※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2022年3月20日、中山競馬場でスプリングステークス（芝1800m）が行われました。
JRA公式のレース結果
2022年のスプリングステークスを制したのは、ビーアストニッシド
競走成績：6戦2勝（2022年3月20日現在）
ビーアストニッシドが重賞初制覇となりました。
2021年10月の中京でデビュー。
2戦目の未勝利で勝ち上がりました。
3戦目の京都2歳ステークスで2着。
3歳初戦はシンザン記念4着。控える競馬を試していました。
前走共同通信杯が3着。
そして、今回スプリングステークスで重賞制覇です。
好走しても、なかなか人気になりませんが、力がありますね。
皐月賞は同型の存在も気になりますが、こういう逃げ馬は今後も楽しみです。
ビーアストニッシドの血統
父：アメリカンペイトリオット
母：マオリオ
母の父：ネオユニヴァース
血統表は以下の通り。
父はアメリカンペイトリオット。
産駒は重賞初制覇となりました。
現3歳世代が初年度産駒です。
ウォーフロント系で良血なので、今後も楽しみですね。
ビーアストニッシドのように、母父サンデーサイレンス系とかなら、良い感じにスピードが強化されて、良い馬が出そうです。
母マオリオは未出走。
叔母に2017年のフェアリーステークスを勝ったライジングリーズンがいます。
3代母エビスファミリーからは、ブルーコンコルドが出ています。
レース映像
ビーアストニッシドは1番です。
天候：曇
馬場：稍重
レース時計：1:48.4
前半1000ｍ：60.8
ラスト4F：47.6
ラスト3F：35.3
前後半600mのラップバランス：36.7 – 35.3
前後半800mのラップバランス：48.8 – 47.6（スローペース）
12.9 – 11.6 – 12.2 – 12.1 – 12.0 – 12.3 – 12.0 – 11.3 – 12.0
1着ビーアストニッシド 5番人気
スタートでつまづいてしまいましたが、前にいけました。
道中は掛かりながらですが、逃げるとしぶといですね。
前走も3着でしたが、外が伸びる馬場だったので、負けて強しという感じでした。
皐月賞は同型の存在ですかね。
中山とか小回りコースでは侮れないと思います。
2着アライバル 2番人気
番手からの競馬でした。
これは驚きましたが、ルメールジョッキーはこういう馬場や展開を読むのが上手いですね。
小回りは合わなそうですが、前走は内枠で1コーナーでは他の馬とぶつかったり、4コーナーで詰まったりがありました。
状態も良くなかったみたいですね。
今回はそれらが全部好転して、良い競馬でした。
現状、間隔を空けたほうが良さそうなのでNHKマイルカップとかいくんですかね？
マイルでも長い直線なら面白いと思います。
3着サトノヘリオス 6番人気
内から差してきました。
内で我慢できる騎乗は見事でした。
岩田望来ジョッキーは重賞を勝ってから、重賞でもちょっと変わってきた感がありますね。
ホープフルステークスは反動があったんでしょう。
間隔を空ければ、また走りそうです。
4着エンギダルマ 11番人気
最後は差されてしまいましたが、枠も活かして、しぶとい競馬でした。
中山は合いそうです。
5着ディオ 7番人気
道中は掛かっていました。
リオンディーズ産駒ということもあり、距離延長ではちょっとパフォーマンス悪かったかなと思います。
次走短縮なら、また走ってきそうです。
6着ドーブネ 8番人気
出遅れてしまいました。
直線は大外を追い込んできました。
内前有利でこれだけ追い込めれば良いですね。
調教もできるようになってきて、これだけの素質があれば重賞を勝つチャンスはありそうです。
7着アルナシーム 4番人気
中山は合わなそうですね。
前走を見ると瞬発力向きかなと思うので、長い直線で再度期待したいです。
10着ソリタリオ 3番人気
行きっぷりが悪く、3コーナー過ぎで大きく手が動いていました。
右回りがあまり良くない感じですかね？
ずっとマイルを使ってきたスピードが活かせそうでしたが、残念な結果でした。
切れる脚がないので小回りの方が走れそうですが、マイルに戻ってという感じですかね。
NHKマイルカップなら、上がりが掛かる展開になれば、という感じです。
11着アサヒ 1番人気
出遅れてしまいました。
ゲートの中でかなり暴れていましたね。
3コーナー前から上がっていきましたが、残念な結果でした。
血統的には小回りの方が合っているかなと思いましたが、東京の方が良さそうですね。
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