【アーリントンカップ 2022】ダノンスコーピオンが重賞初制覇!マイルに戻って存分に力を発揮

2022アーリントンカップ GⅢ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2022年4月16日、阪神競馬場でアーリントンカップ(芝1600m)が行われました。
JRA公式のレース結果

2022年のアーリントンカップを制したのは、ダノンスコーピオン

競走成績:5戦3勝(2022年4月16日現在)

ダノンスコーピオンが重賞初制覇となりました。

2歳は6月の阪神でデビューして1着。
2戦目は萩ステークスでキラーアビリティに競り勝ち、2勝目。
その後朝日杯フューチュリティステークスで3着。

3歳になって前走共同通信杯で7着。
前走は状態が伴ってなく、惨敗も仕方のない結果でした。

今回は距離もマイルに戻って、強い競馬を見せました。
次はNHKマイルカップに向かうようです。

輸送さえ問題なければ、と思いますが、共同通信杯の時が状態が伴わず、とのことだったので、どういう仕上げをしてくるかというところも注目したいと思います。

ダノンスコーピオンの血統

父:ロードカナロア
母:レキシールー
母の父:Sligo Bay(サドラーズウェルズ系)

血統表は以下の通り。

ダノンスコーピオンの血統
引用元:netkeiba.com

父はロードカナロア。
アーリントンカップでは2019年1着のイベリス、2021年2着のリッケンバッカーが走っています。
さらにキングカメハメハ系まで広げても、2021年1着ホウオウアマゾン、2018年3着レッドヴェイロンも走っていて、向いてる血統ですね。

母レキシールーはカナダ、アメリカで10勝。
カナダでは重賞勝ちもあります。

母の父はSligo Bay。
現役時代は2002年ハリウッドターフカップ1着など、アメリカを中心に走りました。
種牡馬としてはGⅠ勝ち馬はいないものの、北米で重賞勝ち馬がいます。

ロードカナロア×北米血統ということで、こういったスピード勝負には向きそうですね。

レース映像

ダノンスコーピオンは10番です。

引用元:JRA公式YouTubeチャンネル

天候:晴
馬場:良
レース時計:1:32.7
ラスト4F:46.4
ラスト3F:34.2
前後半600mのラップバランス:34.3 – 34.2
前後半800mのラップバランス:46.3 – 46.4(ミドルペース)
12.1 – 10.6 – 11.6 – 12.0 – 12.2 – 11.3 – 11.1 – 11.8

1着ダノンスコーピオン 1番人気

外から差してきました。
直線は詰まりながらでも差し切ったのは、やはり能力は高いですね。

前述しましたが、前走共同通信杯は状態が悪かったというのがありました。

ただ、今回も調教はそれほど強くもなく、次が目標という感じでした。
次はきっちり仕上げてきそうですが、輸送がどうかですね。

2着タイセイディバイン 7番人気

外の好位から差してきました。
抜け出すのがちょっと早かったですかね。

ファルコンステークスの競馬から、マイルくらいが合いそうかなと思いました。

3着キングエルメス 4番人気

好スタートから良い位置取りでした。
直線は詰まりながら内から差してきました。

ダノンスコーピオンと同じロードカナロア産駒で、アーリントンカップにはぴったりですね。

骨折休養明けでありながら、よく走りました。
厩舎的にも叩いて良くなりそうですし、次も楽しみです。

4着ジュンブロッサム 2番人気

出遅れてしまいました。
直線は殿から大外一気で追い込んできました。
ちょっと脚を余してしまいましたね。

共同通信杯の競馬から、重賞だと2000mの方が良さそうな気がしましたが、まさにそんな感じですね。

5着ディオ 3番人気

道中は掛かっていました。
直線は最内を突きましたが、詰まってしまいました。

リオンディーズ産駒なので、キングカメハメハ系でレース自体は向きそうでした。

前走は掛かりと末脚がかなり削がれる馬場でしたかね。
リオンディーズ産駒で距離短縮も良さそうでしたし、上がりも速いので期待していましたが、残念でした。

6着トゥードジボン 5番人気

直線はかなりフラフラでしたね。

朝日杯9着で地力は上位だと思ったので、内枠を活かせればと思いました。

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