※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年5月8日、東京競馬場でNHKマイルカップ(芝1600m)が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年のNHKマイルカップを制したのは、ダノンスコーピオン
競走成績:6戦4勝(2022年5月8日現在)
ダノンスコーピオンがGⅠ初制覇となりました。
前走アーリントンカップで重賞初制覇。
アーリントンカップから中2週も、連勝でGⅠ制覇となりました。
共同通信杯の敗戦から、輸送や東京コースはどうか、というのもありましたが、非常に状態が良かったようで、見事な勝ちっぷりでした。
レース後は安田記念も視野に入れる、とのことでしたが、結局放牧に出され、秋はマイルチャンピオンシップを目指すとのことです。
秋も楽しみにしたいと思います。
ダノンスコーピオンの血統
父:ロードカナロア
母:レキシールー
母の父:Sligo Bay(サドラーズウェルズ系)
血統表は以下の通り。
ダノンスコーピオンの血統については、アーリントンカップの記事をご覧ください。
母系がスピード血統で、こういうスピード勝負は向いてましたね。
レース映像
ダノンスコーピオンは18番です。
天候:曇
馬場:良
レース時計:1:32.3
ラスト4F:46.7
ラスト3F:34.9
前後半600mのラップバランス:34.1 – 34.9
前後半800mのラップバランス:45.6 – 46.7(ミドルペース)
12.2 – 10.5 – 11.4 – 11.5 – 11.8 – 11.1 – 11.5 – 12.3
1着ダノンスコーピオン 4番人気
外から差してきました。
大外枠からでしたが、良い位置を取れました。
アーリントンカップは桜花賞を上回る時計で、今の東京の高速馬場なら、ダノンスコーピオンという感じでしたね。
僕もそうですが、大外枠ということで、ちょっと評価を下げてしまった人も多く、4番人気ということだったと思います。
1600m〜1800mくらいは安定して走りそうで、秋も楽しみです。
2着マテンロウオリオン 3番人気
後方ポツンからの大外一気で惜しい競馬でした。
最内枠でしたが、後方で脚を溜められましたね。
どういう競馬をするのかなと思いましたが、見事でした。
ダイワメジャー産駒で、NHKマイルカップは非常に相性の良いレースですね。
スピードの持続力を存分に発揮したと思います。
あと、調教が軽かったので、どうかと思いましたが、全く問題なかったです。
3着カワキタレブリー 18番人気
大外を差してきました。
これはかなり驚きましたね。
ドレフォン産駒は高速馬場適性がありそうです。
また、母系を出す産駒も多く、カワキタレブリーは母父がディープインパクトなので、今の東京の馬場は向いてるんでしょうね。
今後も高速馬場では注目したいと思います。
4着セリフォス 1番人気
道中は掛かっていました。
前走も掛かっていましたし、ちょっと難しいところがありますね。
直線は最内を選択しましたが、休み明けの分か、掛かっていた分か、最後は止まってしまいました。
セリフォスもダイワメジャー産駒で、NHKマイルカップは良さが活きると思いましたが、残念でした。
5着インダストリア 2番人気
外から差してきました。
力は出し切った感じですかね。
マイルはちょっと短いのかもしれません。
あとはペースに戸惑ったのかもですね。
レーンジョッキーも合いそうで、左回りも良さそうで、弥生賞からの短縮ローテは昨年のシュネルマイスターと一緒と、押せるポイントがたくさんありましたが、ちょっと人気しすぎてた感じですね。
9着アルーリングウェイ 5番人気
ちょっとスピードが足りず、後ろに置いていかれてしまいました。
桜花賞からのローテが人気になっていた感じですかね。
血統的には向きそうなレースですが、アルーリングアクトの牝系は、GⅠではちょっと足りない感がありますね。
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