駒がよく走っています。

また、全兄アルアインとはタイプが違って、瞬発力タイプですね。
アルアインは皐月賞、大阪杯でGⅠを勝って、上がりが掛かるレースに強いパワータイプという感じです。

レース映像

シャフリヤールは10番(黄色の帽子)です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

天候:晴
馬場:良
レース時計:2:22.5
ラスト4F:45.3
ラスト3F:33.9
前後半600mのラップバランス:35.0 – 33.9
前後半800mのラップバランス:48.0 – 45.3
前後半1000mのラップバランス:60.3 – 57.0
前後半1200mのラップバランス:1.12.7 – 1.09.8(スローペース)

ラスト1000mが57秒とすごい時計になりました。
ラスト1000mを切ったところで12.8 – 11.7と、一気に加速、残り400m〜200mは10.8と、後半はロングスパートの中、かなり厳しいレースでした。

1着シャフリヤール 4番人気

1〜2コーナーでは団子状態で、道中はなかなか厳しかったですね。
ただ、それもあり、道中では結果的に脚が溜まったと思います。

4コーナーでは外に出しました。(これは余計だったと福永ジョッキーがコメントしていました。)

直線は残り300mで前が空くと、一気の末脚でした。
最後はエフフォーリアが外によれて来て、最後は内から差す形になりましたが、シャフリヤールは真っ直ぐ走っているんですね。

秋は菊花賞に向かうのかは分かりませんが、距離を延ばすよりは天皇賞秋とかの方が面白そうです。

2着エフフォーリア 1番人気

スタート直後、押して前に出していきました。
解説者の方でも様々な方が話していましたが、これがすごかったですね。

1コーナーまでにどれだけ良いポジションを取れるか、というダービーポジションを取っていって、すごい騎乗でした。

結果的にこれは、ハミを噛んでしまったようで、ちょっと力んだようです。

道中は団子状態で3コーナーからは位置取りが下がってしまいました。
ただ、直線に入った時は、きっちり前が空いたので、これならと思いましたが、惜しかったです。

最後は外によれてしまっていました。

ここまで来たら勝つところを見たかったですが、スポーツの世界は、こういうのが良い経験になりますね。

秋はジャパンカップとか期待したいです。

3着ステラヴェローチェ 9番人気

ずっと後ろで我慢していました。

切れる脚だと少し分が悪かったですね。
ただ、これまでGⅠでも上位に来ているので、やっぱり自力が高いです。

もうちょい流れていれば、勝つチャンスはあったと思います。

秋はどうするんですかね。
凱旋門賞なんて話もありました。

距離が延びるのは微妙な感じで、天皇賞秋、ジャパンカップの方が合ってそうではあります。

4着グレートマジシャン 3番人気

良い脚を使っていますが、まだまだこれからという感じですね。
これまでのレース振りを見ると、素質は一番と言っても良いかもしれません。

血統も欧州指向が強く、晩成の感じかなと思います。
距離が延びても良さそうですね。
菊花賞も面白いかもしれません。

5着サトノレイナス 2番人気

4コーナーで、ほぼ先頭でした。
外からバスラットレオンが来て、我慢できなかったようですね。

マイルからの延長で牡馬に混じって5着はすごい結果です。
前走までの切れ味が見れなかったのは残念ですが、やっぱり世代上位ですね。

秋は秋華賞を目指すようなので、勝ち負けではないでしょうか?

6着タイトルホルダー 8番人気

内で包まれてしまいました。
すんなり逃げれた方が良さそうですね。

スピード勝負は厳しく、時計が掛かった方が良いと思います。
その中で、6着なら力を見せたと思います。

距離は延びて良さそうですね。
菊花賞も楽しみです。

7着ヨーホーレイク 6番人気

直線はなかなか進路がなく、最後は止まってしまいました。

皐月賞では外を回して、掲示板まで来てました。
初めての東京で、時計が出る馬場は向いてそうな気がしたので、ちょっと残念でした。

兄弟がみな早熟傾向なので、今後はどうかなという感じです。

10着ワンダフルタウン 5番人気

スピード勝負はきつかったです。
時計が掛かる方が良いですね。

青葉賞を勝った馬はダービーで結果を残せないのが続いていますが、ワンダフルタウンは休み明けで青葉賞を勝ったので、もしかしたら?と思いましたが、やはり同じ結果でした。

やはり、この短期間に2400mを2回走ることと、関西馬は2回輸送があるのは、相当きついんだと思います。

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