※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2020年12月12日、中京競馬場で中日新聞杯(芝2000m)が行われました。
JRA公式の中日新聞杯レース結果
2020年の中日新聞杯を制したのは、ボッケリーニ
競走成績:12戦5勝(2020年12月12日現在)
ボッケリーニは重賞初挑戦で初制覇となりました。
近走もオープンで、ランブリングアレーやサラキアと差のない競馬をしていましたし、ここは力を発揮して重賞初制覇です。
ボッケリーニは4歳ですが、全兄ラブリーデイも5歳の中山金杯で重賞初制覇と時期も近く、ラブリーデイが5歳でGⅠを勝ったことを考えると、ボッケリーニも今後が非常に楽しみですね。
中日新聞杯のレース振りも、ラブリーデイに似てるなと懐かしみながら見ていました。
来年2021年、5歳になったボッケリーニがどこまで活躍できるか、非常に楽しみです。
ボッケリーニの血統
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母の父:ダンスインザダーク
血統表は以下の通り。
キングカメハメハ×ダンスインザダークという配合は、最近だとユーキャンスマイルとかがいますね。
ユーキャンスマイルもボッケリーニと同じ、金子真人さんがオーナーなので、こだわっている配合なのかもですね。
ダンスインザダーク産駒はザッツザプレンティ、デルタブルースなどステイヤーの馬が多かったですが、母父に入ることで、マイルから中距離でスピードを活かす馬も出てきています。
ボッケリーニの場合は父がキングカメハメハということもあり、ラブリーデイそっくりでパワータイプという感じですね。
牝系を見ると、4代母の父にノーザンテーストがいるので、全兄ラブリーデイのように成長力があって、5歳くらいになってから活躍できるんでしょうね。
レース映像
レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。
天候:晴れ
馬場:良
レース時計:2:00.1
前半1000m:61.5
ラスト4F:46.3
ラスト3F:34.4
前後半600mのラップバランス:36.4 – 34.4
前後半800mのラップバランス:49.1 – 46.3
前後半1000mのラップバランス:61.5 – 58.6(スローペース)
レースのポイント
ボッケリーニは内枠も活かして、前目に付けながら、最後の直線では長く良い脚を使いました。
特に坂を上ってからの伸びがすごかったです。
最後はヴェロックス、シゲルピンクダイヤと併せて伸びて、この辺りのレース振りがラブリーデイに似ているなと思いました。
2着はシゲルピンクダイヤ。
前回ゲートに入らなかったこともあり、今回もダメだったら引退の危機だったようですね。
今回はしっかり入りました。
ゲートにちゃんと入れば堅実に走ると思うのですが、難しいところですね。
個人的に2021年のヴィクトリアマイルに出てきて欲しいので、今後も頑張って欲しいです。
3着はヴェロックス。
力はありますが、勝ちきれないですね。
前走の敗因もよく分かりませんでした。
ハーツクライ系なので、今後もっと成長する可能性はありますが、狙い所が難しいです。
4着はショウナンバルディ。
内枠前目からで展開にも恵まれ、良い位置取りでした。
5着はグロンディオーズ。
ルメールジョッキーが距離が短いとコメントしていました。
2000mでも中京よりは東京とか新潟ならまだ良いのかもしれませんね。
4番人気サトノソルタスは7着。
終始外を回っていたので、この展開では厳しかったです。
今回はノーカウントで、また次回期待したいです。
5番人気サトノガーネットは8着。
サトノガーネットもこの展開では厳しかったですね。
最後方から大外回したので、よく8着まで来たという感じです。
サトノガーネットも今回はノーカウントで、またペースが流れそうなタイミングで狙いたいです。
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