【クイーンカップ 2021】アカイトリノムスメが3連勝で重賞初制覇!アパパネとの母娘2代でGⅠ制覇なるか?

2021クイーンC GⅢ

※レース画像をJRA公式ホームページから引用

2021年2月13日、東京競馬場でクイーンカップ(芝1600m)が行われました。
JRA公式のクイーンカップレース結果

2021年のクイーンカップを制したのは、アカイトリノムスメ

競走成績:4戦3勝(2021年2月13日現在)

アカイトリノムスメは3連勝で重賞初制覇となりました。

初戦こそ敗れたものの、2戦目の未勝利戦からこれで3連勝です。
新馬を負ける辺りが、国枝厩舎らしいですね。(アーモンドアイもそうでした)

前走赤松賞もなかなか良い競馬だと思いましたが、クイーンカップも良い競馬で強いところを見せました。

アパパネ産駒としても重賞初制覇です。
兄ジナンボーとラインベックは重賞勝ちまであと一歩でしたが、いよいよアパパネ産駒でもGⅠを狙えそうな馬が出てきましたね。

アパパネの3冠も見ていましたし、オークスでのサンテミリオンとの同着は、すごく印象に残っています。

アパパネの娘のアカイトリノムスメがクラシックでどこまでやれるか、今から春シーズンが楽しみです。

アカイトリノムスメの血統

父:ディープインパクト
母:アパパネ
母の父:キングカメハメハ

血統表は以下の通り。

アカイトリノムスメの血統
引用元:netkeiba.com

父はディープインパクト。
東京マイルはぴったりでしたね。

母アパパネは2010年の牝馬3冠馬。
2歳時には阪神ジュベナイルフィリーズ、4歳ではヴィクトリアマイルも勝ち、GⅠ5勝を達成しました。

母の父はキングカメハメハ。
ディープインパクト×キングカメハメハという王道の血統で、アカイトリノムスメも素軽いスピードがありますね。

アパパネの仔は、ここまで4頭のディープインパクト産駒がいます。
1番仔のモクレレは中央競馬で3勝。
2番仔のジナンボーは2019年・2020年の新潟記念2着など。
3番仔のラインベックは2歳オープンの中京2歳ステークス勝ちなど。

レース映像

レース映像は以下のJRA公式レース結果のページで確認できます。

JRA公式のクイーンCレース結果

天候:晴れ
馬場:良
レース時計:1:33.3
前半800m:46.5
ラスト4F:46.8
ラスト3F:34.9
前後半600mのラップバランス:34.6 – 34.9
前後半800mのラップバランス:46.5 – 46.8(ミドルペース)

レースのポイント

1着アカイトリノムスメ

スタートも問題なく、前目に付けられました。
位置取りも良く、上がりも良かったです。

今回みたいな競馬なアパパネらしい競馬ですかね。

前走赤松賞のようにスローで溜める展開になっても速い上がりが使えそうですね。

このまま順調にいけば、桜花賞もオークスも結構チャンスあるのかなと思います。

2着アールドヴィーヴル

1列後ろからになりましたが、上がり最速で追い込んできました。
キングカメハメハ×ディープインパクトという血統なので、今回のように長い直線でスピードを活かすというのも合っていると思います。

バレークイーン牝系なので、秋以降の方が良くなってきそうですね。

3着ククナ

スタートはちょっと出遅れてしまいました。

シンザン記念から中4週だったので、疲れがあったように思います。
もうちょっとレース間隔を空けたほうが良さそうなタイプですね。

今回は3着でしたが、メンバーの中でポテンシャルが一番ありそうなのはククナかなと思っています。

アルテミスSでソダシに迫った末脚はすごいものがありました。

母クルミナルは桜花賞2着、オークス3着と本番で好成績だったので、ククナにも期待したいですね。
これで桜花賞直行で出走できれば、面白いかなと思っています。

4着エイシンヒテン

エイシンヒテンはスピードありますね。
4着に粘ったのは驚きでした。

阪神ジュベナイルフィリーズではいまいちでしたが、急坂が合わずに東京とか京都とかの方が良さそうですね。
京都が改修工事中なのが痛いです。

あと、距離は1400くらいがちょうど良いのかもしれないですね。

5着イズンシーラブリー

ディープインパクト産駒で上がりが速いですね。
母父ファルブラヴなのでまだまだこれからの馬という感じです。

現状ではクラシックは厳しいと思いますが、秋以降は注目したいです。

4番人気ステラリアは6着

前走が馬体重-10kgだったので、戻って欲しかったです。
後ろから上がり最速でした。

キズナ産駒ですが、母父はサドラーズウェルズ系なのと、母系にはミルリーフの血も入っているので、もうちょっと距離を延ばした方が良さそうな気がします。

3番人気リフレイムは13着

揉まれる競馬になってしまい、厳しかったですね。
陣営はあえて、そういう競馬を教えているのかもしれませんが、今回もこういう結果だと、なかなか上手く走るのは厳しそうです。

現状だと最後方からか、大外回すかしかないですが、重賞で勝つにはそれだと厳しいんでしょうね。

思い切って逃げたりしたらどうなのかなとも思いますが、そこまで行き脚がないのでしょうか。
まあ、新馬戦みたいになっちゃったりするのかもですが。

あとはアメリカンファラオ産駒なので、一度ダートでは見てみたいですね。

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