※レース画像をJRA公式ホームページから引用
2021年2月14日、東京競馬場で共同通信杯(芝1800m)が行われました。
JRA公式の共同通信杯レース結果
2021年の共同通信杯を制したのは、エフフォーリア
競走成績:3戦3勝(2021年2月14日現在)
エフフォーリアはデビューから3連勝で重賞初制覇となりました。
前走百日草特別も強い競馬でしたし、共同通信杯も前から一気に突き抜けて強かったです。
鞍上の横山武史ジョッキーはデビュー前から跨っていて、とても期待していたみたいですね。
昨年一気にブレイクした横山武ジョッキーと共に、クラシックの舞台が楽しみです。
ここ2戦がスローからの瞬発力勝負になりましたが、本番のペースが上がった時にどうかですね。
新馬戦は札幌で勝っていますが、小回りの中山よりは今回の東京の方が向きそうなので、皐月賞よりはダービー向きですかね。
近年、共同通信杯はその後のクラシックやGⅠに繋がっていく馬が多いので、エフフォーリアの今後も楽しみです。
エフフォーリアの血統
父:エピファネイア
母:ケイティーズハート
母の父:ハーツクライ
血統表は以下の通り。
![エフフォーリアの血統](https://keiba.specially198.com/wp-content/uploads/2021/02/efforia-1024x718.png)
父はエピファネイア。
東京の広いコースは合ってると思いますが、1800mでこれだけ走るとは思いませんでした。
母ケイティーズハートは中央ダートで3勝。
母の父はハーツクライ。
エピファネイア×ハーツクライという血統で、距離が延びても良さそうですね。
エフフォーリアはサンデーサイレンスの4×3のクロスがありますね。
エピファネイア産駒で母父サンデーサイレンス系や母母父サンデーサイレンスという血統は今注目されています。
3代母はケイティーズ。
ヒシアマゾンの母で、牝系からはアドマイヤムーン、スリープレスナイトなどが出ています。
アドマイヤムーンが従兄弟に当たります。
僕も注目している牝系ですが、今回、エフフォーリアが出てきて、今後も期待です。
3歳でも活躍できそうですが、古馬になってからの方がより活躍できそうですね。
レース映像
レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。
天候:晴れ
馬場:良
レース時計:1:47.6
前半1000m:61.9
ラスト4F:45.7
ラスト3F:33.8
前後半600mのラップバランス:37.4 – 33.8
前後半800mのラップバランス:49.6 – 45.7(スローペース)
レースのポイント
1着エフフォーリア
道中は行きたがっていましたが、よく我慢して、直線は坂を上ると一気に突き抜けました。
エピファネイア産駒で東京は合いそうなのと、牝系からも東京は良さそうですね。
あとは前述しましたが、ペースが速くなった時にどうかですかね。
でもポテンシャルは高いものがあると思います。
順調に本番に向かって欲しいです。
2着ヴィクティファルス
最後は脚色が鈍りましたが、よく2着まで来ました。
伯父に幻の名馬シルバーステートがいますね。
ハーツクライ×ガリレオという配合なので、3歳のこの時期にこれだけ走るとは思いませんでした。
鞍上の松山ジョッキーもすごく上手く乗っていて、シャフリヤールを内に入れさせなかったので、めちゃくちゃ上手い騎乗だと思いました。
3着シャフリヤール
スローの瞬発力勝負で外枠はちょっと厳しかったですかね。
新馬戦を見た感じは瞬発力勝負にはポテンシャルがありそうでしたが、全兄がアルアインなので、本質は持続型で東京のようなコースは向かないのでしょうか?
中山に変わって皐月賞の兄弟制覇はチャンスあるのかなと思います。
4着キングストンボーイ
内を突いて伸びてきましたが、最後は止まってしまいました。
一瞬の脚を使うって感じですかね。
東京より小回り向きなのかもしれません。
5着ステラヴェローチェ
スローの瞬発力勝負には向かなかったですね。
阪神ジュベナイルフィリーズの時のように流れた方が良さそうです。
今回は斤量も+1kgでした。
クラシック本番の方がペースが流れそうなので、巻き返してきそうですね。
今回のメンバーの中では力は一番かなと感じています。
3番人気レフトゥバーズ9着
クイーンCに登録していましたが、やっぱりマイルの方が良さそうですね。
ディープインパクト×タピットという配合で、グランアレグリアと同じです。
この後はどこに出てくるかですが、桜花賞とかは面白いと思うんですけどね。
今回賞金加算して、直行で行って欲しかったです。
5番人気ディオスバリエンテは11着
気性的に難しい面が出てしまいましたかね。
中山マイルとかが合いそうです。
ディアデラノビア産駒ですが、この一族はみんな気難しい面があり初めてのオープンや重賞は飛んでる馬が多いんですよね。
ディアデラノビア自身もそうですし、ディアデラマドレ、カウディーリョ、グレイトオーサーなど。
今後経験を重ねれば、重賞でも好勝負できそうな感じではあります。
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